送信日時 : 1999年5月7日 14:14PM

さとこ→はるみ 件名 :ねぎ はるみさん

南蛮漬け有難うございました!
鶏用まであり、鶏が手に入りやすいこちらではとっても役立ちそうです。
お魚は北海道に比べ生臭い感じがするので早速南蛮漬けにしてみます。
レシピをメールするのは面倒なことだと思いながらいつもお願いして
しまってすみません。
我が家の食卓ははるみさんによって救われています。

先日、沢村貞子さんの「私の台所」という本を読んでいて冷奴は
「さらしねぎ」と食べるのがおいしいとかいてあったのですが
「さらしねぎ」とは切って水にさらした葱のことなんでしょうか。
そんな簡単そうなことに引っかかってしまいました。

ずっと異常気象で寒かったロスもようやく暑い日が続いています。
学校は24日からなのでそれまで少し近郊の美術館など探検して
おこうかと思っているところです。
さとこ

日時:1999年5月7日6:54 PM

はるみ→さとこ

件名: Re:ねぎ

さとこちゃん

「さらしねぎ」とは、ねぎを切ってから、水につけておく(さらす)ものです。
長ねぎ・玉ねぎの辛味や臭みを少なくして使いたい時にする仕事です。

玉ねぎの場合はさらすだけでは、辛味・臭みが抜けないので、
あらかじめ塩でもんで、ザルに入れたまま、流し水の下で手でもんで、
ぬめりを取ってから、水にさらして、パリっとささせてから、使うと食べやすい。
ただし、やりすぎると風味が抜け過ぎてしまうので加減すること。
冷奴の上に、上記のようにしてさらした、たっぷりの玉ねぎとカツブシをのせ、
ポン酢でいただくのもおいしいです。

沢村貞子さんの冷奴うんぬんは、どっちのねぎで食べる事を言ってるのでしょう。
玉ねぎのほうかしら?(今その本を探したが見つからなかった)

普通は長ねぎ・すりしょうが・カツブシなどで食しますが、冷奴の時の長ねぎは、
さらさないほうが合うと思うし、あえて、さらしねぎと言ってるので、そう思ったのです。

でも、上品にしたい時は、さらして使うので、長ねぎのことかもしれないわね。
私は、長ねぎを生で食べる時は、芯(ぬるぬるした所)は、使いません。
そうすると、さらさなくても大丈夫です。
但し、そこを捨てるとあと皮が1枚しかない、という長ねぎに出会うと悲しい(笑)

沢村貞子さんの本は私も大好きで、ほとんど読んでいるのですが、
中でも「私の献立」というのを読んで以来、私もしばらく、献立日記を
つけていたことがありました。

家事をする事、とりわけ食べる事を大切にする姿勢にはいたく感銘を受け、
私の生活の根幹に影響を与えてくれたもののひとつでした。
(密かに師匠と呼ばせてもらってます/笑)
あの方もご夫婦二人きりで、その寄り添いかたにも強く影響を受けました。
私がフェミニストの女性に「お説ごもっとも。でもナンダカナ〜」と思うのも、
このへんから来てるのかもしれない。

ところで、話しは変わるけど、今さとこちゃんからの転送で「WARNING」の
メールが来たけど、用心して削除しました。
このようなメールの時は、あなたの補足文がない場合は読まずに削除しますので、
もし必要と思われて送信して下さったのなら、お手数ですが、もう一度送って下さい。
その時はあなたのメール文に添付の形にして頂けるとありがたいのですが。 

◎署名はもちろん私自身で考えて作ってます。
私、美術はずっと「5」だったって言わなかった?
ついでに言わせて頂くと、現国と家庭科も( ̄ー ̄)ニヤリッ

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