パイ生地(練りこみ式)生地           
材料<20cmパイ皿2枚分>
薄力粉 200g
バター(1センチ角に切る) 140g
冷水 60〜80cc
グラニュウ糖 小さじ1/2

作り方
小麦粉とバターをボールに入れ、全部の指先を使い、
バターを手で細かくちぎりながら粉に混ぜ合わせていく。
全体に混じったら、両手の間でさらに細かく粉とバターを混ぜ合わせて、
サラサラしたパン粉のような状態にする。
バターが溶けると生地が固くなるので手早くすること。
2の真中にくぼみを作り、そこに冷たい水を少しずつ加えながら、
周りの粉を少しずつ混ぜ込む。だいたい混ざったらひとまとめにする。

フードプロッセッサーがあればそれで作ると簡単。
その場合は、容器に冷蔵庫から出したてのバターを入れ、ちょっと攪拌してから、
粉を入れ、スイッチをチョンチョンチョンと何度か入り切りしながら、
バターと粉を混ぜ合わせる。

だいたい混じったら、蓋の穴から、冷水を何回かに分けて注ぎながら、
やはりスイッチを何度か入り切りさせながら数秒回して、水と種を混ぜ合わせる。
このとき長く運転させて粘りを出してしまうと、パリっとしたパイ皮にならないので
気をつけること。
3の種をひとまとめにし、十文字に切れ込みを入れ、ラップにくるんで
冷蔵庫で30分くらい休ませる。
寝かせた生地をのし台に取り出し、麺棒でのばしたら4つ折りにして、再びのばす。
これを、2〜3回繰り返して、パイ皿の直径+3センチくらいまでのばす
※メモ
層にはならないが手軽に作れる生地。ほとんどのフィリングに合う

粉とバターを混ぜる作業は、とにかく手早くすること。
モタモタしていると、手の温度でバターが柔らかくなってしまい、出来上がりが
パリっとしなくなります。

気温や、バターの量によって加える水の量が変るので、水は1度に全部加えないで、
様子をみながら足すこと。

水を加えてからは、こねすぎないこと。クッキーのようになってしまいます。
多少粉っぽさが残っていても、その後の「寝かせ」と「のばし」で、馴染むので
心配ありません。

バターの量は粉の50%〜80%くらいまで。お好みでどうぞ。

余ったパイ皮は冷凍保存できますので、数回分を1度に作って、
1回分ずつ小分けにしてストックしておくと、すぐに使えて便利です。
使う時は冷蔵庫で自然解凍します。    03/01/27

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