■ やっちまったよ!海老狐
うさ 2006/11/17(Fri) 12:56 No.4057 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
シンシン 投稿日:2006/11/17(Fri) 14:14 No.4059-1 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
はるみん 投稿日:2006/11/17(Fri) 15:03 No.4060-2 |
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それにしてもこの頃のピットちゃん、まだ元気だわ? 投稿者:
PIT 投稿日:2006/11/17(Fri) 15:34 No.4061-3 |
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おお、参謀。おひさ! 投稿者:
はるみん 投稿日:2006/11/17(Fri) 17:03 No.4062-4 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
シンシン 投稿日:2006/11/18(Sat) 14:55 No.4063-5 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
うさ 投稿日:2006/11/18(Sat) 16:24 No.4064-6 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
シンシン 投稿日:2006/11/18(Sat) 20:20 No.4065-7 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
なぎさ 投稿日:2006/11/21(Tue) 00:20 No.4066-8 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
はるみん 投稿日:2006/11/21(Tue) 09:49 No.4067-9 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
シンシン 投稿日:2006/11/21(Tue) 15:00 No.4069-10 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
blue_flower 投稿日:2006/11/21(Tue) 18:38 No.4070-11 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
なぎさ 投稿日:2006/11/22(Wed) 19:06 No.4071-12 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
はるみん 投稿日:2006/11/22(Wed) 19:34 No.4072-13 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
シンシン 投稿日:2006/11/22(Wed) 19:50 No.4073-14 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
シンシン 投稿日:2006/11/24(Fri) 16:52 No.4074-15 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
うさ 投稿日:2006/11/24(Fri) 18:14 No.4075-16 |
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Re: やっちまったよ!海老狐 投稿者:
シンシン 投稿日:2006/11/24(Fri) 22:26 No.4078-17 |
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札幌は、明日、ファイターズ日本一!いやアジア一!のパレードが開催されます。
はい、あの、募金つのってまで「けなげえ」に開催される、あれです。
しかし、わたくし、飽きっぽい道民のカガミですからして、
もうすっかり心は野球モードから歌舞伎モードにシフトチェンジ
今月、東銀座は歌舞伎座と演舞場、二つのハコで歌舞伎が上演されており
わたくしは「花形歌舞伎」演舞場、昼夜通しで、じ〜〜っくり観劇して参りました。
歌舞伎座の仁左さまにも、かな〜り心惹かれたわけですが
やはし
今月の海老っぴは、昼は勧進帳「弁慶」に、夜は義経千本桜河連館の「狐忠信」!!
「おんどりゃ〜!!どこまで、体力あるんやーーー!!」という演目ではありますが
これも20代最後かもなあ〜とか思うと、やはしね、見ておかねばと
勧進帳の弁慶は、何度か演ってきている役なので、
まあ、もちろんこの若さで、完成には程遠いわけですが、
比較的安心して、じっくり、あら探ししながら見られたわけですが、
問題は夜の部の「狐忠信」でございます。
この演目は、大きく二つに型がわかれてて
菊ちゃんちの「音羽屋さん」とこのと、
スーパー歌舞伎で有名な猿之助の「澤瀉屋」さんの型があり
通常であれば、海老ちゃんちは、音羽屋さんの型でやるところ、
今回は、猿之助直々に指導を仰いでの澤瀉屋の「四の切」を
市川さんちの海老ちゃんが演るってんですから、
いったい、ど〜〜〜なのよ!という、期待と不安と不安と不安が一杯で・・・・。
まあ、さ〜〜、なんつうか、この話って
忠信に化けてた源九郎子狐が
静香御前が持ってる「鼓の皮」は「実は、自分のかあちゃんなんだよ〜!」っていう
衝撃の告白!?で泣かせて、それに心うたれた義経が、その鼓を子狐に渡し、
それをもらった子狐は
も〜〜うれしくてうれしくて、「ママ鼓」に頬ずりしたり、じゃれたりして
喜び一杯に山に消えてくっていうような話でさあ。
「鼓の皮が、かあちゃんかよーーー!!」って、
思いっきりツッコミたい気分になってる客を、どやって
「お〜〜お〜〜〜、なんという親思いな子狐チャンなんだろう」っていう気分に
引き込んでいけるかが、狐役者の芝居の見せどころ。
ここで、いわゆる「狐言葉」というか、それまでとは違う発声で台詞を言うんですが、
これがねえ・・・・うちの海老・・・・ひどいの・・・・・。
腹に力の入ってない美輪明宏、とでも申しましょうか
カストラートみたいなんだけど、地声もまじるし、
語尾がへんてこなイントネーションになってるし、
会場からはすすり泣きが・・・・のはずが、失笑がもれるほどで、
あ〜〜あ〜〜〜、やっちまったよ、海老ちゃん、
っつうか、猿之助も、これでOKだしたのか??と思いつつ
見てましたら、ですねえ、
ここからが、海老マジックというか、なんというか、
鼓を譲りうけたあたりから、なんとな〜〜く、とっても愛おしく思えるわけです
その子狐が!
それまでは「子狐っていうより白熊じゃねえかよ!」とか思ってたのに、です
でもって「ママ鼓」をもらったお返し?に、山から荒法師達を呼び寄せてからの
アクロバティックな見せ場は、もう見事!としか言い様がなく、
海老っぴの「海老ぞリ」もた〜っぷりと
こればっかりは、無駄じゃなかった運動神経!の見せ場で
最後の宙乗りも喜び全開で、客も大喜び、
見終わった後は、な〜〜んか、ほんわか幸せ気分になっちまってるんです。
いや、振り返って冷静に考えれば、もしコレが他の役者だったら
ボコボコに突っ込んでるなあ〜自分、と思うわけですが
そこはねえ、物心ついて間もない、うちの海老っぴですから
これからね、回数を重ねて、だんだん自分のものにしてってくれればいいんです!
「猿之助狐」でもなく「菊五郎狐」でもない「海老狐」をね
いつか、きっと観せてね!と思ったわけです。
海老っぴの狐が、ある意味衝撃的で 他がすっとびそうでしたが、
菊ちゃんの「船弁慶」なんかしっかりしてて、あ〜〜踊りができてるんだなあ〜って
激しい動きになっても、けっして、だらしなく乱れないあたり。
海老ちゃんだと、激しくなると、いきなり素になっちまって暴れ過ぎるし・・・
「新庄効果」ならぬ「海老効果」で、海老を観に行って、また他の役者にも心惹かれ、
秋の演舞場、若手共演、それぞれが刺激しあって、切磋琢磨のいい舞台になってました。
あ!!そいえば、シンシンさ〜〜〜ん!!
1月は大坂松竹座で、海老ちゃんが「毛抜き」やるんです!!
海老の「粂寺弾正」両刀使いのエロ坊主役です。
バカ殿とかエロ坊主とか似合っちまうんですよねえ、海老チャン。
観たいけど、大阪までは無理!
もし行けたら、是非御覧になってくださ〜〜い。
そして生海老への突っ込み感想も、お待ちしてま〜〜す。