晩ご飯のスパゲッティみて 思い出したんですが わたくしが高校生まで暮らした、釧路には「泉屋」という老舗洋食屋があります これ、釧路出身者で、知らない人はまずいない 特に、中学高校時代を、釧路で過ごした人間は ほぼ、みんな知ってるはず っていうくらいの有名店。 で、ここの、名物料理が、「鉄板スパゲティ」 よく、ステーキ等がじゅ~じゅ~音をたてて出される あの厚い鉄板、 その上に、 ナポリタンやら、ミートソースやらが盛られて出て来る。 もちろん麺は、茹で上げではなく、あらかじめ固めに茹でておいたものを 注文受けてから、炒め オーブンで熱々になっている鉄板にのっけられて 「ピチピチ」ソースはねながら、でてくるんだす。 白い服は禁物、でてきてから「ピチピチ」が納まるまで ナプキンなどでガードして、静まるのを待つわけです。
普通のミートソース ナポリタンの他に、「スパカツ」なる 胸焼けの源みたいなメニューもあり(写真) ミートソースの上にとんかつがのってる このあたりのメニューは、体育会系の男子には、大好評。
で、先日、夕方ローカル番組見てたら、 「なぜ、釧路に鉄板スパゲッティが広がったか」なんてのをやってて どうやら、もともと、海から帰ってきた漁師相手に出したらしく 今程暖房も行き届いてない室内で、できるだけ熱々の物をってことで 考えだしたものらしいですねえ 夏場も、さぶ~~い釧路ですからねえ、これは、よくわかります。
鉄板じゅーじゅーだと、下のほうが、おこげ状態になって スパゲッティの石焼きビビンバ状態とでも申しましょうか それがまた、いいんですわね きっと。
ま、わたくしも 25年以上行ってませんから、今の状態は知りませんが TVによれば、泉屋出身のコックさんが市内にちらばっているので いまや、あちこちで「鉄板スパゲッティ」に巡り合える街だそうです。
|