|
4年前に買ったプリンタ。 まだ充分使えるのですが、コピー機能が必要なことが多くなり買い換えました。 複合機が出てから、次に買うときはこのタイプと、考えていたのですが、 この9月発売の新機種は各社値段も機能もそこそここなれて来た感じ。
家のは、今あるのもその前のもヒューレッド・パッカード(HP)です。 理由は簡単。 用紙が前入れ前出しだという事。
他にも、ヘッドの目詰まりがないとか 音が静かで印刷コストが安く印刷スピードが早いというのも魅力でしたが、 なんと言っても紙仕舞い。これが私にとっては必要十分条件です。 前から出し入れできると、後ろを壁にぴたっとつけられるのがいいのです。 紙も丸まらず汚れないし。
今回は、まだ前機が使えるうちの買い物だったので、時間的余裕があり、 せっかくなので、近い機能のを各社1機種ずつ候補を絞って検討しました。
CANONならPIXUS MP500(Yカメラ価格26,800)
EPSONならカラリオPMA-890(同35,800)
そしてHPならPhotosmart3210a(同29,800) #ここにのっているのは型番に「a」がない両面印刷ができないタイプ 市販のは4千円ほど高いですが、両面印刷キットがついています。
デザインが1番気に入ったのはCANON。 給排紙もHPと同じく前面です。 しかし、スキャナの解像度が3機種の中で1番低い1200×2400dpi
HPのはスキャナー能力も優秀で解像度は4800x4800dpi。 ネガやスライドを取り込めるフィルムスキャン機能を搭載というのも魅力。 めったに使わないと思うけど、こうやって比較してみると、 数値がいいほうに惹かれてしまうのは凡人の性(笑)
私の使用頻度が一番多いのは、A4の普通紙モノクロ印刷。 なので、写真印刷の性能より、普通紙への印刷の速度とコストが1番気になります。
そこで三社比較しやすいように書き出してみることにしました。 でも、なぜかプリンターの仕様書って肝心の所が共通の表現で書かれていません。 例えば印刷コストは用紙込みだったり、用紙なしだったり。 印刷品質も最速だったり、最高画質だったり。
ちなみにWeb上での仕様書の書き方はCANONのが1番詳しくてわかりやすく好感が持てました。 稼動音まで書いていたのはここだけ。 あれこれ書きすぎてわかりにくかったのがEPSON。 というわけで、各社の仕様書を見ながら、私が気になる機能を拾って並べてみました。
前面給排紙 EPSON-X CANON-〇 HP-〇 自動両面印刷 EPSON-X CANON-〇 HP-〇 キャンセルボタン EPSON-〇 CANON-〇 HP-〇 プリンタサーバーなしLAN接続 EPSON-X CANON-X HP-〇
A4印刷 CANON モノクロ29枚/分 カラー19枚/分 EPSON 不明 HP モノクロ32枚/分 カラー31枚/分
A4カラー印刷(1枚) CANON 1分40秒 31円 EPSON 1分30秒 40.5円 HP 不明
L版印刷 CANON 42秒 8円(最高画質) EPSON 32秒 21円(用紙代込み) HP 12秒 19円(最速用紙代込み)
コピー時消費電力 CANON 約20W EPSON 約22W HP 約95W
サイズ CANON W448xD426xH205 9.6kg EPSON W450xD414xH210 9.3kg HP W468xD395xH220 11.9kg(両面印刷モジュール付きの時D445 )
HPの印刷コストが安くなったのはここにも書いてある通り、インクヘッドのクリーニング時に 使用したインクを捨てるのではなく、印刷に再利用できるようにしたためとか。
この機種は、カラーインクが個別タンクになっていたことも喜ばしいことでした。 以前のは4色がひとつのボトル形式でしたが、だいたい黄色が先になくなり、 他の色が残っていても捨てることになるのは、もったいないと思っていました。
消費電力がずいぶん違うのもあって、CANONとどっちにしようか最後まで迷いましたが、 総合点で今回もHPに決定。 自動用紙種類・サイズ認識機能と、クイックエクスチェンジサービス (故障の場合最短で翌日代替品を届けてくれる)があるのも魅力でした。
他の2機種はグッドデザイン賞のマーク付きなのに、HPのはなし。 でも現物を見たらこれが1番デザインがスッキリしていたように思いました。 サイズ的にも、1番小さいCANONのと見た目はそう違わないかんじ。 しかし、これが1番重かった。(^^; 箱も持ちにくい形状だったし。 売り場から駐車場まではカートを使ったからまだよかったけど、着いてから、 家の中まで運ぶのにエライ目に合いました。1人で運んだ私も私だけど(^^;
|