■夢さん宅のアビィちゃん 
猫(♀)推定6歳(2006年)

はるばるオーストラリアから来た、夢さん宅のアビーちゃんです。
トラ猫の意味のtabby からついた名前のようです。
夢さんがコロンダさんのBBSでお書きになっていたアビーちゃんを紹介する文に
とても胸を打たれましたので、それをそのまま引用させていただきました。
家族になって3年半、推定6歳のメス猫「アビ」です。
オーストラリア娘(おばさん?)です。飛行機で一人で来ました・・・。
長男が高校留学の1年間お世話になったホストファミリーの飼い猫でした。
ファミリーには5歳女の子2歳の男の子がいて、アビが子猫のころは、
子供達にも良い遊び相手(おもちゃ?)だったようですが・・・。
アビには咬み癖があるのです。我慢できないとパクッ、ガリッ・・・。
息子がお世話になって半年くらいの時、子供が怪我をするといけないので
ご夫婦の話し合いで、獣医さんで「処分」することになりました。
(これは安楽死、尊厳死とは違う、「人間の都合」です。)
息子は大反対したそうです。大切な命だ!やめられないか!と・・・。
けれど、人間に危害を加える可能性がある場合ちゃんと処分するのが
飼い主の責任だと言われたそうです。法律だそうです。
こちらは日本うららかな土曜日、息子から国際電話です。
夫が出て深刻な顔。何か起こったか!・・・不安な私・・・。
「よし、わかった準備する、お前もそちらで必要な手続きを調べろ。」


息子の帰国より一足早くアビが来る事になりました。
夫は、結婚する時に絶対に動物は飼わない!と言ってたけど・・・。
数ヵ月後、夫は仕事を休みいそいそ成田まで「帰りは2人(?)だ」と。
私は、犬派で猫は飼ったことなく楽しみでした。で長旅の末、到着。
突然にゲージに入れられ、注射、初めての飛行機、検疫、・・・。
怖かったんでしょう。おしっこにまみれて、餌も食べてなくて、ゲージの隅でぶるぶる震えていました。
3年半後の今、アビはリビングの真ん中で上をむいて寝息たててます
次男がしつこいからかいをするとパクッとやりますが、
人の近くが好きなあまったれです。私たちの大切な家族になりました
夫はアビに「お前には恩がある」とよく話しかけています。
17歳での外国生活、アビがよく癒してくれたと息子が言うので・・・。

息子は帰国後、進路希望を法学部に変えました。
アビのことで「法律」に思うところがあったようです。



母猫はワイルドキャット(野良猫?)だそうです。
 
左)指標はご長男のB5の教科書だそうです。(^。^)
右)ベランダにも屋上にも怖がって出ないので、セレブな肉球と言われています。

06/12/30UP

HOMEへ    お隣のペットたちTOPへ