このメールのあと、デミグラソースを探しにいったところ、 アメリカには存在しなかったのです! (少なくともスーパーには) アメリカ人は横着だから、料理の途中に使う加工品というものが 存在せず、 加工品というと味までついた完成品ばかり。未だに見つけられずにいます。 (ウイリアムソノマでペースト状のものが買えるようですが。) さとこ 日時: 1999年3月10日 6:18 PM はるみ→さとこ 件名:トマトとビーフシチュー さとこちゃん トマトの種は煮こんでいると渋味がでるので取るのですが、 まわりのトロッとしたところは甘味と水分があるので、 取れちゃうのがおしいと言う場合は ・・・ ザク切りにして水を加えず火にかけて沸騰してから15分位煮て、 シノワ又はザルでゴムべらを使って漉してから使うと水分が減らなくて、良いかも。 そんなにきれいに漉さなくてもいいのよ。 ビーフシチュウはそちらの牛肉向きかも。 ■ビーフシチュウ <材料> 牛バラ肉1キロ・たまねぎ大1個・人参1本・セロリ1本 トマト缶(450g)1缶・ハインツのデミグラスソース缶1缶 水1リットル・ブイヨンキューブ3個・ニンニク2片・小麦粉大さじ3・ローリエ3枚 <作り方> 1・牛肉はこぶし大にカットして、軽く塩コショーしてから 全部の面に焦げ目をつけて、ベイリーフを入れて、 水からアクを取りながら1時間位煮る。 そのまま鍋ごと水につけて冷やし、上に固まった脂を取る。 時間がある時は、前日から牛肉をマリネしておくとなお良い。 ◎マリネ液:赤ワイン(肉がかぶる位)に、セロリの葉、タマネギ、 人参ザク切り黒粒コショー、など香味野菜を加える。 2・野菜は全部粗いみじん切り(マリネした場合はその野菜を使ってもOK) バター大さじ2でにんにくとたまねぎを茶色くなるまで炒め、 続いて他の野菜を透明になるまで炒め、小麦粉を振り入れて野菜にからめる。 トマト缶を手でつぶして汁ごと加える。 3・1のスープ(脂を除いたあと)を Aの鍋にそそぎ、30分位煮、 肉を加えさらに30分位煮込む。 4・肉が柔らかくなったら取り出してボールにでも入れて乾かないよう、ラップしておく。 5・肉を取り出したあと、野菜スープをミキサーにかけて(ベイリーフは除く)、 なめらかなペースト状にしたら、デミソース缶を加え肉も戻し加え再び15分位煮る。 6・味をみて、塩・ウスターソース・ケチャップ・こしょうなど加える つけあわせには、 いんげん・人参・ブロッコリーなどをバター煮したものや、マッシュポテト、 このあいだの簡単バタライスなど。フィットチーネやニョッキも合います。 残ったソースは、ハンバーグなどに使えるので、お肉と分けて冷凍しておくと便利。 料理も家事も化学だし、一人でやっていると、内省する時間ももてるので、 わたしは時間のかかる作業がけっこう好きです。 さとこちゃんもそういう角度で家事にはまりそうなタイプなので、 ご主人と話がはずむのでしょう。 お互いどんな環境にもなじみやすくて、どんなことでも楽しめるタイプで良かったね。 それと女をバカにしてないタイプの夫を持ててしあわせ・・なーんてね(笑)。 |