放言室-２

放言室-２
2005.1.1～2006.12.31

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ここは、社会派ネタ・エンターティーメントネタなどが中心の掲示板です。
面白話・与太話・生態観察・評論等々、ご自由に。もちろん、意見交換もＯＫです。
談話室よりちょっと深い話をしたいと思っています。
但し、ご利用は、大人のエスプリがわかる方のみ。ヾ(^^;)
イメージとしては、夜のバーのカウンター話という感じです（笑）。

■ いくつ？　　 yori 2006/08/25(Fri) 10:43 No.3673

個性的なツアーのメンバーのお話です。

12日7時30分、今回のツアー参加者が集合しました。
どんな方が一緒なのだろうと名前と顔を見ながら
確認していたら、一人苦虫を潰したような顔ってこんな顔？
と思うような、不機嫌そうな男性を発見。

今から会社に行くの？
と言う服装に2個のバッグをクロスさせて肩から掛け
人を寄せ付けない雰囲気。

どうしてこんな人がツアーに参加したのだろう？？？
と思いながら
いざ台北に・・・
台北に着き意外な一面、一人で参加した男性と話している。
笑顔だ！ちょっとびっくり。

添乗員さんに
「僕は今まで一人旅ばかりで、ツアーに参加するのは始めってなんです。」

そうだろそうだろ。

かなり旅慣れた方の様で旅の話は饒舌。
私と主人はあまり関わらないように少し距離を置き
観察していました。

朝アムステルダムに着き、観光。
ここまではあまり話すこともなく過ぎましたが
次にベルギーに着いた時、事件が・・・

主人のお腹がずっと、スッキリしていなかったらしく
ホテルのトイレで頑張っていたところ
久々に痔になっていまいました。
（いろんな薬を持っていったのですが、痔は予想外でした）

ブリュッセルのホテルで一晩中痛いと唸り、
ベルギーに駐在だった人にかったっぱしから
メールに電話。
あいにく夏休み中なので誰も掴らず、朝を向かえ
こんな状態では観光には行けないというので
朝、添乗員さんに薬を買いにいけないか？と聞いた所
丁度祝日でお店は殆どが休み。

その時、旅なれた彼が「どうしたの？」
実はこれこれで・・・と言うと
整腸剤とオロナインなら持っているけど使う？と言われ
兎に角、何でも助かると思い頂きました。

結局、主人一人をブリュッセルのホテルに残し
私は観光。
痛いのは可哀想だけど、
痔で死んだと言う人間は聞いた事はないから・・・

ベルギーのアルデンヌ地方、お城が点在する場所に観光
昼食のレストランで彼が向かいに座る事になりました。
そこで、
「僕キュウリが好きなんだ！」と言い
出てきたキュウリに満面の笑み。
さらにデザートでは両手の指をパッと開き
ワァーおいしそうと手をたたいて喜ぶ。
なんと子供っぽいしぐさ。

最終日ブルージュの夕飯の時、思い切って尋ねてみました。

「ところで、○○さんは何年生まれですか？」
「僕！僕は26年生まれだよ！」
え！主人より1つ上だ！＼(◎o◎)／！

肌はそれなりに歳を感じたのですが
彼は髪の毛の多い赤ちゃんのように黒々とした毛がふさふさ。
何処からも頭皮なんてものが見えないんです。

あんなにビールがおいしいベルギーに行ったにもかかわらず
最後までオレンジジュースで通した彼でした。

主人は日本に帰って来て、シャワートイレに救われたようです。(^^ゞ
やっぱ、キリスト様よりシャワートイレだわ。

Re: いくつ？　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/25(Fri) 13:00 No.3674-1

なるほど～、痔でしたか。(^▽^)
ウォシュレットって海外ではまず見かけないらしいですね。
旅先では、それでなくても便通が悪くなることが多いし、
携帯用ウォシュレット、必携ですね。

個人旅行もいいけど、ツァーだといろんな人がいて、面白いですよね。

私達はフィリピンに行ったとき、ヤクザの団体と一緒になったことがあります。
子分はみんなプロレスラーみたいな体格なのに、
親分ていうのが細くてちっこいヨボヨボのおじいちゃんだったのね。
でも、そのじいちゃん、食事のときに子分が、席を巡ってがたがたしていると、
どこから出たんだとびっくりするぐらいのどすの聞いた声で一喝。
大男の子分たちがピシッとなるのね。
向かいに座った私、さすが伊達に親分ではないと妙に感心しちゃいました。

で、そのじいちゃん親分、下戸だったのね。
がっつりすごんだあとに、ワインにお砂糖たっぷり入れて
水で割ったのをチビチビ、それにはちょっと笑っちゃいましたよ。
飲めないんなら、ジュース飲めばいいのにね。
お砂糖入れてもワイン、ってとこが親分の面目なんでしょうか（笑）。

ああいう人たちと一緒になったのもツァーならではの経験でした。

Re: いくつ？　　投稿者： yori 投稿日：2006/08/25(Fri) 16:42 No.3675-2

はるみんさんが一緒になったやくざさんたちは
フィリピンに旅行？
な～にしに行ってのかちょっと興味があります。(^^ゞ

ワインに砂糖、さらに水割りってどんな味かしら・・・
絶対、ジュースの方がおいしそうですよね！

本当にツアーはいろんな方がいて楽しかったです。

家に帰って来て早速ネットで
携帯用洗浄機「ハンディシャワレ」を買いました。
これからは旅行の必需品です。

Re: いくつ？　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/25(Fri) 16:50 No.3676-3

そのツァー、某地方都市の商店街のおじさんたちの、
女買い旅行だったんですよ。(^^;
その旅行代理店に知り合いがいて、空きがあるから、
2人で1人分で行かないかって直前に誘われて、
知らずに参加した我々夫婦と他2人・・・大学生の坊やと、主婦の人。

このツアーでは笑える話、考えさせられる話がいっぱいありましたが、
書き始めると長くなるのでまたいつか。

Re: いくつ？　　投稿者： blue_flower 投稿日：2006/08/26(Sat) 23:35 No.3677-4

旅って、色んな空気（意味深）を味わうってことなんだって改めて思いますね～。

yoriさんのレポート、空港から何やらスリリングな雰囲気。ちょっとドキドキしながら読み進みました。
ご主人様はお気の毒でしたね。

それから、きうり好きの○○さん、価値観がかけ離れた人との出会いも旅の醍醐味？のひとつですが、やっぱりちょっと居心地悪いかな？

■ タイトルが見つからない　　 ＰＩＴ 2006/08/22(Tue) 16:58 No.3658

はるみさんの日記を読んで衝撃を受ける。
亡くなられたはるみさんの先輩は私も知ってる。
一緒に飲んだこともあるし。

またか、、、、、
お盆に帰省した友人達の前で、
友が逝ってしまったことを報告したばかりなのに。
８月１１日の早朝、彼は帰らぬ人となった。
その日は３ヶ月も前から皆が集合することになっていた。
彼が入院してたことを皆に知らせてなかった。
「見舞いになんて来るな。年末には一緒に飲むぞ」
だから、せめて闘病中だと言うことだけ報告するつもりだった。
なのに、よりによってその日の朝、逝ってしまうなんて、、
彼は一ヶ月の入院であっと言う間に我々の前から消えてしまった。

久しぶりに集まる同期生達の驚きと、深いため息と、、
彼を偲んで飲む酒、やけにはやく酔う。
皆、いつもより饒舌だった。
思い出を語るにはまだ「時が許さない」気がした。

会がお開きになって、三々五々の解散。
次の店に誰かを誘おうと思ったが、皆、帰ってしまったようだ。
帰る気分になれなくて、独りでサラちゃんの店に行く。
彼女は帰国中で居ない。静かに飲もう。

店内は賑わっている。カラオケが始まった。
その喧騒が心地よかった。
「今日は物静かね。お通夜みたい」とママ。
「通夜は明後日だよ」と答える。
「変な人、、」
そのうちオジサン達が懐かしい歌を選曲しはじめた。
加山雄三、ワイルドワンズ、ブルーコメッツ、、、。
そして背中がゾクッとする前奏が掛かった。
「白いブランコ」だった。
一瞬にして奴が蘇った。
この曲だ。一緒に学校祭で歌ったんだ。

君は憶えているかしら～あの白いブランコ♪

「あの～～その曲ボクに歌わせてくれませんか？」
自分でも驚く勢いで、ボックス席の見知らぬお客さんに頼んだ。

まだ壊れずにあるのなら、君の面影抱きしめて～～
すまん、一男。　最後まで歌えない、、。
棺にお別れの花を置いたときには、もう涙は出なかった。

さっき、今日の葬儀に出たはるみさんから電話。
いきなり「死ぬなよ　ピット」
「生きてるうちが華だからね」
「あんた、煙草止めなさい」

はい。なぎさが止めたら私も止めます。
オフ会で喫煙仲間が居なくなっちゃうから。

Re: タイトルが見つからない　　投稿者： blue_flower 投稿日：2006/08/22(Tue) 21:21 No.3660-1

PITさん、白いブランコですか。。。
辛いです。

ご友人のご冥福を心からお祈りいたします。

なぎささんもPITさんも煙草やめてくださいませm(_ _)m

Re: タイトルが見つからない　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/22(Tue) 22:09 No.3661-2

そういや、グリム童話だったかな？
人間も動物も、元々一律30年と寿命が決まっていたのに、
人間は、他の動物から少しずつ歳を分けてもらって、
今の寿命になったって言う話があったよね。

ロバから18年、イヌから12年、サルから10年もらった結果、
30～40歳代ではロバのように重荷を背負わされ、働かされる日々が続き、
そのため疲れて、次の12年は、イヌのように片隅に寝そべり、
時々起き上がって吠えるだけになる。
最後はサルからもらった歳で、一応人間のような生活に戻るけど、
少々おかしな事を繰り返すので笑われたり軽蔑されたりして、
若い者と同じ様には扱ってはもらえない。
っていう話。
たしかに、30、50、60歳前後って人間の体力年齢の大きな節だよね。

「あなたがむなしく生きた今日は、
　昨日死んでいった人があれほど "生きたい"と願った明日」

彼らが使い切らずに残していった歳を貰って、
お互い、ジジムセー、ババクサーイといわれるまで、長生きしまっしょ。

え？既に言われてるって？　うはは

Re: タイトルが見つからない　　投稿者： ミセスコロンダ 投稿日：2006/08/23(Wed) 11:14 No.3662-3

高校の同窓生、事故にも遭わず、うちの学年は一人もかけずにいたのに
ここ４年ほどで毎年誰かがなくなってます。

彼女も、、なんで？
亡くなった人は皆性格の良かった人ばかり。
天国に近い人から呼ばれるのかもね。

じゃぁ、私もあなたも暫く下界ね。
勝手に仲間にしないでよ、、、同窓生同士で遠慮がない。でもしゃくだけどその通り。
人を見送る涙で少しは性格良くしてから天国おいでってことかな～

残された家族のことを思うとわたしでももうちょっといないとね。
ね、、、、ね？
何で返事がないねん。おとさん、耳留守かい？

Re: タイトルが見つからない　　投稿者： yori 投稿日：2006/08/23(Wed) 11:42 No.3663-4

友の死は辛いです。
でも、長生きすればするほど身近な人を
見送らなくてはいけなく
長く生きると言うことは辛いことですね。

オランダ・ベルギーのツアーの中に
2年前に奥さんを亡くした方が一人で参加していました。

20歳と24歳で結婚し、あと1年で結婚40周年だったそうで
自営業と言うこともあり、朝から晩まで一緒に働き
何処に行くにも一緒だったそうです。
彼の口からは奥さんの話ばかり、
悲しみはまだまだ消えないようでした。

奥さんは逸見さんと同じスキルス癌で
疲れるからと病院に行ってから、
亡くなるまで1ヶ月だったそうです。
旅行が終わる日まで一緒に来たら、
喜んだだろうと言っていました。

連れ合いが生きている間は仲良く、大切にしなくては。

PITさんとなぎささんは煙草を止めて下さいね！
身体を大切にしてください。

そうそう、ツアーのメンバー15人中1だけしか
煙草を吸う方はいませんでしたよ！

Re: タイトルが見つからない　　投稿者： すずらん 投稿日：2006/08/23(Wed) 13:12 No.3664-5

昨日のピットしゃん☆の文章！
とても素晴らしいです。
あの方はどんな方なの。。。
お昼間にあんな文章が、
サラサラ書けるなんて。。。サラサラ。。。

ピットしゃん、って言ってもいいですか？
ピットさんのお陰で、
高校卒業祝いにパーマを当てに行ったお店が
「サラ・ハイエット」って言う名前だったことを
やっと思い出せました。

ピットさんの好きな、お馬さんみたいな名前でしょ^^
神戸の北野にあったんだよ。

Re: タイトルが見つからない　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/23(Wed) 14:29 No.3665-6

おしゃれな神戸の北野までパーマをかけに行った、高校卒業したてのすずちゃん、
気合入っていたんだね、かわいいな。(^。^)

今、思えば、高校生のときが１番思い出があるな。
友達も出来事も読んだ本も。１番記憶に残っているわ。
たった３年間一緒に過ごしただけなのに、今会っても、無条件に分かり合えるような、
同じ言葉で語れる、通じ合う、安心感があります。
お互いにまだ何者でもなかったから、素のままで付き合えたしね。
中学生ほど子供でもなく、大学生ほど大人でもない年代。
多感で貴重な３年だったな。

Re: タイトルが見つからない　　投稿者： なぎさ 投稿日：2006/08/23(Wed) 15:24 No.3666-7

皆で「煙草・TOBACCO」って言うもんだから、思わず火をつけちゃったわよっ！

はるみんは痛みに強いらしいけど、私、悲しみに強い見たい。
つうっーか、頭が空白になっちゃって、感情が揺すられないのね。
ボーゥッとして、何があったの？　で、何がどうなったの？
と思っているうちに時が過ぎ、その頃には日常の生活が…。

動物や子供の話しで涙する事はあっても、死に関してはイマイチ涙が…。
って言うのも、若い頃は「無念だろう、生きたかったろう。」と泣いたけど、
この頃は「そのうちお邪魔しまぁ～すっ！」とか「近所に私の場所を確保してね♪」
で、「行ってらっしゃぁ～い！＜お帰りぃ～＞は遠慮します。」と見送る。

自分の事は置いておいて、他人事は心配になるわ。
母が欠けたら…父が欠けたら…残った方の気持ちを考えると胸が痛い。
御願いだから覚悟しておいてね、今から十分に覚悟しておいてね…と手を合わせます。
相方を亡くして泣き暮らされた日にゃぁ～こっちが大変なのよ。
だから両親より先には絶対逝けないけど、その後は早く両親の元に行きたいと思う。
甘えん坊のなぎさなの。

白いブランコかぁ～。　私は、「さよならをするために」が好きだったわ。

Re: タイトルが見つからない　　投稿者： blue_flower 投稿日：2006/08/23(Wed) 16:26 No.3667-8

＞頭が空白になっちゃって、感情が揺すられないのね。
ボーゥッとして、何があったの？　で、何がどうなったの？
と思っているうちに時が過ぎ、その頃には日常の生活が…。

↑とても解る気がします。これは悲しみに対する自己防衛だと思われまする。
精神を護るため、感情が動くのを抑えているのでは？
悲しいことがおこる都度、全身全霊で反応していたら身が持ちませんもの。

なぎささん、たばこの火、点けちゃイヤン！

Re: タイトルが見つからない　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/23(Wed) 17:16 No.3668-9

＞この頃は「そのうちお邪魔しまぁ～すっ！」とか「近所に私の場所を確保してね♪」
＞で、「行ってらっしゃぁ～い！＜お帰りぃ～＞は遠慮します。」と見送る。

わかるわ、その気持ち。
なんか、年とともに、お葬式に出る回数が増えてきたせいか、
だんだん生々しくなくなったよね。
あんまり早いともっと生きたかっただろうと思って泣けるけどね。
昨日も会場で会った連中と、そんな話をしました。
早いか遅いかの違いで、いずれ誰にも訪れることと、達観してくるようになるんだよね。
そうやってだんだん枯れていく、そうして自分の番が来るんだよね。

ただ、最後のお棺の顔は、見ないほうがいいね。
ちょっと後悔している。

Re: タイトルが見つからない　　投稿者： なぎさ 投稿日：2006/08/23(Wed) 17:28 No.3669-10

私さぁ～、火葬場で最後に竈の蓋が閉まる時が絶えられない。
通夜・葬式と非科学的ながら生き返る可能性をどこかで感じている。
通夜なんて思い出話で酒を飲み、笑い声すら漏れてくるわよね。
でもねぇ～、最後の最後に「合掌」ってやられると、部屋を飛び出しちゃうわ。
土葬の経験も無いけど、土を被せるのとどっちが…って、究極だわぁ～。
絶対嫌なのが、鳥葬。　海にドボンで鮫に一気に食べられた方がマシ。
ついばまれるのってどうなの？　きっと痛いよねぇ～！　あれっ？

Re: タイトルが見つからない　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/23(Wed) 17:39 No.3670-11

うん、痛そう（笑）。
それに嫌だわ、高い山の上で置き去りなんて。

かといって、ネパールだっけ？衆人の前で焼くやつ。
あれも嫌だわ。残酷。
でもね、そうは言いつつも、死んでしまった肉体は所詮物質だなって、つくづく思うこの頃。
死んだら、全てなくなるとは思わないけど、、、。

私の時は、思いっきり高温で焼いてもらって、何も残らないように
もし、少し残っちゃったら、その辺に撒いてもらうのがいいな。

■ ヘンな話　　 みゅーと 2006/08/21(Mon) 12:12 No.3651

土曜日の午後、オケ練習に出かけた。練習会場の駐車場はすでに満車。
近くにデパートの駐車場があるが、練習は４時から９時まで、
前後の時間を入れると６時間近い。１時間３５０円、あ～ら、もったいない！
まだ時間あるし、その辺一回りしてくる間に空くかも・・・もう一度車を走らせた。
札幌駅西口付近、大型電器店が並び、いつも混雑している。

ＪＲ高架北側の細い通りから、三車線の一方通行へ出ようとした。
ここは一停、左右を確認。
右、車、車、車・・・
左、歩道４メートルくらい先に自転車が見えた。、
赤と白のストライプのシャツを着たおっちゃんが乗った自転車、
そのままゆらゆら近づいたと思ったら、右にハンドルを切りながら車の横に当たった。
当たった感じはなかったが、おっちゃんが当たったというから当たったんだ。
車を左折させて停め、降りていった。
「大丈夫ですか？」
『いや、大した事ない』と、言いながら手を見ている。
左手中指の付け根関節に１センチくらいのかすり傷。
やっぱり当たったんだ。
「グッパグッパできますか？」
おっちゃん、手をグッパグッパ。骨に問題はなさそうだ。
『それより、ここに停めてたら危ない。あのトラックの先に停めて』
良さげな人だ。誘導のままに車を動かした。

『見てなかったの？危ないよ』
「すいません・・・（おっちゃんは？ブレーキかければ止まれたよ）」
『ティッシュあるかな？』
車から２～３枚ティッシュを出して渡すと、傷の部分に当てた。
ちょっと血がにじんでる。
「大丈夫ですか？」
『うん、だいじょぶだ。だけど、警察に行ったらさ、絶対車が悪い事になるんだよね。
僕も車乗るからわかるけど、いくら見てたって言ったって、自転車対車じゃ
車に勝ち目はないんだよね。
「はぁ・・・」
『あ、ティッシュもう少しくれる？』
さっきより多めに渡す。
『ヘンな話じゃないんだけど、僕も急いでるしさ、ここで終わりにしたいんだ。
奥さんもその方がいいっしょ？』
「はぁ、それで済ませて頂けるんなら（サビオ１枚程度の傷だし）」
『あ、ティッシュもう少し頂だい』（もう血は出てないけど・・・ま、いっか）
箱ごと差し出した。
『いや、ヘンな話じゃないんだよ。警察に行く面倒考えたら、
シップ代くらいもらって、ここで終わりにしようと思うんだけど』
（それなりのお詫びはしようと思ってたけど・・・）
取り敢えず財布から１万円出した。
『あ、腫れてきた』左手を振って見せる。
（腫れてきた手を振るか？？）
『病院に行ってレントゲン撮ったら７０００円はかかるし、もう少し出せないかな？』
（やっぱりアヤシイ。なんかずい分手馴れてると思ってた）
「でしたら、警察に行きましょう！」きっぱり言った。
『いやいや、４時までに行かなきゃならないとこあるし。急いでるんだ』
（時計を見ると４時７分前、私も４時から音出しだ）
「でも、警察できちんとした方がいいと思うんです」
（急にそわそわし出したぞ）
そこでもう一度、言った。
「行きましょう。警察！」
『いや、いいわいいわ、時間ないし』
ティッシュの箱を私に返し、ゆーらりゆーらり自転車に乗って去って行った。

もっと急げ！！時間ないんでしょ！

＊教訓１・・・一方通行に出る左右確認は反対方向からくる自転車に気をつけよう。
＊教訓２・・・ヘンな話じゃない話には気をつけよう。
＊教訓３・・・駐車代金はケチらないようにしよう。

Re: ヘンな話　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/21(Mon) 13:42 No.3652-1

ありゃー、当たり屋でしたか。
で、結局、出した1万円は？渡しちゃったの？

Re: ヘンな話　　投稿者： みゅーと 投稿日：2006/08/21(Mon) 13:54 No.3653-2

はい、高い駐車料金でした。

Re: ヘンな話　　投稿者： blue_flower 投稿日：2006/08/21(Mon) 18:02 No.3654-3

許せない！！プンプン。
おばさんは怒っているぞ。

それにしても、みゅーとさん冷静な対応はお見事ですね。

一万円惜しいけど、ほんとの事故じゃなくてまだしもで良かったです。

でも、もし常習犯だとしたら。。。どこかに情報提供するとしたら警察になるのかな～。

Re: ヘンな話　　投稿者： みゅーと 投稿日：2006/08/22(Tue) 10:32 No.3655-4

アヤシイ、うさん臭いと疑いつつ相手のペースにはまり、
確信を得た時は、すでに相手にお金が渡っていた、
おばさんがはまるケースですわ。

当たり屋とのやりとりの間も、
警察に行ったとて、当たり屋常習者ならいざ知らず、
リストに上がってない場合は、
この程度の怪我なら示談にしなさいと言われるのがオチ。
もし、人身事故扱いなら、相手に個人情報が知れてしまう危険もあり、
そうなると、さらにややこしい事態に進展しかねない、
保険も、免責や今後の割引率を考えると、むしろ使わないほうがいい、
保身やら、損得勘定やらしつつ・・・
度々ティッシュを要求して、動揺させようと言う魂胆を見抜きつつ・・・

それでも当たり屋の思うツボにはまっていった自分に腹が立つわ！

１、高齢者を狙え。
２、大怪我にならないよう、スピードの出せない道を選べ。
３、相手の車にはキズをつけるな。
４、「シップ代」は２～３万円まで。

このように当たり屋集団はレクチャーされてるらしいです。
１番以外はすべて当てはまる(笑)。

また誰かが被害者になることを考えると、放置してもおけませんね。
でも今、そのために費やすエネルギーがない。
そうか、だから高齢者を狙うのか。

Re: ヘンな話　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/22(Tue) 13:49 No.3656-5

その場所、今朝、お葬式の帰り、通ってきました。
11時前でそう混んでいなかったので、一時停止のところでちょっとゆっくり周りを見て、
そのおっさんいたら、1万円取り返してやろうかと思ったけど、
残念、出勤してませんでした（笑）。

当たり屋が成り立つのは、こっちに弱みがあると思っちゃうから。
保険を使うには、人身事故にしなくちゃいけない。
そうなると、点数も罰金も大きくなる。
でもね、相手がたちの悪い当たり屋やなら、
ずっと付きまとわれると言うこともあるわけで。

個人情報は、ナンバープレートで、出しているも同然です。
その気になればいくらでも持ち主は突き止められます。
届けようが届けまいが、相手に情報が漏れるのはおなじこと。

「その程度のケガなら、示談にしなさい」
こんなことはたぶん警察は言いません。
むしろ「その程度のケガ」で大げさに騒ぐ相手を警戒します。

実は、私、同じ経験あります。
すぐ近くに交番あったので、そこまで来てくださいといって無理やり連れて行きました。
停止していたからこっちが悪いとは思っていなかったし、
事故にしなければ、保険が出ないから、お金も払えませんと言って。

交番に行ったら、お巡りさん、状況を聞いて、そんなに痛いなら
その先に脳外科があるから、まず調べて貰ってくれば？と言ってくれました。
そうしたら、その男、もういいと言って逃げるように帰って行きました。
お巡りさん、なんとも言わなかったけど、たぶん怪しいと見抜いたのでしょう。

私は、当てられたとき、自分の車が傷つけられてないかと、
何やってんのよって気分で、険悪な顔していましたからね（笑）。
受身になっていたら、相手のペースに巻き込まれていたかもですね。

やっぱり最初の気合というか、目線の違いですね。
みゅーとさんは、相手に重きを置いた。優しかったのね。
次からは、サングラス外さず、車からも降りず、これで行ってください（笑）。

- * -　- * -　- * -　- * -　- * -　- * -　- * -　- * -　

近所の様子がわからない場所だった場合。
まず、保険屋に電話です。
そこで状況伝えて、指示受けて、保険屋に相手とも話して貰います。
（これやっているうちに、自分が冷静になる）
それから、現場近辺にある警察の電話番号教えてもらって、そこに行くなり、電話する。
相手がその手の輩なら、たぶん、これやっているうちに、もういいと言って逃げます。
＊一般的なちょい事故の場合も同じです。

Re: ヘンな話　　投稿者： みゅーと 投稿日：2006/08/22(Tue) 15:52 No.3657-6

アドバイスありがとうございます。

＞1万円取り返してやろうかと思ったけど、
おお、力強い助っ人(笑)。

そうそう、最初の気合いですね！
しっかり停止していたという確信がもてなかったので、
弱気になりました。そこをつけ込まれた。

おっちゃんは、４メートルくらい先では正面を見てて、何気に右を向き、
また正面を向いて１メートルくらい手前でちょっとブレーキをかけ、
そのまま右にハンドル切って、車の後部ドア付近にぶつかってきました。
そこまで見てたんだから、多分停止してたと思うけど・・・微妙。

休日のサラリーマン風だったのも引っかかった要因かな？
泥棒は手ぬぐい被って、カラクサ風呂敷かついでないのに(笑)。
それに、自転車の当たり屋は私の想定外でした。世間知らず。

ナンバープレートから身元が分ってしまうのを一番心配しています。
ディーラーや陸運局は個人情報保護法で簡単に車の所有者を教える事が
ないにしても、悪い事企んでるヤツはどこまでも悪知恵働きますからね。

今後のことはちょっと考えてみます。

＞サングラス外さず、車からも降りず、これで行ってください
あの時は普通のメガネでした。失敗！
私のグラサン姿、皆から怖いといわれます(笑)。
信号無視の車にぶつけられた時、
あのグラサンのまま車から下りてったら、
２０歳のお兄ちゃん３人びびってた(笑)。
この時は、絶対こっちが悪くないと思ってたから強気に出たんですけど、
立場変わると、危うい事やってしまいますわ。

Re: ヘンな話　　投稿者： blue_flower 投稿日：2006/08/22(Tue) 21:15 No.3659-7

勉強になりました！

それにしても当たりやのレクチャーがあるなんて・・・・

私たちは当たられた場合のレクチャー、受けてる？＾＾

Re: ヘンな話　　投稿者： みゅーと 投稿日：2006/08/24(Thu) 10:42 No.3671-8

損保の代理店やってる友達に相談した結果、
今からでも事故申告した方がいいとのことで、
昨日、警察に行ってきました。
３日経っても何もないから大丈夫とは思うけど、
何かあってからでは遅い。

事故の概要は、前日電話で話してあったので、
昨日は、地図で場所の確認をし、免許証、車検証等を提示したのみ。
お咎めもなく、点数を引かれることもなく、
１０分ほどで放免されました。

これが、一歩出遅れると「轢き逃げ犯」にされてしまうらしいです。

その時は大したことないと双方合意で別れても、
後で「それは人身事故だから、警察に知らせるべきだ」と回りに忠告され、
訴え出られた場合、運転者が事故申告してないと「轢き逃げ」となり、
免許証はお取り上げ。

よくあるのは、子供の場合。びっくりして逃げちゃったら
逃げるくらいだから大丈夫だろうと安心してないで、
すぐに事故申告しましょう！
話を聞いた親が警察に通報した後では遅い。
逃げたのはあちら、でも道交法では、逃げたのはこちら。

以上、警察、友達、双方から
軽微な人身事故を起こした時のレクチャー受けました。

ドアモール部分の僅かなこすり傷を見た警察官、
「えーっ！？　こんなとこなの？」と、すっとんきょうな声をあげました。
「フツー、ぶつかるのはこの辺でしょう？」と左のヘッドライト辺りを指差し、
「これはヘンだなぁ～？？？」

だからあぁ、ヘンだって言ったでしょう？
フツーじゃないって言ったでしょう？
人の話、ちゃんと聞いてね。おまわりさん！
#でも、私好みのイケメンだった。＾＾

Re: ヘンな話　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/24(Thu) 23:32 No.3672-9

へぇー、そういうことになるんですね。知らなかった。
それは怖いですね。気をつけなくっちゃ。

そうそう。
私のときは後ろフェンダーでした。
前だと、運転手にしっかと見られる可能性があるから避けるのでしょうか。

怖いといえば、無施錠で車を盗まれて、それで事故を起こされたら、
持ち主の責任になるらしいですね。
知り合いが、コンビニの前でエンジンかけっぱなしにしていて中学生に車を盗まれて、
幸いというか、その車、いきなりすぐそばの電信柱にぶつかって停まって
無事捕まえたらしいのですが、もし人でも轢いていたら大変だったと。
で、肝心の車の修理代、過失があったということで保険は出なかったそうです。
なんか、納得できないけど、そういうものらしいです。

■ 野球観戦＠シアトル　　 ＡＮＤＹ 2006/08/13(Sun) 18:36 No.3647

７月２３日から８月７日まで、高3の娘がシアトルに滞在していました。

シアトルと言えば、マリナーズそしてイチロー。
娘も滞在中、２度マリナーズの試合を見に行ってきたそうです。
娘の野球観戦は生まれて初めてで、しかもメジャー・マリナーズ・イチロー。
彼女、野球のルールに関しては、はるみんと同レベル、つまりチンプンカンプン。
なのに、ＰＩＴさんのような解説もなく、いきなりメジャー。

我が娘、性格は私とはまるで正反対でノリがよく、
むしろＭさんかうささんのタイプ。
スタジアムの席に着いたとたん、その性格がおおいに功を奏したのです。
娘の座席もイチロー観戦（野球ではない）には、ベターな所だったようなのですが、
彼女より更に前列に座っていたアメリカ人たちが、話しかけてきたそうです。

「日本からわざわざイチローの応援に来たのかい？」と。

すかさず、ハイテンションで
「イエース、イエース、イエース！！！」と、答えると、
彼らは前列の自分たちの席と娘達の席を交換してくれたのです。
替えてくれたこの席、イチローは近くに見えるは、
試合前にグランドで国歌（たぶん？）を歌った歌手が
歌い終わって目の前に座ったというから
とんでもないいい席だったのです。
試合がはじまると、野球はわからなくてもハイテンションな娘、
周りのアメリカ人をまきこみながら、

「鈴木さ～～～ん、愛してるぅ～～～！！！」

と、叫びまくり。
その声に反応して、イチローが何度か娘の方を振り向くと、
「イチローが振り向いたよ！もう一回。」と、
周りのアメリカ人に煽られて、さらに、叫びまくり。
しまいには、我が娘、スタジアムのスクリーンにどアップで写し出されるしまつ。
それを見た、まわりはさらに盛り上がり。
「イチロー」コールが、娘の周りは「スゥズゥキスァ～～～～ン」に。

試合が終わると、選手達が投げたボールを幸運にもキャッチした男の子が、
「日本からイチローを応援しにきたんでしょう。記念にあげるよ。」と、
その貴重なボールを娘にプレゼントしてくれたのです。

マリナーズファンにとっては、イチローは日本で日本人が考えている以上に
偉大な存在であり、「冬ソナ」ブームで日本人が韓国に今までにはない
親近感や興味を覚えたと共通する感覚を、シアトルの人達にもたらしているようです。
それにしても、席を替えてくれたり、キャッチしたボールを見知らぬ日本人に
プレゼントしてくれたアメリカ人の懐の大きさには、本当に感動したそうです。

メジャーリーグ観戦の様子をひとしきり語った娘が、
最後にこう言って二階へ上がって行きました。

「あっ！ママ。イチローのケツはたいしたことなかったよ。」

やっぱり、あの子は紛れもなく私の娘でした。

Re: 野球観戦＠シアトル　　投稿者：うさ投稿日：2006/08/13(Sun) 21:00 No.3648-1

いや～～すごい！
初野球観戦、メジャーという大舞台で、
「イチロー」と叫ばず「鈴木さ～～ん愛してる」なんて
ナイスセンスです。
あくまで「鈴木さん」と「さん」を付けて言ったところが
なにかしら、慎ましやかな！？日本女性っぽい雰囲気をかもし出したんでしょう。

男の子がキャッチしたボールを娘さんにプレゼントしてくれたのも
前の人が席を変わってくれたのも、
懐がおおきいのではなく、
あきらかに、娘さんが魅力的だったから！　
その理由のみ　だと思います。

しかし
親がケツ見てれば、子もケツを見る、
血ですねえ・・・・。

Re: 野球観戦＠シアトル　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/13(Sun) 22:49 No.3649-2

あ、あの字とうの字が揃ってる！(^▽^)

いやー、それはいい経験してきましたね。
読んでてニコニコしちゃいました。

ほんとほんと、それは娘さんの気持ちや表情が魅力的で明るかったからでしょう。
でもそれを気持ちよく受け入れてくれたのは、やっぱりアメリカ人だからだと思う。
オープンマインドで見知らぬ人にも親切。
そういうところ、彼らはほんとに素晴らしいと思うわ。

私は21のとき初めての海外旅行でアメリカに行って、最初の土地がシアトルでした。
シアトルでは4日間滞在でホテル泊りのはずだったんだけど、
翌日アイスクリームパーラーで知り合った同じ年くらいの女の子が、
うちのお父さん日本人を見た事がないから遊びに来てと言うのに、ヒョイヒョイついて行って
そのまま、3日間、私と友達はその家に滞在させてもらいました。
お父さんとても喜んで、向こう3軒両隣「日本人が来た、日本人が来た」と
連れまわされました。（当時は日本人がとても少なかったらしく珍しがられた/笑）

そのお父さん、ユダヤ系ドイツ系アメリカ人のお医者さんで、人種差別と区別の話とか、
戦争時代のユダヤ人の話など、いろいろ深い話をしてくれたり（半分もわからなかったけど）、
山のふもとにキャンプに連れて行って貰ってたりしました。

大きなあまーいアップルパイにアイスクリームを乗せて食べたり、
家中に有線放送のスピーカーがあったり、大きなオーブンや、全自動洗濯機もあり、
30数年前の私達には、アメリカのドラマでしか観た事がない夢のような生活。
ワンダーランドでした
あのときの体験がいまでもアメリカの強い印象になっています。

今思えば、東洋から来た言葉もおぼつかない小娘2人。
しかも自分の娘が街で出会ってちょっと話しただけの子たち。
よくぞ信用して受け入れてくれたと思うわ。
時代も良かったんだと思うけど、でも反対ならどうでしょう？
当時の日本人ならなおの事ありえないと思う。

ＡＮＤＹさんの話を読んで、今でもやっぱり一般のアメリカ人には
善良でオープンマインドな人が多いだなって、うれしくなりました。

アメリカ人はよく自己紹介するとき、何々系アメリカ人という言い方をします。
中には3つも4つも国がつく人がいて、それだけ自分の血に誇りを持っているというか
あちこちから入ってきて作られた多国籍国家なんだなと実感します。
だから自分と違うものとの協調とか受け入れ方が上手なんでしょう。
国家としてもそうであってくれればいいなと思う今日この頃。

と、ムリクリつないで終わる（笑）

Re: 野球観戦＠シアトル　　投稿者： ＡＮＤＹ 投稿日：2006/08/14(Mon) 10:13 No.3650-3

はるみんもシアトルでは、楽しい経験をしてきたんですね。

娘は、アメリカの豊かさと色んな意味で大きさを感じてきたようです。
最初の１週間は、娘の系列高校のお宅にホームステイして、後の１週間は、
系列高校で、全米７校から集まった系列校の生徒達と合宿しながら、
ボランティア活動をして過ごしてきました。

ホームレスの方の食事の世話や日系人の老人ホームなどでの活動だったようです。
札幌でホームレスの食事を作ったときは、豚汁とおにぎりとみかんだけだったのですが、
シアトルでの彼らの食事は、パン・サラダ・スープ・メインディッシュの他に
ケーキ・アイスクリーム（チョコレートソースとクリームかけ）まで付く豪華なもので、我が家の食事より遙かに充実している内容に驚いていました。

合宿した高校では、１日中クーラーが、寒いくらいにかかっていて、
クーラーをダウンしようと娘が言うと、一緒のアメリカ人達は
このクーラーガンガン状態に慣れているようで、
断られてしまったそうです。

うささん、性格は誰に似たのかメチャメチャ明るい娘です。
私の娘というよりは、うささんの妹と言ったほうがぴったりかも・・・
日系老人ホームでは、自称「美智子の元彼」と語り合ってきたそうです。

■ 哀れと言うか、これまた人生。　　 なぎさ 2006/08/11(Fri) 12:50 No.3625

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その１

AKEBONO 言わずと知れた、元横綱。
長州力と組んでペアマッチ。
新日本プロレスのトーナメント戦の前座で登場。
左肩から手首にかけて刺青が…＼(◎o◎)／！

場所は愛知県体育館。毎年7月に大相撲名古屋場所が開催される。
数年前の夏までは、大横綱として君臨していた場所。
今は見世物同然で、リングの上で四股を踏んでいました。
見るも哀れで目を逸らしたら、観客の一人が「あれで良かったんだよ、AKEBONO」

その２

オカマが新日本プロレス観戦!!　なぁ～んでか？　って言うと…。
数週間前にIWGPヘビー級王座に輝いたレスラーが来店。
ジュラルミンケースに入ったチャンピョンベルトを見せてくれました。
タニマチが「なぎさも見に行くか?!」って言うと、
同行していたマネージャーから20枚のSS席チケットを購入。
内5枚を私にまわして、「ギャ～ギャ～うるさいオカマを集めてくれ！」って。
美人5人は難しいけど、うるさいオカマなら即調達可能だわさ。
新人オカマで身長180cm・178cm・175cmの3人と170㎝以下の旧式オカマが2人。
それらがハイヒールを履いて出勤前の姿で集合。
レスラーよりも注目を集めていました。
試合も盛り上がり、声援や野次が飛び交う中、オカマがドスの効いた声で、

「やめて～！　私の○○ちゃんに何すんのぉ～！　犯すぞコラッ！」

ひえぇ～隣に座る私が居たたまれないわ！　私が言いたい「やめてぇ～っ」って。

「ヒャァ～　AKEBONO　ケツがぁ～！」って…パンツが脱げそうだし。

選手がブリッジした時などは、ココでは書けない言葉が飛び交っていました。
最初は戸惑っていた観客も、オカマの声援が「お気に入りに保存」状態に…。
小学生までがキャッキャッと笑ってオカマの周りに集まり出しました。

その後、応援していた選手とスタッフの打ち上げがありました。
試合中の選手の耳には、声援が全く聞こえなかったそうです。　一安心。
スタッフ曰く、TV局の音声さんが「編集が大変だ…」と引き上げたそうです。

このオカマ達の哀れと言えば…
会場は名古屋城二の丸にあり、関係者以外の車両は門前払い。
鉄御門(くろがねごもん)でタクシーがUターンしていました。
で私達が乗車しているタクシーもUターンしようとしたら、係員が飛んで来て、
後部座席のオカマ3人を見回し、「関係者の方ですか？」
タクシーの運転手が笑い死にしそうになっていました。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

↓　青花さん、レス早っ。＼(◎o◎)／！

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： blue_flower 投稿日：2006/08/11(Fri) 13:02 No.3626-1

久々のなぎささんレポート！！

暑気払いさせてもらしました＾＾。

ごつっわんです！

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： シンシン 投稿日：2006/08/11(Fri) 13:41 No.3629-2

暑気払い！　まったく同感！
読んでいる間、次はどうなるのかと、
汗も出るのを忘れていたみたい！
笑ってしまいました～！

タクシーの運転手さん、
その夜は同僚に、家族に…面白い話ができて、
よかったですね！

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/11(Fri) 14:10 No.3630-3

あははは、＜オカマの声援が「お気に入りに保存」状態
わかるわ。当位即妙とはオカマのためにある言葉のようだものね。
なぎさんちゃんもそうだけど、どうしてオカマちゃんたちは、
ああも頭の回転が良い人揃いなんでしょ。
やっぱりノー味噌のありようが違うのかな？

年取ったらどうなるんだろう。
私の周りでは、しゃきしゃき口八丁な人にはぼけた人がいないけど、
それでいくと、オカマちゃんには認知症はいないということになるけど、
そっちのネットワークではその辺りいかが？

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： なぎさ 投稿日：2006/08/11(Fri) 14:45 No.3631-4

刺青を入れた人は肝臓病になり易いと言う話は聞くけど、
オカマの認知症は、あまり耳にしないわねぇ～。
って言うか、短命が多いのでボケる前にオサラバする人ばかりだわ。

オカマが集まるとよく話すのよ…。

認知症になって介護施設で爺さんや男性介護士を追っかけ回していたらどうする?!

オカマの特性かしらねぇ～、ほぼ100％の確立で答えは…
「ボケちゃって羞恥心が無いんだから、気にしなくて良いんじゃない?!
　最後まで色欲を失わない。それが若さの秘訣だろうしね♪」
って、ボケちゃったオカマが若さを保ったら傍迷惑だちゅうの。(ーー;)

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/11(Fri) 14:57 No.3632-5

へー、そうなの？
刺青の墨って、やっぱり毒が多いのかしら？
そういや、日本画の絵の具みたいな感じの色合いだものね。

あはは＜ボケちゃったオカマが若さを保ったら傍迷惑だちゅうの
介護の現場が明るくなっていいかもよ。
セクハラ大歓迎ってね。(^▽^)☆＼(^^;)

ところで全然話は違うけど、なぎさちゃんお得意の言葉話。
最近さ、「侃々諤々(かんかんがくがく)」と「喧々囂々(けんけんごうごう)」を
ＭＩＸして「けんけんがくがく」と言う人、多くない？
気になりだすとやたら耳にするのよ。

ま、漢字は私も書けないんだけど（笑）。
ちなみに「喧々囂々」の囂々は「非難轟々」の轟々という字と同じかと
私も長く思っていました（笑）。喧々轟々だって意味的に通じそうだよね。

と、今「けんけんがくがく」と入力したら、「喧々諤々」と変換された。
あれ？もう間違ったまま通用するようになったのかな～。
これではまたそう遠くない日に、「独壇場」のように間違いのほうが通る言葉になりそうね。

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： なぎさ 投稿日：2006/08/11(Fri) 15:24 No.3633-6

そうそう、最近は国語学者の間でも誤用法容認派が多くなって来ているね。
以前の学者は眉間にシワを寄せて「嘆かわしい…」と言っていましたが、
最近では「言葉は生き物。古来から行われて来た事。」ってね。
「素敵」なんか、どうやって今の意味になって来たのよねぇ～。

確かに「言葉」は生き物だから、「意味」を生かすも殺すも使うの人間の「心」次第。
意味が通じりゃぁ～良いって言う段階と、
耳にした時は心地が良いけど、意味深な所で鼻持ちならない言葉ってあるよね。
意味を知って心を込めて言葉にしないと、美しく伝わらないのよ。

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： シンシン 投稿日：2006/08/11(Fri) 21:33 No.3634-7

＜意味を知って心を込めて言葉にしないと、美しく伝わらないのよ。

本当に、そうですね！
意味も知らずに、おざなりに言葉を発していて、
あとで身の縮むような思いをします。

私、ときどき自分が嫌になるのは、
たとえばＮＴＴとか電話で新しいサービスを進められたときなどに、
相手に対して、すごく横柄な言葉で接していたとき。
それを後で気付いて、なんて自分は嫌な女だろうと思う。
横柄な態度になるというのは、私の中の根本にそういうものがあるから。
どうしたら、それがなくなるかなぁ。

それはそうと、一番右の写真の後ろ姿のおしゃれな女性たち。
ひょっとして、なぎささんのお友だち？
髪がきれいですねぇ！

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： なぎさ 投稿日：2006/08/11(Fri) 23:16 No.3635-8

＞ひょっとして、なぎささんのお友だち？

やぁ～ねぇ～、シンシンさん♪
見ず知らずの人の後姿をUPしてどうすんの？って。(笑)

通路右の赤いアディダスジャケットが幽体離脱オカマが営む店に勤めている新人。
で、通路左に控えし3人組が彼女が引っ張って来たオカマ達なの。

でさぁ～、彼女達が勤める店のママ連中は、私が女装していた頃の友人なのね。
だから彼女達は私の事を「おかぁさん」って呼ぶんです。
オカマ世界の習わしなんだけど、店を営業しているオカマは「ママ」で
親しくなると「おかぁさん」と呼ぶようになります。
店を持た無いけど、かなりの先輩に対しては「おねぇ～さん」です。
で、私側からすると「おかぁさん」と呼ばれる以上、交通費や飲食代は私持ち。
「おねぇ～さん」なら割り勘なの。　私、「オヤジ」で結構なんですが…。

私が勤めていた店のママやその友人も60歳を超えて現役で店を営んでいるんだけれど、
そのママ連中に私が会えば、やっぱり「おかぁさん」と呼びます。
こっちが50歳近くになっても喫茶店で会えば珈琲を御馳走になるのよ。
お会計に行くと、「代金は、先ほどの方から頂いております。」って。

花街に生きる古い風習を受け継ぐオカマの世界って保守的なんだけど、
これは先輩後輩・師匠弟子・兄貴分弟分に通じる男的センスだからだと思うわ。

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： シンシン 投稿日：2006/08/11(Fri) 23:43 No.3636-9

なるほどねぇ！　そういう保守性って、いいですねぇ～！
私もね、若いときは、年長の人にご馳走になることがあって、
そのたびに、この方にはご馳走でお返しはできないけれど、
私が年をとったときは、若い人にたとえコーヒー１杯でもご馳走しよう、って
思いました。
でもね、そういう気持ちって、実際に行動に移すときは、心の大きさが求められるのね。
こちらの財布の事情もあるし、どーんとテーブル一杯に振舞えないです。
もちろん、変な若い人たちには、コーヒー１杯だって、
「飲ませたくない！」って、思うし。
年だけは取ったけど、味のあるいい大人にはなかなかなれません。

それから、こんなこと言うと、差別的発言に取られかねないですけど、
オカマの人たちは、本当に心が細やかですね！
もっとも、中に入って事情をよく知れば、素敵な男性の取り合いっこ…
な～んてこともあるでしょうけど。
いつも、見習わなければと思います。

ところで、写真をアップして見たのは、最近、目が薄くというか
細かいのが見えにくくなったから。
最初はふつうの観戦客だと思ってスーッと見てたのですが、
あれ～～、ひょっとして？と思って拡大。
そしたら、いやに体格の立派な女性がいらして(失礼！）
でも、髪がきれい！　髪型とかだけではなく、髪質が。
きちんと手入れしてるんだろうなぁと思い、
その心意気に打たれました！

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/11(Fri) 23:52 No.3637-10

うん、背中もきれい。

なるほど、「おかぁさん」と「ママ」と「おねぇ～さん」の違いよくわかりました。
「おかぁさん」って呼ばれたら支払いから逃れられないのね（笑）。
私は「おばさん」でいいわ。ヾ(^^;)

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： なぎさ 投稿日：2006/08/12(Sat) 00:14 No.3638-11

ちなみに一番左の黒服・カール髪＆背中露出は55歳。
その彼女は従業員なので、未だに「おねぇ～さん」。
年上の彼女に「おかぁ～さん」と呼ばれて支払い担当に回るのは解せないわ。(笑)
でも、とっても女っぽい人。　東北出身なので性格もぼくとつなの。

「歳が一番上でも、○○ちゃんが一番女っぽいわねぇ～」と私が言ったら、
若手オカマが一斉に「○○ねぇ～さんは二十歳前に○玉をとったからよっ！」って。
「じゃぁ～あんた達もとりゃぁ～良いじゃない?!」って言うと、
「やぁ～ねぇ～おかぁさん、あんな気持ちの良いものもったいないじゃない！」
って言ってケラケラ笑っていましたが、
世間のオカマが全員性転換したい訳じゃない事をご報告しますね。(笑)

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/12(Sat) 02:15 No.3640-12

なるほどね。聞いてみなきゃわからないことね。

胃を取った人がね、食欲なくなるのかと思っていたら、
食べたいのは今までと同じで、ただ実際は食べられないから
辛いって言うのを聞いたことがあるけど（王監督も言ってましたね）
あれとおなじようなことかな。と妙に納得（笑）。

＞背中の人
ひえー、55歳？！
この間ののび太さんの沖縄写真のシルエットの人も50台だったしね。
ああ、頑張らねば。
くたびれたからだ、年のせいにしちゃいけないわね。
ね？Ｍさん・・・と勝手に仲間に引き入れる（笑）。

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： シンシン 投稿日：2006/08/12(Sat) 11:34 No.3641-13

へぇ～～！！
５５歳で、あんなにきれいな背中！
肌の白さはもちろん、ムダ肉がついていない！

へぇ～～？？？
そうですか、あれは精子の製造所だけかと思ってましたが、
気持ちのいいものだとは！
認識不足でした！

取るにしろ、ずっと持っているにしろ、そこで悩んで、
決心をするわけですね。
一つ一つ、決心を重ねていって、今があるわけで、
やっぱり悩むってことは、そのときは辛いけど、
人間を成長させる。
この間も、オシム監督が言ってましたけど、
負けたときのほうが学ぶことが多い、って。
いつも勝つことを期待されている日本代表の監督の言葉だから、
すごく新鮮に聞こえたけど、
失敗は成功の母って、昔から言ってましたよね。

で、オシム監督、素敵ですね！

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： なぎさ 投稿日：2006/08/12(Sat) 22:16 No.3642-14

なんだか胃を削除したり、オシム監督が出て来てエライこっちゃ！ですが、
オカマって悩まないのよねぇ～。
取っちゃおうかしらん♪　で即決派が多いわ。
乳パックにしようか注入式にしようか…と言う方法論で迷うぐらいだわ。
もっとも、やらないタイプは全く興味を示さない。
まずは、性転換に飛びつくタイプと我が道タイプの２つに別れるけど、
この時点で迷うオカマって少ないのよ。
あとは、性転換に興味ある人種が、実施時期で悩むぐらい。
かと言って、「人生が変わる」って言うほど大仰にも考えていない。
二重瞼の整形手術を受ける程度にしか考えていないんじゃないかしらね?!
実際、この手合いのオカマは変！
遊んでいては楽しいけど、友人にはなれないわ。
人生の基本的価値観が全く違うからね。
多くの私の友人は、ロン毛で化粧して後生大事に一物をぶら下げているから、
一般的には、このタイプの方がバケモノみたいね♪　(笑)

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： はるみん 投稿日：2006/08/12(Sat) 22:54 No.3643-15

うん、確かに
体を改造していると、ノーミソとバランスしなくなるのかな。
ケセラセラになっちゃうのかな？

女同士でもそういうのあるよ。
外見の若さや見かけに固執している人とは、深い話はできないみたいな（笑）。

そういえば、前になぎさちゃんに教えてもらったじゃない？
女になって、女が好きな男に愛されたい人と
男のままで、好きな男に愛されたい（愛したい）人がいるって。
これはね、けっこう知らない人が多いよ。
でも肝心のとこ忘れちゃった。
ホモとゲイの違いだっけ？ニューハーフとホモの違いだっけ？
どれがどうだっけ？(^^ゞ

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： シンシン 投稿日：2006/08/12(Sat) 23:03 No.3644-16

なるほどねぇ～！
聞いてみないと、わからないものですねぇ。
切ろうかどうしようか、すっごく悩むのだろうなぁと思ってました。
私なんか、ピアスの穴を開けるのさえ、迷って、結局痛そうなので、
開けなかったくらい。

ところで、さっきまでＮＨＫの「思い出のメロディ」を見ていたのですけど、
自分の子供～青春時代の歌が出てきて、
懐かしいというより、複雑な思い。
「思い出のメロディ」って言ったら、自分の親世代の歌で、
青木光一が「柿の木坂の家」とか歌ってたのに、
いま見たらフォーリーブズなんかが出ていた！
いつのまにか自分が思い出世代になってました。

やっぱりワイルドワンズの「思い出の渚」がいいわぁ！
あ、いまのほんとに偶然！！
考えて言ったなら、ほんとにベタになる！

Re: 哀れと言うか、これまた人生。　　投稿者： なぎさ 投稿日：2006/08/13(Sun) 14:26 No.3646-17

思い出にしないでぇ～～～！　生きてるでぇ～～～！(笑)
私はヴィレッジシンガーズの真面目っぽさが好きだったわ。
当時、「甘い色の髪の乙女」だと思っていたけどね♪
乙女の髪はケーキかよっ?!　って。

オカマ・ニューハーフ・ミスターレディー・ホモ・ゲイ・シスターボーイ…etc.

色々あるわねぇ～。　どれがどうだって言われても…。(笑)
男にしか見えないのにニューハーフだって言い張るオカマもいるし、
どっから見ても女の子にしか見えない可愛い男子が、ホモの男役だったりね。
私?!　変態と言われた事はないけど、変人だと言われます。

って事で、私もチョックラお出かけします。
不在中は、「う」の字が私の変わりに盛り上げてくれるらしいわよ♪

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