日時: 1999 年2月16日8:31 PMはるみ→さとこ 件名:札幌通信@ お元気ですか? こちらは、昨日今日と、日中はプラス6度位あって雪解けが進んでいます。 夕方も5時くらいまで明るくて、ウキウキします。 外はそんなに春めいているのに、私ときたら、やっとパソコン離れして、 2,3日前から冬物の生地で自分の服を作っています。 それもモヘヤのニット! おかげで家中毛だらけで、茶色い犬を飼っているみたいなありさまです。 早く片をつけないと、同居人からそろそろ苦情が来そうです。 ところで、そちらでは、台所当番なさっているのでしょうか。 あと少しで、そこを離れるのでしょうけど、献立の事で、迷ったらSOS下さい。 そちらで手に入る材料で何か考えてメールで送ります。 私の近況を伝えても、「same as usual」で、そのうち種がつきちゃいそうなので、 札幌通信は料理相談を中心に、ハウスキーピング教室にしようかなと考えています。 もし、さとこちゃんが、それではとても心苦しいとお思いなら(笑) LA通信は、使える英語一日ワンフレーズってのはいかが? な〜んて勝手に考えちゃいましたけど、今日はそんな提案でした。 じゃぁまたね。 はるみ 日時 : 1999年2月27日 11:51 さとこ→はるみ 件名 :お料理Q&A−第一回 はるみさん ご無沙汰です。こんにちは。 ニットのお洋服は完成しましたか? 私たちは14日に上司の家を出てホテルに10日ほど滞在したため メールが見れませんでした。 おとついようやく近郊のアパートに引越しをし落ち着きました。 ここは緑の豊かな安全で静かな街です。 住人は白人のお年寄りが多くアジア人は韓国の方が多いようです。 そうなんです。今やロスは日本人よりも韓国の方が多く勢いもあるのです。 リトル東京へ行くよりは近所の韓国系のスーパーに行くほうが何でも (日本のものでも)そろうということがわかりました。 しかし何でもそろうといっても食材は悲しいものがあります。 野菜(きゅうりやトマト)・フルーツは新鮮でおいしいのですが お肉は血がいっぱい・筋がいっぱい・おいしくなさそう・ 切ってるデカイあんちゃんが怖いなど食べる気をうせさせます。 卵や鳥はサルモネラ菌が論じられていて完全に火を通して食べなくては あぶないようです。 昨日使ったじゃがいもは北海道のじゃがいもから遥か遠く・・・・。 といったわけで料理に苦戦しております。 はるみさんの援助を是非お願いします。 まずは昨日肉じゃがを作ったのですが問題は 1・じゃがいもが硬く味気ない 2・肉からおいしいだしがでない といったことがあり、これは −別にだしをとり −肉やじゃがいもはあらかじめ煮ておく方がよいのでしょうか。 またこちらのトマトは酸味がつよくサンドイッチなどにはさむと おいしいのですが、煮物(ラタテユイユ)などにすると、 汁もあまり出ずにおいしくないのです。 缶詰を使ったほうがいいのかしら・・・。 またお時間の有るときにアドバイス頂ければ幸いです。 こちらの人は山のように加工したものや冷凍ものを食べるのです。 その上農薬がきついのかな。お年寄りが日本では考えられないような SFXの世界のようなふけかたをしています。 白人のお年寄りを見なれてないからかもしれませんがそれにしても・・・・。 毎日いくつか問題のおこる今日この頃です。 電話もなぜか国際電話が使えずにいます。メールがあって大助かりです。 それではまたお便り致します。 さとこ 日時 : 1999年2月26日 8:22 はるみ→さとこ 件名:Re;お料理Q&A−第一回 さとこちゃん 良い所に住まいが見つかったようで安心しました。 お買い物にも便利そうで、 これからいろいろ揃えるのに生活雑貨の豊富な国だし、今まで買い控えてきて良かったね。 おたずねの硬いじゃがいもの件ですが、わたしも一度そのような のに出会ったことがありますが、だし汁を通常の2倍くらいにして お酒とお砂糖だけ最初から入れて、煮汁が半分(かぶる位)になってから、 お醤油を加えて、あと煮詰めていくという方法しか今おもいつきません。 それでも、でんぷん質の多いじゃがのようにはなりません。 でもゴリゴリした感じはなんとかなると思います。 トマトの件は缶詰の細長い種類のが煮物やソース向きでしょう。 そちらのじゃがいもはフレンチフライ向き、トマトは生食向きなのでしょう。 そちらではカツオブシは手に入りますか。 カツブシでだしをとるには、水にひとつかみ入れて、沸騰したら 火を弱めて、10分位煮出す事です。普通言われている、沸騰直前 に取り出す方法は、山のようにカツブシを使うお料理屋さんのやり方で、不経済です。 カツブシは長く煮出す(できれば30分)と少量でもダシが充分出ます。 その時お鍋のふたはしない事。生臭みがダシに移ってしまいますから。 てんつゆを作る時も みりん1、しょうゆ1、水4、カツオブシひとつかみ の割合で30分位煮て作ると、化学調味料を加えなくても、これだけで良い味になります。 冷蔵庫で10日位もつので、麺類だけでなく、煮物や和え物のお醤油変わりに使えるので、 常備しておくと重宝します。 そちらの人がSFXのようなフケ方というのはたぶん、深いシワということもあるのでしょう。 お魚をあまり食べない事と紫外線に起因しているのかもしれませんね。 さとこちゃんはまだ若いからコラーゲンはたっぷりあるでしょうけど、 陽射しだけは、気をつけてね。では又ね はるみ 日時 : 1999年2月26日 10:18 はるみ→さとこ 件名:じゃがいもの件追加 さとこちゃん 今、お昼のお茶碗を洗っていて、 ひらめいたので、追加です。 じゃがいもを適当に切ってから、素揚げしてから使ったらどうかしら。 でんぷんのアルファー化を促すのに、煮るより早いし、コクもでるからいいかもしれない。 カロリーは上がるけどね。それと冷凍のポテトを使うのもいいかも (こちらは揚げずにそのままでも) どちらの場合も煮汁の量は普通で良いです。(特に多くしなくても) おとついはタイ料理でした。 先月は、道もテカテカだったけど、もうすっかり舗装も出ていて走りやすく、 30分足らずでついちゃいました。 前回はさとこちゃんも一緒に行ったんだよなあ、と感慨深かったです。 カオリちゃんは仕事で、集まったのは、O夫人・G夫人・H夫人さんと 大人ばかりで、そのせいか手早く進み(笑)ゆっくりして来ました。 メニュウはタケノコのレッドカレーとツナときゅうりのサラダでした。 おいしかったので、別便でレシピ送るね。 スキャナーで取り込んだのをここに添付しようと思ったんだけど、 未経験でこれからマニュアルを読むので、取り敢えず先にこれを発信します。 *わたし、とうとうWさんに声の大きさ注意しちゃいました(笑)。 もちろん、ストレートにではなく、そんなふうに、声帯に力入れて話していると、 わたし位の年になったら、声がつぶれちゃうよと言ったのですが、 彼女はタイ語を教えている時のクセで、つい声が大きくなると言っていました。 でもそこにいたみんなは、いいやそれはちがう、Wさんの性格ねといいました。 そのあと、心なしか、彼女の話し方は静かになりました(笑)。 今まで晴れていたのに薄暗くなったので、外を見るとキャッていうくらいの吹雪です。 この所暖かい日が続いて、雪解けも進んでいたのにやはり三寒四温の春です。 では又ね。はるみ |