■味噌
材料<出来上がり3,5〜4キロ>
大豆 1キロ
米麹 1キロ
500g
作り方

大豆をザッと洗って、3倍くらいのお水につけて一晩置きます。
このお鍋は直径25センチ深さ12センチですが、
1キロのお豆がひと晩経つと、これにほぼ一杯
になりました。

これを指で簡単につぶれるくらいになるまで煮ます。
圧力鍋でなら30分くらい、圧力鍋がない場合は、2〜3時間かけて
時々注し水をしながら、お豆が水から顔を出さないように、あくを取りながら煮ます。
*圧力鍋で煮る場合は量にご注意。お鍋の半分以下で煮てください。

このようにアクがけっこう出ます。
圧力鍋で煮る場合も、最初は蓋を閉めずに
火にかけてアクをとり、アクがおさまってから、
蓋を閉めて煮るようにするといいと思います。
 
麹とお塩を手でよく揉みながら混ぜ合わせておきます。(塩切り麹)

保存には、このようにきっちり蓋ができる
密封容器を使います。
容器は、洗剤と熱湯でよく洗い、乾いたら
消毒用アルコールか45度の焼酎で、中も外も
しっかり拭いておきます。
特に蓋周りのみぞはアルコールをしみこませたガーゼと
竹串を使い細かいところまでしっかり拭いて消毒します。
 
大豆が煮上がったら、すぐザルにあけ、煮汁はボールに受けておきます。
熱いうちにマッシャーかフードプロセッサーでつぶします。
この時、細かくつぶすほど発酵が早く進みます。

これがマッシャーです。
これで楽につぶれるくらいの柔らかさに
なるまで煮ます。

残った煮汁は焦がさないように、あめ色に
トロッとするまで煮詰めておきます。
画像は煮詰めすぎ。(^^;
2カップくらい残るくらいに煮詰めます。

つぶした大豆と2の塩切り麹を、手でよく混ぜ
あわせます。
ここに、5のあめ色煮汁を1カップくらい加えて
全体を良く混ぜ合わせます。


混ぜ合わせたものを、ひとにぎりずつ、
しっかり押さえながら、容器に詰めて行きます。
丸めるのもしっかり詰めるのも、間に空気を
入れないためです。
 
全部詰めたら表面を平らにならし、ラップを密着させて、ラップの上から
塩(分量外)で覆います。これは雑菌が入らないようにするためです。
この材料で出来上がりが3.6キロでした。
これは5リットル弱入る容器ですが、このくらいで収まりました。
10
出来上がったら容器の蓋をして、日付を書いたラベルを貼り、ちょっと涼しくて埃がかからない
ところで保存します。

夏場なら3〜4ヶ月、冬場なら5〜6ヶ月で
食べられるようになります。
あけてからは冷蔵庫で保存します。
メモ:
カメやホーロー容器で漬けるお味噌の場合、重石をして、水が上がってきたら
混ぜ合わせるというのを、月に一度しなくてはいけません。
これが面倒でお味噌作りを止めてしまいました。
最近、読売新聞の付録についてきた冊子に、河合真理さんの簡単お味噌が出ていました。
それによると、少量ずつをプラスティックの密封容器で作りましょう、というもの。
しっかり密封できる容器だと、埃も雑菌も入らないので、天地返しや重石も要らず、
そのまま数ヶ月寝かせればよいのだそうです。
それを参考に、私の作り方でこのレシピを作りました。

*今回の材料費はだいたい1、700円くらい。1キロ当たり472円というところです。


参考文献:読売新聞社発行・Yomy11月号
河合真理さんの「自家製味噌のすすめ」
追記:05/06/05
・昨日(6/4)開封しましたが、ちょっと固目でした。
・その反省から、加える水分を増量しました。半カップ→1カップ
・お皿2枚くらいでも重石をした方がよいようです。

04/11/09

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