日時:1999年11月4日 9:34 PM はるみ→さとこ 件名:さっきの続き さとこちゃん、さっきは電話をありがとう。 久し振りにさとこちゃんの声が聞けてうれしかったです。 そちらからの電話なのに、こちらの話ばっかりですっかり長くなってしまい、ごめんなさい。 ステーキの続きです。 たまたま昨日買った暮らしの手帳の別冊「ご馳走の手帖」に −ステーキはアメリカ料理のキャデラックだ いま繁栄のNYに、ステーキが戻ってきた− という記事がのってて興味深く(よだれを拭きながら/笑)読んだところでした。 それによるとまず厚み・・4cmは欲しいそうです。 煙がでるくらいの高温で焦がし、中身を塩とコショーと焦げた肉のクルート(皮)でガードします。 返すのは3度だけ。 焼き加減・・プロは肉を押して、親指の付け根の柔らかさだったらレア、 掌のまんなかの固さだったらウェルダン。 ステーキ用インスタント温度計を使うとまちがいないそうです。 中心部の温度が・・・ 43〜46℃がレア 49℃がミディアム 52〜55℃がミディアムウェルダン 60℃がウェルダン ・・・だそうです。 そちらの記事なので、この温度計はそちらでは入手しやすいのではないでしょうか? こういう名前ではなかったと思うのですが、私も肉の中心部に差して計る温度計を持ってます。 オーブンで塊り肉を作る時便利かと買ったのですが使ったのは確か、1度か2度.. ステーキに使うのは便利かも、私もやってみます。 でもその前に、厚み4cmのお肉を手に入れるのがこちらではムズカシソウ.. さとこちゃんがNYに行くときの参考になるように、その本に出ていた店のリスト 勝手に書いちゃいます。 ◎Michael Jordan’S The Steak House N.Y.C. Grand Central Terminal 23 Vanderbilt Ave.New York,NY10017 tel. 212-655-2300 かの、マイケル・ジョーダンが経営している店。 彼がいつも食べるのは「rib eye steak」だそう ちなみに、牛には肋骨が13本、頭の方から5,6,7番目の3本が リブステーキ、それをさらに整えたのがリブアイ。 不用の脂や肉を落として美しい「目」だけ取り出す。 ステーキはリブに限るとツウは言うそう。 ◎Restaurant City Hall131 Duane St.Tribeca,NY10013 tel.212-227-7777 生ガキとタイのお頭付きをグリルしたもの ブリオッシュのアップルパイにバニラアイスクリーム添え だって・・おいしそう(笑) フレンチ出身のシェフだそう。 ◎RUTH’S CHRIS STEAK HOUSE 148 W.51st St.NewYork,NY10019 tel.212-245-9600 女性のオーナー、離婚後二人の息子を育てるために 始めた小さなレストランが今や、全米で68店舗! ルースの声はお店の留守電で聞けるそう。 (声聞いてもしょうがないと思うけど、そう書いてあった/笑) ◎Palm Restauranat37 Second Ave.New York、NY10017 tel.212-687-2953 ピノさんとポゾさんというイタリア移民の店 勤続37年のウエイターのピノさんが切り分けてくれる 厚さ8センチのステーキ(2人前)はまるでローストビーフだそう。 でもなんたってNO.1は Peter Luger178 Broadway、 Grooklyn、NY11211 tel.718-387-7400 アメリカで人気のレストランガイド「ザガット(とカタカナで書いてあった)」 は、14年間連続でステーキハウスNo.1に選んでいるそうです。 ここは一日450人から700人の客が来て、11:45am〜10:45amまで ノンストップだそうです。 レストラン発行のクレジットカードを持つ会員が7万人! ウイリアムズバーグ橋近くのちょっとさびれたユダヤ人のコミュニティにある、 レンガの2階家だそうです。 メニュウは Steak for two $59.90 Steak for three $89.85 Steak for four $119.80 のみだそう(笑)。 あと選ぶのは焼き加減だけこれを読んで初めて知ったのは 表面だけ焼いて中は完全に生っていうのは「Black Blue」っていうのね。 なんとなくイメージと違うような気がするけど、RedじゃなくてBlueなのねぇ。 それにしても、西洋人は大食漢が多いよね。 ステーキのアペタイザーにロブスターってお決まりのように人気あるみたいだし、 28オンス(800Gくらい?)の肉の他、サイドディッシュにクリームスピナッチと ポテト、デザートにチーズケーキをいっぺんに食べるなんて、 なんという胃袋してるのかしら。 つい面白くて(私的には)長くなってしまいました。 ステーキの焼き方の答えになったでしょうか? さて大根サラダのドレッシングですが 既製品の「和風」があれば、それに酢などチョチョッと足して使うって手もありますが、 なければ醤油・酢・サラダ油・砂糖(酸味を和らげるために加える、なくても良い) ・水(油を少なくしたい時に使う手、但し痛みやすいので早めに使いきること)をベースに 刻んだオリーブ、晒したミジン切り玉ねぎ、レッドピメントの酢漬けなど加えるとおいしい。 大根は輪切りしたのを千切りするのと、繊維に沿って千切りするのとでは、歯ざわりが違います。 輪切りのほうが、柔らかくなるので大根の性質・使い方で変えると良いでしょう。 大根に合わせるのは、きゅうりの千切り、青しそのほか、お海苔を切ったもの、 ドライオニオン・ベーコンビッツ、刻んだナッツなどをのせてもおいしいよ。 ドレッシングの割合は、油3・酢3・醤油1.5・水3、さとう1 なめてみて適当に増減してみてください。 私はいつも適当なんで、その都度味が違うの。 飽きなくて、それはそれでいいと思うのよ(笑)。 |