日時:1999年3月2日12:18 AM
はるみ→さとこ
件名:いなりずしの作り方

いやぁ〜さとこちゃん。
私に、いなりずしを聞いてくるなんて、なんてカシコイ選択!
何を隠そう私この数年来、いなりずしの研究に励んでおりまして(笑)、
最近やっとたどりついたのが下記のものです。
すごく惜しいけど教えちゃいます(笑)。

■いなり寿司
材料(24個分)    合わせ酢(米3合分)
こあげ       12枚    酢 90CC
醤油 大さじ4       さとう    大さじ1.5
みりん  大さじ3    塩 大さじ0.5
酒  大さじ2
さとう 大さじ3    お米 3カップ(600CC)
だし汁 400CC    水   〃
   酒  大さじ3
   昆布 5センチ角(沸騰したら、取り出す)
*作り方*

1.あぶらげは、半分に切ってなかを開け大きめの鍋に入れ,
  水をかぶる位入れて火にかける。
  煮立ったら湯を捨て、再び水から煮て湯を捨てる。
  これを3度繰り返して、油抜きする。

2.1のあぶらげに水をかけて冷まし、手ではさんできっちり水気をきったら、
  浅い鍋に重ねて並べて、だしを加え火にかける。
  煮たってきたら、酒、みりん、さとうを分量の3分の1加えて
  さとうが溶けたら、醤油も3分の1加える。

3.20分位弱火で煮て、又酒、みりん、砂糖、醤油の順で加え、
  汁気がなくなるまで、全部で1時間以上かけてゆっくり味を含ませる。
  落とし蓋をすること。
  煮汁が少なくなったら鍋を何度かあおりながらこがさないように煮る。

4.ごはんが炊き上がったらむらし時間は短く、飯台(なければボール)
  にあけて、合わせ酢を手早く混ぜて冷ましておく。 5.ひじき、しらす、
  れんこんなどを薄味で炊いたものや、白ゴマ、
  シソの実などをすしめしに加えると、なおおいしい。
  この皮はさほど甘くないので、煮詰まってから味見して足りない砂糖
  醤油などを加えてください。

明日(そちらはあさって)はおひなさまだから、献立はおいなりにだしまき卵、
あれば菜の花のおひたし、はまぐりのお吸い物などいかが?


日時:1999年3月2日1:07 AM
はるみ→さとこ
件名:いなりずし補足

さとこちゃん、
わかりにくいところがあったようでごめんなさい。補足です。

*いなりの皮は冷凍がききますからたくさん煮て、小分けして保存すると良い。

*分量が倍なら、調味料は倍弱で、出し汁は多目に。

*大事なことはあぶらげの油抜きをしっかりすることと、
 だしを入れて煮る鍋に並べるとき、あぶらげがクチャクチャになっていたら、
 平らに伸ばしてきれいに重ねること。
 調味料はいっぺんに入れないで何度かに分けて加えること。
 こうすることで、味と色が均一にしみこみます。
*さきほどの合わせ酢の分量は米3カップ用でした。
 わかりやすいように米1カップ当りの分量を書きます。
酢    大さじ2
砂糖     小さじ1
ひとつまみ
これはいなり用ですのでちらしずしの時はそれぞれ1.5倍位ふやします。
料理や家事が上手になるコツは、どんなに信頼できそうな情報でも
(例え、私からのでも/笑)なぜこうするのだろうと、考えるクセをつけること。
そうすると省けるところ、加えることがわかってきて、
数年たつと、それをしなかった人とはっきり差がついて上達します。

あなたには素質があるとにらんでいるのでついエラそうに言っちゃいました。
蛇足だったかな。じゃ又ね

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