中華まん
材料
・皮<20個分>
強力粉 3カップ(300g強)
薄力粉 2カップ(200g)
ぬるま湯(40〜45℃くらい) 1・1/4カップ(250cc)
インスタントドライイースト
(予備発酵しなくてもよいもの)
小さじ1
小さじ2/3
ラード 大さじ2
砂糖 小さじ1〜2
この分量で、普通の中華まんサイズなら20個くらい、
直径5センチくらいのなら、30個くらい作れます。
・肉あん(20個分)
豚ひき肉(赤身70%くらいのもの) 400〜500g
白菜(茹でてみじん切り)
またはキャベツ
2〜3枚
ねぎ(みじん切り) 1/2本
しょうが(みじん切り) ひとかけ
醤油 大さじ1
大さじ1
鶏がらスープ、又は
水+顆粒スープの素小さじ1
1/2カップ
少々
ゴマ油 大さじ2
・あずきあん(10個分)
こしあん 200g
ラード 大さじ1・1/2
少々

作り方
大き目のボールに、強力粉と薄力粉を合わせてふるっておく。
ドライイーストをぬるま湯で溶いて、砂糖・塩・ラードを加えて混ぜ、
(1)粉の中に注いで箸でかきまぜながらまとめる。
全体が混ざってまとまったら、台の上に取り出し、種がなめらかになるまでこね、
ボールに戻して、ラップなどでふたをして、暖かい場所で1時間半くらい寝かせる。
夏は室温で充分。冬はストーブのそばやコタツを利用するとよい。
(パンを作る時ほど神経質にならなくても大丈夫。)
だいたい2倍くらいにふくらんだら、手で押してガスを抜き、もう1度こね、
直径5センチくらいの棒状に延ばして、20個に切り丸めて固く絞った
ぬれ布巾をかぶせて、30分くらいおいて2次醗酵させる。
(4)を手の平で押しつぶしてから、麺棒で直径12〜3センチになるようにのばす。
この時、周囲が少し薄くなるようにのばすとあとであんを包みやすい。
<肉あんの作り方>
ボールに、白菜以外の材料を取り、よくよく混ぜ合わせたら、
水気をきっちり絞った白菜を加えて、さらによく混ぜ合わせる。
<あずきあんの作り方>

こしあんを弱火にかけて、ラードと塩を加えて、つやが出るまで練っておく。
<包み方>
■肉あん
皮の真ん中にあんをおいて、皮の周囲をヒダを取りながらつぼめて、中心をちょっとひねっておく。
まとめた部分を上側に。

■あずきあん
肉あんと同じように包み、最後にまとめたところは
ひねらず平らにして、まとめた部分を下側にする。



湯気の上がったせいろ、または蒸し器に、
クッキングシートか布巾を敷いて、
おまんじゅうを並べ、強火で15分くらい蒸す。

イーストが少ない、しっかりした皮なので、
出来上がりの膨らみ方はこのくらいです。
※メモ
■これは、強力粉の割合が多くイーストが少ないので、出来上がりは、
ふわっとした皮ではなくて、どちらかというと、餃子に近いもっちりした皮になります。
神戸にある、老祥記の豚マンを再現したくて、考えてみました。
酢醤油にラー油や溶き辛子を加えたものを、ちょっとつけて食べます。

■種の醗酵は温度によってかかる時間が違うので、表示の時間は、
大体の目安にして下さい。醗酵させすぎると、すっぱい匂いがして、
蒸しても取れないので、注意して下さい。

■ラードがないとき、使いたくない向きは、サラダ油に置き換えてください。

■肉あんには、他に、椎茸やたけのこのさいの目切り、ニラや高菜などを加えても
又、野菜率を多くしたり、干し海老や貝柱を入れたり、色々工夫してお楽しみください。
(2002/03/10)

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