■Diary
その日あったこと、考えたこと、更新報告などなど、何でも記録のページです。
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■2003/ 8/31(日)   快晴 +18.5→+26.2

<境界線>

友人と待ち合わせた喫茶店。
一足先についた私の前のボックスに、頭髪を1:9分けにした男性を発見。
分け目が、耳のすぐ上にある。
こんな努力している人を間近に見るのは初めて。
向こうが雑誌を読んでいるのをいいことに、
入り口を気にしている振りをして、そっと観察してしまう。

年のころは30代半ばくらいか。
着ている服は休日らしくチェックのボタンダウンにチノパン。
顔立ちだって悪くない。
ただ、髪型だけがアンバランス。

女の私から見ると、こんな凝った(?)髪型にするくらいなら、
いっそスキンヘッド、は無理としても、今流行りのハサミカットの5分刈りにでもして、
あるがままのジタン路線で行ったほうが、よほどチャーミングと思うのだけれど、
まだこのくらいの年齢では、あきらめがつかないのだろうか。

間もなく席を立った彼。
きっちり整えた前側を裏切り、
頭頂部と後頭部の境目がパックリ口をあけていた。
うーーーむ。
やっぱり、現実とはあまり本気で戦っちゃいけないかも。


更新報告

キリ番の部屋に記念プレートをUPしました。
今回のお誕生日プレートは、むつこさん、
特別キリ記念プレートは久美さんの分です。
こちらは記念プレート別館に載せてあります。

■2003/ 8/30(土)   晴れ +14.2→+24.7

更新報告

キリ番の部屋に記念プレートをUPしました。
今回のお誕生日プレートは、teikoさんとおっとさん、
特別キリ記念プレートは平家蟹さんとおっとさんの分です。
こちらは記念プレート別館に載せてあります。

■誕生日の花プレートは、探しやすいようにお誕生月ごとに分けました。

■2003/ 8/28(木)   晴れ→にわか雨 +16.2→+20.1

<引き際の美学>

久米宏さんがニュースステーションを降りるとか。
この番組が始まった時は、久米さんの優等生タイプではない意見や、
飄々とした風貌、とぼけたしゃべりが好きで、よく見ていた。

ニュースをエンターティーメントにした功績は大きいけど、
たしかに、もう、生放送に毎日出るのはしんどいかもね。
小林一喜さんが出なくなってから、番組自体が精彩を欠いてきていたしね。

記者会見で、「衰えを自覚したのがその主たる原因。」と言ったのには、
ちょっと切なさを感じたが、同時に思わずニヤリ。
衰えや蓄えの底を晒しても、なお出続けているキャスターや
タレントが目に付く中、さすが久米さん、スタイリストだ。

欲を言えば、一度目の降板騒ぎがあった4年前に止めていたら
もっとカッコよかったけどね。

しかし、半年前のこの段階で会見しなきゃいけない状態に追い込むなんて、
テレ朝も男気がないなぁ。

■2003/ 8/25(月)   曇り→雨 +16.5→+22.0

■今日から住基ネットが本格稼動したらしいけど、
コンピュータウイルスの流行で早くも支障が出ている自治体があるとか。
インターネットに接続されてないはずの住基ネットが感染するってどういうこと?
やっぱり、しっかり切り離していないということか。
これだけ騒がれているのに、危機意識なさすぎ。

■現在、よく行き来している高校時代の友人たちには、
その時代特に仲がよかったわけではない人が多い。
同窓会の時ふと気付いた。
若い時は自分と似た人を探すけど、大人になると柔軟性が出てくるということかな。
自分と違う人に興味がわく。
似た人ともそのまま変らずつきあっているけどね。

■IEのお気に入りを整理した。
フォルダで分類して整然としているつもりでも、中が増えてくるとほとんど見ていない
一応全部開けて見てから削除。
リンク切れしている所や、どうして取ってあったのかわからないようなのもけっこうあった。
「後で、そのうち、使うかも」は、実際にはほとんど必要ないということね。
200以上捨てて、分類も作り直してサッパリした。
次は画像の整理をしたいけど、こっちは時間がかかりそうで手がつけられずにいる。
いつになることやら。

■2003/ 8/24(日)   晴 +15.8→+21.9

<コーチング>

コーチングがはやっているとか。
先週「クローズアップ現代」でやっていた。
コーチと言うとスポーツ関係かと思ってしまうけど、心理カウンセラーのようなものらしい。

以前、やはりテレビで、相談相手がいないエグゼクティブが、
電話でカウンセリングサービスを受けながら、決断力を養っているというのを
見たことがあるけど、それの裾野がひろがったという感じ。

企業の中には、管理職に部下と接する技術のコーチングを受けることを
義務付けるところもでてきているらしい。
こういうことは、上に立つ人は自然に身に付ける事と思っていたけど、
最近は、叱られるとシュンとしてしまったり、逆切れして職場放棄したりと、
打たれ弱い若者が増えているし、仕事帰りに飲みに誘ってもあっさり断わられるしで、
部下とどう接していいかわからない管理職も増えているとか。

コーチの指導の通り、
自分が笑顔でいる時の写真を机の横に置き、
説明するときは部下と同じ目の高さになるように、
書類は両方から見やすいように横置きに、
・・・と、準備してから部下を呼ぶ、ごつい顔の管理職おじさんがちょっといじらしい。

その上、父親を亡くした主婦や、仕事への情熱を失った中高年といった人たちまで
高い費用を払ってコーチングを受けていると聞いてちょっと驚く

壁にぶちあたることは誰にでもあるし、そういう時たいていの人は
身近な人にグチをこぼしたり、ぼやいたり、悲しみや迷いを打ち明けたり、
あるいは、1人膝を抱えて反省と試行錯誤を繰り返しているうちに
いつの間にか抜け出すものだけれど、
そういうセルフコーチング(?)よりも時間がかからず合理的ということか。

たしかに、お互い忙しい日常の中では、
自分の思いを最後までちゃんと話すというのは不可能なことだし、
どんなに親しい人でも、こっちの気が済むまで話を聞いてもらうのは気が引ける。

第一、口数が多い割に何を言いたいのかわからないという状態に突入している
私のようなお年頃では、何時間かけたって「気が済む」なんて事はないかも(笑)。

その点コーチは、お金を払って頼んでいるので気が楽。
それに相手は、聞くことに関してはプロ。
とことん話を聞いた上で、どうしたいのかを繰り返し問いかけてくるので、
一歩踏み出さねばという気持ちになるのだという。

うーーん。こんど何かあったら頼んでみようか。

でも、人に頼ってはいけない、自分自身でなんとかしないと、という性格の人は、
有料コーチングでも変に見栄張ってしまって、かえってストレスたまるかもね(笑)。

03/08/21
■2003/ 8/20(水)   晴 +16.3→+25.6

<美容室>

あさってはいよいよ同窓会。
ダイエットは間に合わなかったから(やってもいないけど)、
せめて髪だけでもすっきりしとこうかと、億劫でしょうがなかったけど、
行くなら今日しかないと、疲れた体にむち打って4ヶ月ぶりに美容室に行く。

ついでにヘアマニュキュアもしてみないかとのお誘い。
最近、前髪の白髪が目立ってきたと夫も言っていたことだし、
ヘアダイと違って髪に負担がかからないと聞いて、やってもらうことに。
私がヘアダイどころか、ヘアマニュキュアも初めてと知ると、
店中の人から、まるでちょん髷でもつけているかのように珍しがられる。

毛染めにはどうもいいイメージがなくて今まで敬遠していた。
だって、日本人が明るい色にすると、たいていトンマに見えるし(笑)、
艶ナシ真ッ黒なのは田舎のおばあさんみたいだし、
(今はこういう人はめったに見かけないけど)
なにより一度染めてしまうと、生えてくる髪との追いかけっこから
抜け出せなくなりそうなのが嫌だった。

結局、パーマとマニュキュアとで4時間以上かかって、疲れ切る。
周りからは若くなったと言ってもらったけど、
こんなに時間がかかっちゃねぇ。
益々足が遠のきそうだ。

■2003/ 8/18(月)   晴 +16.3→+25.6

<有限>

近所のスーパーに行ったら、たしかついこの間まで、
88円とか、100円で売られていたはずのアボカドが、158円になっている。
あれ?いつもより品物がいいのかな?不作なのかな?
とアボカドを手に取りながらふと横を見ると
『「発掘あるある大辞典」でも絶賛のアボカド! この夏の美肌対策に!』
と手書きで書かれた紙。

うーん・・・・このスーパーもやっとメディアの力に気がついたか。
でも残念ながらスピードが不足していたようだ。
夏は半ば終わっている(笑)。(放送したのは2週間前だったらしい)

しかも特売を組むならいざ知らず、値上げするとはちと欲深すぎたようだ。
山のように残っていて誰も買っていかない。
もしかしたら間違って高い所を仕入れちゃった担当者が
慌てて、テレビ情報をくっつけたのか(笑)。

どっちにしても、この手の情報もこう多くなってくると、話の種にもならない。
もういい加減食傷気味だね。

健康にいいものを食べたって人間いつかは死ぬわけだし、
いつ死ぬか分からないんだから、
好きなものから食べること、やりたいことから取り組むこと。
それが1番体にも心にもいいことだよ。

*でも、タバコは止めといたほうがいいよ。愛煙家諸君(笑)。

2003/ 8/16(土)   晴/曇 +19.0→+25.1

<ドリームハウス>

金曜日にテレビ東京系でやっている「完成・ドリームハウス」。
一般人の施主の希望を聞いて、この土地にはこの建物しかない、というような家を、
設計士と現場の人たちで完成させるまでの過程を見せるという番組。

建築予定地は、私道奥の狭小地だったり、変形地だったり、急勾配だったり。
住宅を建てる場所として決して恵まれているとは言えないところも多い。
そういう場所こそ建築家に頼めば良いアイディアがあるのではと思っても、
悲しいかな予算は限られている。
設計・監理料を考えると、たいていの人は躊躇する。
だいたいどんな建築家がいいのか情報が少ないのに、
個人の家でコンペなんて、端から望めない話。

「ビフォーアフター」では施工費だけの公開で、デザイン料は含まず、となっていたけど、
「ドリームハウス」のほうは、設計料込の総額を出している所が、より実際的で参考になる。
その上、業者の仕事を、全国の視聴者が監視してくれているようなものだから、
一生に1度の大きな買い物をする身にとっては、こんな心強い事はないだろう。

中には予算を大きくオーバーして、他人事ながら心配になったケースや、
この家、メンテナンスはどうするつもりやねん、という家もあったけれど、
あの価格通りとすれば、概ねかなりお得感のある家に出来上がっている。

テレビだからと言ってしまえばそれまでだけれど、
家の時も、こういう番組があったら応募してみたかったなぁ。

「ビフォーアフター」に、リフォームを頼むにはまだちょっと早いし、
やっぱり次の狙い目は、「ビューティコロシアム」か。


■日本に帰省中のスージーQさんが電話を下さって、いろいろおしゃべり。
コントラルトの良いお声。
おっとさんの時もそうだったけど、お人柄か、BBSでいつも話しているせいか、
初対面の緊張感をあまり感じなくって、長距離電話なのに長話しをしてしまった。
スージーさん、ありがとう!

■そもそも、スージーさんは、「くも膜下出血」の検索で「雑感」に入っていらして、
放言室にみ〜さんが書いていた「ロール・オブ・コロンバイン」についての記事を読んで
BBSに書き込んで下さったのが始まり。
ネットがなければ、決して知り合うことのなかったであろう遠くの人とも、
こうして旧知の友のように語り合えるなんて、
インターネットってすごいと思うのはこういう時。

■スージーさん情報によると、
アメリカでは、NYの停電の原因はBlaster.Wormではないかと噂されているらしい。
そういえば、何かが起きるのって16日だっけ?
と言うことは、今日よね。
どうなったのかな?何か起きたのかな?

■2003/ 8/15(金)    晴 +18.9→+25.3

■終戦記念日に閣僚が靖国神社参拝したことについて、
中国や韓国が不快コメントをしたことを、石原都知事が、
「日本の精神文化に、支那や韓国がケチをつけるのは内政干渉だ。」
と発言しているのをテレビで見た。
支那?
彼の国の人たちが1番嫌う言葉を、
こういう立場の人がこういう場面でなぜわざわざ使うかな。
悲しくなるね。

■同じ日に見た、石原プロモーションの謝罪会見。
素早い謝罪と番組中止の対応に、賛辞の声が多かったようだけど、
あの組織、右翼っぽくてちょっと気味が悪い。

■2003/ 8/ 14(水)      晴れ 15.8→25.2

<ゴマメの歯軋り>

この間、ちょっとした集まりがあって、そこに来ていた国立大の教員をしているとかいう人が、
国立大学の独立行政法人化の法案が通った話をしていた。
これでいよいよ日本の教育も、アメリカのように対価と引き替えに与えられる
サービス業になってしまうのか、とか、
研究活動は、ますます大学のポストを得たり維持したりするための手段と化し、
過当競争がさらに煽られていくだろうとか、
あら、いいことじゃないの、と思ったら、どうやらその方は民営化の流れを嘆いているらしい。

子供がいない私、自分の受験はン十年も前のことだし、
ああ、そういう話もあったわね、という程度の関心しかなかったけど、
聞いていて、なんだかなあと思った次第。

この大学の行政法人化、一般事務の人減らしの側面も当然あるのだという話。
それでは、この改革に反対している教員たちは、
なぜ、そういう一般事務の人々を巻き込んで反対運動をしなかったのだろう。
非常勤の講師たちや、あるいは授業料にしわ寄せがくる学生たちだって
取り込むことはできなかったのかしら?

これがひと昔前なら、たぶん学園紛争が起こっていたよね。
今は、先生もおとなしければ、学生も他人事のように無関心。
どうせ授業料は親が払ってくれるからいいのか。

昔はよかったと言っているわけじゃない。
私は全共闘世代のちょっと下の世代なので、学園紛争の末期を知っているけど、
当時、ただの不良だった私は、そんな運動をやっている連中を、
なんと汗臭いと冷ややかに見るだけだった。
彼らの論理にも抗議の仕方にも共感は持てなかった。

ただ、あの頃は若者が、今よりださくて単純で無鉄砲だった。
社会の動きに敏感で、政治にも関心があった。なにより言葉を使えた。
(その後まともな大人に成長したかどうかは別として/笑)

それに比べて、今の若者のなんとスマートなことか。

外務省に就職が決まっているとかいう東大生が、卒業インタビューで
「仕方のない戦争もある。戦争が良いか悪いかは、今後よく考えてから・・」
とか言う時代だものね。

ツルンとこぎれいな若者たちよ。
親に授業料払わせてもいいけどさ、
せめて自分の頭で考えて、「言葉」を使える大人になってよね。

暴言を吐いて知性の欠如を晒している議員が、
それでも選挙であっけなく勝ってしまうような制度(と有権者)を持ったこの国で、
みっともない大人が多いこの国で、
何が正しくないか、何が嫌なことかをちゃんと穏やかに抗議ができるように。


■8月6日の「ふとる・やせる」の中の190kcal当たりのご飯の重さに
計算間違いがありましたので訂正しました。

■2003/ 8/ 12(火)      雨→曇り +18.6→+25.1

<夏は来ぬ>

今日の午前中、全国的に降っていた雨が、
このまま「秋雨前線」になる可能性が、高くなっているとか。
夕方のテレビで気象予報士がおそろしいことを言っていた。
すると、今年の札幌の夏は、「ほんの3日ばかり」ということになってしまう。

もっと気の毒なのは、東北地方の北部の方たち。
気象庁から今年の梅雨明け宣言が出されないことになったので、
このままゆくと、梅雨のあとに秋雨が来て、「夏は無かった」ということになるらしい。
東北はここのとこ地震も多いし、台風も来てがっくりきてるというのに、
これじゃあんまりじゃないの。

これも火星の接近のせいかなぁ。
どうせなら、冬を飛ばしてくれないかなぁ。


■更新報告:秀作の部屋に11回と12回をUPしました。
川柳の部屋に3月29日〜7月21日までの間に寄せられた、句100首を
50首ずつに分けて選ばせて頂きました。

■2003/ 8/ 8(金)      雨→曇 +19.9→+23.0

<ヒナを拾わないで>

5月から8月は野鳥の子育て期。
注意しないと見つけられないけれど、ツバメやスズメ、ムクドリ、ヒヨドリなどは、
案外身近なところで巣づくりをしています。
で、この時期になると、時々見かけるのが巣立ち前のはぐれヒナ。

家でも何年か前に、玄関先に、ムクドリのヒナが潜んでいた事がありました。
植木鉢の間に隠れるようにうずくまって、怯えたような目をしてじっとこっちを伺っています。
周りを見上げても巣らしきものは見当たりません。

こういうヒナを見つけると、人は往々にして巣に戻そうとしたり、
それが近くに見当たらなければ、保護して育てなければと思ってしまいます。
私も慌てて野鳥に詳しい友人に電話して保護の方法を聞きました。
しかし、返事は意外なことに、保護してはいけないというものでした。

その友人曰く、巣というのは産室に過ぎず、親鳥はヒナがある程度飛べる大きさになったら、
茂みなどに隠れながら飛ぶ練習や、餌の採り方、危険なものなどを教えながら
自然の中で自立できるように訓練しているそうです。
でも、巣立ち間近なヒナは、うまく飛べないので、よく巣から落ちたり地面に降りたりしてしまうとか。
私が見つけたヒナもきっとそういう時期だったのでしょう。

この時期の親鳥は気配を消して子育てをしているので、近くに姿が見えなくても、
必ずヒナのところへやってきて世話をするから、安全な所においてそっとしておくようにと言います。
半信半疑のまま、でもヒナを捕まえる自信がなかった私は、親鳥が探すのを待つことしました。

そうこうしているうちに、半分しか飛べないヒナは、バタバタと這うようにして
自分から塀の際のツタの茂みの中に隠れてくれました。
カラスも猫もいる環境なので、家の中で気を揉みながら過していたら、
夕方暗くなりかけた頃、親鳥が鋭い声で鳴くのが聞えました。
そっとカーテンの隙間から見ると、1羽は木の高いところにとまって、あたりを見張り、
もう1羽は、餌らしきものを咥えて少し低い枝にとまっています。
その途端、それまで静かだった茂みの中からヒナがピ−ピー鳴きだしました。
両親そろってヒナの面倒をみにやってきたんですね。

それから1週間あまり、親鳥の涙ぐましい連携プレイが続き、ある日ふと気がつくと、
ヒナの声がしなくなり親鳥の姿も見えなくなりました。
もしや死んでしまったかと、ヒナがいたあたりをソーっとかき分けてみたけど
何も見つからなかったので、きっと無事に飛び立っていったのでしょう。

みなさんも、もし親鳥からはぐれたり、巣から落ちたヒナを発見したら、
かわいそうだから自分で育てようなどとは決して思わないで下さい。

ヒナを育てるには、24時間体勢で、数時間おきに餌をやらねばなりません。
幼ないヒナならば糞やオシッコが出やすいように刺激を与えたりもしなければいけません。
これを実行するのはとても大変なこと。ほとんどが数日で死んでしまいます。

仮にうまく育ったとしても、鳥の遺伝子を持たない私達には、
ヒナが自然の中で自立できるように教育する事はほとんど不可能です。
人間に育てられた水鳥は、お尻のところにある水を弾く脂を、嘴でうまく羽根につけられないために
サラダ油を塗ってやらなければいけない、ということがあるそうです。

親鳥は、ヒナがどこにいようと鳴き声で居場所を見つけます。
ただ危険を犯してまでヒナに近づく事はないので、親鳥が通ってきてヒナを育てることが
できるように、そっと拾って直射日光の当たらない、日陰の木の下や茂みの中など、
親鳥にとって安全と思えるような場所にヒナを置いてやってください。

*唐突にこんなことを長々と書いたのは、
友達のBBSで、心優しい人たちが拾ったひよどりのヒナが育たず死んだ話を読んだから。
ほんと、これは切なくて難しい問題です。
だからたぶん野鳥の会も毎年春になるとやるんですよね。
「ヒナを拾わないで!!」キャンペーン。

■2003/ 8/ 6(水)      快晴 +18.0→+29.1

<ふとる・やせる>

体重を1Kg増やすのには、個人差はあるものの、だいたい7000kcal必要だそうです。
だからもし、1年かかかって10キロ増えたとすれば、1日当たり190kcalちょっと
余分に食べ過ぎたと言うこと。


190kcalといえば、普通に盛ったごはん1膳(130g)分。
写真のようなコーヒーロールならだいたい半分、
マヨネーズなら大さじ2杯半くらい。
たったこれだけの量を摂り過ぎただけで、1年後には10キロ増。
まさにチリも積もれば山となる、そのひと口がブタになる・・・ですね〜。

反対に減らすほうはと言うと、
増えた分だけ摂取カロリーを節制しても理論的には横ばい。
食事制限だけで1年後に10キロ減らそうと考えるなら、
1日当たりの摂取カロリーを、190kcalX2で380kcal減らさなければ、
体重は減らないことになります。

これを運動で消費しようとすると、平泳ぎなら40分、早足歩きで1時間18分、
自転車だったら2時間もこぎ続けなければ消費しない量だそうです。(体重60キロの場合)

実際には、肥満のメカニズムというのは、摂取カロリーや消費カロリーだけでは
計算できない部分が多いでしょうし、年齢や性別、体重によっても基礎代謝量が違いますから、
こういう簡単な話ではないと思いますけど、ま、こうして単純に考えてみても、
増やすほうは簡単だけど、減らすのはたやすくないということがわかります。

で、私の同窓会ダイエット作戦ですが、計算しただけで挫折、このまま当日に突入となりそうです。(^^;
こうなったら、せめて当日、上着を着ていられるくらいの気温になることを祈るばかり。


更新報告
キリバンの部屋の「記念プレート-3」にケン&ナナさんの花プレートをUPしました。

■2003/ 8/ 2(土)     雨→曇 +19.2→+22.6

■BBSでもお馴染みのさとこちゃん一家が、久々一時帰国中で、
おっとさんだけ木曜日から札幌にご滞在。
今日の午後の便でアメリカに戻られるので、午前中我が家にお立ち寄りくださいました。
いやー、おっとさん。
想像通りと言うか、想像を超えてほんわかオットリすてきなお方でした。
3時間ほど、3人と1匹でまったりおしゃべり。
その後、Yカメラで念願だった「細かい機械の先進国・日本のデジカメ」を購入して、ご帰国。
おっとさん、ありがとう〜。こんどはさとこちゃんも一緒にいらしてね。

■毎週欠かさず観たい、と思うような連続ドラマがなくなって久しいんですが、
最近始まった「すいか」。
出演者に惹かれて、続けて観ています。
でも今のところたいして面白いと思えないのよね〜。
「クイールの一生」も、結局観たのは最初の数回だけ。気がついたら終わっていたし。
これってやっぱり年のせい?

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