<ルーター設定>

使う機種によって言葉は違うかもしれませんが、設定の内容については
大差ないと思いますので、ここでは、私が経験した、NEC Atermのルーターでの
設定の流れを書きます。

■使用環境

1階:ルーター親機 ノートPC+無線LANサテライト
2階:デスクトップPC+USB接続サテライト
1階のベースと2階のサテライトの間は無線。


使用機種:NEC Aterm WRB75HワイヤレスLANセット
                (LANカード2枚付き) 約37、000円
                +別売子機 WL11U(USB子機)約14、000円
モデムとスプリッターはNTTからのレンタル(月額440円)

■子機のユーティリティをインストールする。

ルータの設定をする前に、ルーターなしでモデム接続していた場合は、
NTTから送られてきた「接続ツール」をインストールしてあると思いますが、
まず、これをアンインストールします。

次に、PCの中にルーターの子機(無線LANカードや、USB接続子機など)のユーティリティを入れて、
ルーターの親機が、PCにつながった子機を認識するようにさせます。

私のルーターにはLANカードが2枚ついていたので、1枚はルーターのベースに、
もう1枚は、先にノートPCにユーティリティをインストールしてから、設定途中の
指示にしたがい、ノートPCに入れる。


■ユーティリティのインストールがすむと、次に「ルーターの基本設定」
 場面になります。

設定とは例えば以下のようなもの。
*PCとルーターの接続方法の選択
*ワイヤレスLANあるいはUSBLANのユーティリティのインストール
*サテライト(子機)の設定
*ベース(親機)のセキュリティ設定
*動作モードの設定

この中でひっかかりそうなところを書いておきます。

*動作モードの設定
これは次の2つを選択すること

・「外付けTA/モデム/ルータ、内蔵TAを使用する」 を選択
・「ADSL(PPPoE)モード」 を選択


■次に「インターネット接続設定」になります。

そこで、「プロバイダ情報登録の選択」などで
接続先を聞いてくる場面があるはずです。

その時に、NTT(あるいは使う電話会社)から来ているADSL用の アドレスを入力します。

例えばNTTのフレッツADSLを使うならば、接続先のアドレスの「@」から以下が、
今までのアクセスポイントとは変わります。

ダイヤルアップ接続では、プロバイダーのアクセスポイント接続だったので、
ユーザーIDだけ入れればよかったのが、フレッツADSLはNTT経由で各プロバイダーに
振り分けられる(ような概念)ので、ユーザーIDにプロバイダドメイン名もつけなければいけません。
(これは、フレッツに共通のもので、従って、フレッツISDNでも同じです)
このプロバイダドメイン名一覧表はNTTから来る書類の中に入っています。

例えば、私はbiglobeなので、
ユーザーID@biglobe..ne.jp   となります。

niftyならば、
アットニフティID@nifty.com   になるようです。

この時、サブドメイン名は必要ありません。

パスワード はダイヤルアップIP接続の時と同じパスワード です。

あと、開通前にプロバイダへの手続きでやっておかなければいけないことは、
*.「使いほーだい」コースもしくは「フレッツ・ADSL」コースへの変更
これは事前にでもできます。


■開通後にすること。

*プロバイダで、今までダイヤルアップで使っていた契約の解除をします。

*IEとOEの設定をします。

以下はbiglobeのですが、他のプロバイダーでも、また、他のブラウザや
メーラーでも大差ないと思います。
参考までにBiglobeの設定のURL書いておきます。

IEの設定


OEの設定



PC起動時に自動的に接続しないようにするには、上のルーター設定場面で、
例えばNECのものなら
・「アクセスマネージャをWindows起動時に自動的に起動する」

というような項目がありますから、そこで「チェック」を入れておけば、
PCの起動時、終了時に、ダイヤルアップの時のように、回線をON・OFFできるようになります。

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