■ 予告の夢物語
なぎさ 2005/09/02(Fri) 21:52 No.2603 |
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Re: 予告の夢物語 投稿者:
はるみん 投稿日:2005/09/03(Sat) 00:57 No.2604-1 |
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悪夢の予感 投稿者:
なぎさ 投稿日:2005/09/03(Sat) 16:46 No.2605-2 |
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Re: 夢見るオカマ♪ 投稿者:
PIT 投稿日:2005/09/03(Sat) 17:51 No.2606-3 |
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Re: 予告の夢物語 投稿者:
なぎさ 投稿日:2005/09/03(Sat) 19:31 No.2607-4 |
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Re: 予告の夢物語 投稿者:
なぎさ 投稿日:2005/09/06(Tue) 21:08 No.2608-5 |
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Re: 予告の夢物語 投稿者:
はるみん 投稿日:2005/09/06(Tue) 21:26 No.2609-6 |
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Re: 予告の夢物語 投稿者:
なぎさ 投稿日:2005/09/06(Tue) 21:55 No.2610-7 |
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Re: 予告の夢物語 投稿者:
はるみん 投稿日:2005/09/06(Tue) 22:53 No.2611-8 |
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Re: 予告の夢物語 投稿者:
なぎさ 投稿日:2005/09/06(Tue) 23:59 No.2612-9 |
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Re: 予告の夢物語 投稿者:
うさ 投稿日:2005/09/07(Wed) 09:52 No.2613-10 |
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外国館で働いているスタッフ達も、帰国を前にして休日の観光旅行に出かけている。
万博協会も近郊の温泉地や京都・奈良の古都観光等のバスツアーを企画していて、
その中の一つ「富士山が見れる東京観光ツアー」の添乗員を頼まれた。
外国館のスタッフは、主に日本の大学に留学中の若者が多く、日本語も達者。
和気藹々とした雰囲気の中、バスは東名高速道路を東へ疾走していた。
車窓の左前方に富士山が見えて来た。 乗客は一斉にバス左側の窓際に寄る。
富士山の凛々しさを愛でる歓声の中、一人の男がバス前方へ歩み寄って来た。
男は私が手に持っていたマイクを取り上げて大声で話始めた。
内容は、彼がバスジャックに及んだ事、手にしているのは起爆装置である事。
爆破装置はバスの床下にある事。自爆テロであり、自分も死ぬ覚悟である事。
その装置は既に作動し、今から10分後に100題の問題が2分間隔で出題され、
2分以内に正解が示されないと爆発するのだそうだ。
また、バスの走行速度が100km/hを下回っても爆発する仕掛けらしい。
しかし犯人は、起爆装置以外に凶器を所持しておらず、
数人の男性乗客の協力で身柄を拘束したが、爆破を止める手段は
100題全問正解か、バスが100km/hを維持して走行する以外に無いとの事。
一瞬騒然とした車内であったが、まもなく出題されると言うアナウンスがあり、
状況がよく掴めないままに席に座り、耳を澄ましてスピーカーを見上げた。
次々に出題されるも、30人余りの乗客は誰とも無く回答した。
その間に私は携帯電話で警察に通報し、詳しい車内の状況を説明し始めた。
犯人はその様子を眺めながら、「悪足掻きさ…」とでも言いたげに微笑んだ。
警察からの答えは、高速道路を閉鎖し、走行中の車両は全て一般道に出てもらう。
警察車両がバスを先導し、車窓から上空のヘリにより乗客の救出を行う。
ヘリ同士の接触をさける為に、救出作業は一機のみで行う。との報告だった。
バス上空に到達したヘリから一人の男が釣り下ろされて、バスに乗り込んで来た。
阿弥陀クジで選ばれた女性がそのロープに縛られて吊り上げられ救出された。
その作業が数回繰り返され、外部から乗車したのが3名の警察関係者。
一人は運転手と交代してバスを運転し、一人は頭脳明晰らしく、問題に答えた。
残る一人は、救出の為に下がって来るロープをキャッチして乗客を縛った。
しかし、バスが足柄峠付近に差し掛かると、トンネルやカーブが大くなり、
救出作業の中断が余儀なくされた。 作業再開した頃は、住宅が密集する地域に!
作業中断が大きく響き、10人程の乗客が車中に居るにも拘わらず、
バスは用賀料金所に近づきつつある。 このまま行けば料金所の狭い通路を、
100km/h以上で通過せねばならない。 既に一箇所の料金所が壊されていて、
幅は確保できたものの、これから先の首都高速に入れば急カーブも多くなり、
大型バスが100km/hの速さで走行するには余りにも危険。
仕掛けられた爆弾の破壊能力は推測できないが、都心での爆破は避けたい。
何処か100km/hのスピードで大型バスがUターンできる場所があれば、
進行方向を西に向けて、再度 足柄峠付近に差し掛かった所で、
警察関係者が一斉にロープに掴って、バスを放棄する事も考えられるが、
全く持って実現不可能な計画である事は、誰にも理解できた。
問題も残す所10問となり、最後の外人乗客が救出されて、
車中には、3人の警察関係者とバスの運転手と私の日本人5人が残された。
前方に何か見えて来た…長く連なる用賀料金所の徴収ボックスかと思いきや、
競輪場で見る数倍の大きさのカーブ用バンク。 壁のように立ち塞がるバンクが!
バスは左端の誘導路から120km/hのスピードでそのカーブ用バンクに突入した。
ぎゃぁ〜〜〜〜〜〜〜っ! って叫んで目が覚めた。
で、頭脳明晰で正解を重ねた警察関係者って言うのが、すっごいタイプだったの♪