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■2004/10/1(金)  快晴  +15.1→+24.9

■名古屋とタイのソウルフード

のび太さんが、突然何を思ったのか(笑)、名古屋&タイのソウルフードを
詳細解説付きで送ってくれました。
あけてビックリ。まるでふるさとの母の小包のよう(笑)。
その説明が、とっても面白長かった(笑)ので、1人で読むには惜しく、別冊にしました。
箱の中には、こんなにたくさんの食べ物が詰まっていました。
名古屋特集の雑誌付きってとこが、さすがのび太さん、行き届いています。(^▽^)
 
#以下、説明文はのび太さん作。
<名古屋フード編>
*あんかけスパゲティー

 
ヨコイと言う店が発祥と言われていまして、トマトケチャップと唐辛子のピリ辛あんかけソースです。
以前に友人に頼まれてソースのみを送りましたら、「現地で食べたものより辛いっ」と言われて
気が付いたんですが、名古屋風あんかけスパでは、2mm.以上の太麺、スパゲトーニを使います。
おそらくスパゲティーのサイズでは、ソースが辛過ぎるんだと思います。
写真にありますように、一般的には「ミラカン(ミラノ・カントリー)」と言われる、
玉ねぎ・ピーマン・半切りの下品な赤ウインナーを炒めたものが基本的な具材です。
他にコロッケ・トンカツ・魚フライ等の揚げものや、ピカタを載せるのがポピュラー。

専門店の麺は、下品中の下品な作り方をします。
茹でて水気を切って置いたパスタを、注文が入ってから
熱い油の中で軽く泳がせてからザルに上げます。
その麺に炒めたりフライにした具をトッピングして、周囲にソースを回します。
一般家庭では、パスタ&具材を炒めたものに、温めたソースを回します。
先程から回すと言っていますが、麺にソースを掛けないのがコツ。
麺とソースを好みに応じて食べる分だけ混ぜ合わせながら頂くんです。
一時に上から掛けちゃうと、上が辛過ぎたり下にソースが無かったり。
何せ、写真のような盛り付けが一番かと…。P91の「自宅で…」を参照。
発祥のP90「ヨコイ」の麺と、一番人気店のP93「チャオ」のソースをセットしてみました。


*味噌煮込みうどん

名古屋の代表的な麺料理は「きしめん」と「煮込みうどん」
芯が残っていると思われるほど堅い麺です。
外来のお客さん達は、間違いなく「生煮え」「半煮え」
だと思うでしょう。
私は未だに一・二本ずつしか食べられません。
名古屋人があの固い麺をズルズル食べているのが
不思議でしょうがない。

作り方の説明通りに作って、固いと思っても、それが名古屋味です。
でも、ここのメーカーは柔らか麺で有名なので食べ易いかも。
本のP52に載っている「山本屋総本家」は固くて有名です。


*カレーうどん
何と言ってもP76の「若鯱屋」ですが、
ここはインスタントカップ麺と冷凍しか
発売していませんので、今回は見送りまして、
別のメーカーになりました。
*寿がきや
P10にあります「寿(す)がきや」は、若者のたまり場&
社交場としてもですが、幅広い年齢層から支持される
名古屋が生んだファストフード店です。
私も学生時代にはお世話になりました。
名古屋の若者は、「すがきや」に行く事を「すがきる」
と言うぐらいです。
創業者の苗字が、「菅木(すがき)」さんなんです。

*つけてミソ・かけてミソ

味噌カツと鰻の「ひつまぶし」と手羽先は、送る事が困難なので、
味噌カツを簡単に作れる味噌ソースを送ります。
「つけてミソ・かけてミソ」は、豆腐やコンニャクの田楽などにも
合いますよ。

* しゃぶしゃぶの「木曽路」

ここの「ごまダレ」は甘口で、女性に人気ですので送ります。
私もレトルトにしてはイケルと思います。
お肉は勿論ですが、葛との相性が良いと思うんですがね♪
<タイフード編>
* イエローカレー
タイのグリーンカレーは有名ですが、日本のカレーに近い
カレー粉も使います。
ポン・カリーと言うカレー粉とココナッツミルクで作ります。
そのレトルトパックですから、温めるだけです。
はるみん得意のタイ風サラダと一緒にどうぞ。
この他、辛子を用いたレッド・カレーが有名です。

*プリッツ「ラープ味」

言わずと知れたグリコの御当地プリッツです。
タイのピリ辛炒め料理<ラープ>テイストのプリッツですが、
塩辛いかも。
* ココナッツ・フレーク
これはローストタイプのもので、最近お気に入りです。
* ニンニク・フレーク

タイのニンニクで、ホワイト六片種より小粒で皮が多い
種類があります。
そのまま素揚げにしてフレークにしたもので、中華粥やラーメンや
サラダにふりかけます。
小さいイカの輪切りを、たっぷりのニンニクフレークで炒めて
ナムプラーで仕上げたものを、プラームック・ガティアムと言いますが、酒の肴にはもって来い!(酒飲まないか…。)
トップに香草を散らせば、即興のタイ飯ですよ♪
ペペロンチーノに使っている友人も重宝しています。

* 豆醤:タオチィァオ
元来、中華料理の調味料ですが、タイでも良く使います。
ほのかに納豆の香りがして味噌のようでもあり、醤油のようでもある。
「納豆香りの味噌の上澄液」とでも申しましょうか…。
一般的には、空芯菜などの青菜炒めに使います。
青梗菜や小松菜などの水気が多いものには不向きなようで、
炒めても水気が出難い野菜と相性が良いようです。モロヘイアとか…。
はるみん得意のエリンギなんかも合うかもね。 あっ、今度やってみよう!
これの良い所は、結構風味があるので、炒める時にダシなど入れなくて良い。
酒や味醂も味が薄まっちゃうから、使わない方が良いかも。
さっと炒めた食材に、豆ごとジャァ〜と入れたら、ハイッできた!
私は、豆を酒のつまみで食べて、汁は冷奴などに掛けて頂きます。
友人は、温泉卵でもイケタ!と言っていましたが、ちょっとゲテモノ?!


ところで、豆醤のタオチィァオ…
「タオ」が豆で日本語の「とう」。「チィァオ」が醤の「しょう」。
ね、中国語を根っこにした言葉は日本語と繋がるのが分かるでしょ。
こんな所にハマっちゃったんですよね、タイ語!
でも、タイ語で豆類は「トゥァ」だから、
あくまでも外来語としての中国語に当てはまる方程式なんだけれどね。
たとえば、托鉢が「タックバート」。
バートは鉢を意味しますが、これがタイの通貨単位の「バーツ」の語源なんです。
日本語の「タクハツ」とタイ語の「タックバート」…オモロイわぁ〜。
中国語・朝鮮語・ベトナム語なども勉強したら、もっと面白いだろうね♪
古の中華思想の広大さが窺われますよね。
それと、魚醤に対してなぜ醤油なんだろう…?! と思っていましたが。
ひょっとして、この豆醤が醤油以前に存在したから、
後発の醤油は、豆醤を名乗れなかったのかな…って。
太古ロマンだわぁ〜。蘇とか古代食品も食べてみたいよね。
#最後にパッキン材についても説明がついていました。(^▽^)

*クッション材
包装のビニール以外は、生ゴミとして出せます。
と、KAGOMEが言っています。
毎月、宅配で野菜ジュースを取り寄せているんですが、
そこに使われているものです。
のび太さん曰く、
『美味しいから食べてみて!なら選択は いとも簡単なんだけれど、
不味い美味いは別にして、へぇ〜こんな風なんだぁ〜って言うのを選んでみました。
もっとも名古屋には、「これ美味いから…」が無いんですがね♪』
・・・とのことでしたが、早速今日の晩ご飯で頂いてみた「味噌煮込みうどん」は
晩ご飯のところに感想を書きましたが、想像以上においしかったです。
*これから追々、食べたものの感想を晩ご飯のところに書く予定です。
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