<続・ウィルス> 03/01/28 12:40:08
2、3日前に韓国で大規模なサーバーダウンがあったようですが、原因はコンピュータ・ウィルスだったとか。
最近のウィルスは巧妙かつパワーアップしているようです。
ウィルスは、メールで送られてくるものがほとんどです。
ウィルスメールの特徴としては、
「Re:」のみ、または「Re: Your password!」などのように、「Re:」がついた英語の件名が多いようですが、
中には「お久しぶりです」や「Re:例の件」のように日本語の件名のものや、
最近、私が受け取った「A special humour game」のように、
思わず開きたくなるような件名のメールもあるので、注意が必要です。
以前のコンピュータ・ウィルスは、メッセージやアニメーションを表示したり、音を鳴らしたり、
わかりやすいものが多かったようですが、最近のは、入り込んでいてもすぐに活動しなかったり、
入ったマシンには悪さをせずに、そこを通じてウィルスを配信したりと、
こちらに気が付かれないように活動するものが多くなっているとのこと。
こうなると、ウィルス対策ソフトを使わなければ、侵入したウィルスの存在に気付くのは難しいでしょう。
プロバイダーのメールチェックサービスなどで、ウィルスがパソコンの中に入り込む前に
水際で止めることも有効です。
自分のパソコンがウィルスに侵入されていないかどうか、チェックできるところがあります。
シマンテック・セキュリティチェック
*但し、ここでは、パソコンの中にウィルスがいるかどうかを診断をしてくれるだけで、
ウィルスそのものの駆除はできません。
最新のウィルスについて、詳しい情報・対策が欲しい方は、
TechNet セキュリティ センター
または、トレンドマイクロへ。駆除ツールもここにあります。
この他対策としては、先に<ウィルス情報>に書いたことと一部重複しますが、
■知らない人からの添付ファイルが来た場合は、開かないで即削除し、
最新のウィルスチェッカーでスキャンをかける。
■たとえ、知っている人からの添付メールでも、添付ファイルは、必ず最新のウィルスチェッカーで
スキャンをかけた後に開く、というクセをつける。
■IEのセキュリティのアップデートは、必ず実行すること。
■ウィルスチェッカーのアップデートはこまめにすること。
■Outlook Express以外のメールソフトを使う。
ウィルスのほとんどは、Outlook Express のセキュリティホールを狙ったものです。
なので、これ以外のメールソフト(Becky!・EUDORAなど)を使うことも、
ウィルスの感染予防には有効です。
■どうしてもOutlook Express を使いたい方へ■
A)Outlook Express のプレビュー画面は開かないようにしておくこと。
ウィルス付きのメールの中には、プレビューウィンドウに表示するだけで感染するものもあります。
次の設定でプレビューウィンドウを表示しないようにします。
1・Outlook Expressを起動する。
2・[表示]−[レイアウト] をクリック。
3・「プレビューウィンドウを表示する」のチェックを解除して「OK」をクリック。
B)受信したメールの添付ファイルを開いたり保存したりできないようにする。
(Outlook Express 6の場合)
これは、OE6 のセキュリティ機能でできますので、以下のように設定してください。
1・Outlook Express 6 を起動し、メニューバーの [ツール]−[オプション] をクリック。
2・[セキュリティ] タブにある「ウィルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開いたりしない」に、
チェックを入れて「OK」をクリック。
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