5/2-サッチ除去

5/2(火) 晴れ +6.8→+14.2
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やっと桜が咲き始めた札幌。天気晴朗なれど風冷たし。
「威嚇をやっているカールビンソンと自衛隊の共同訓練は、憲法違反だよなぁ」
とか思いながら、凍害枝の剪定やら鉢移動やら、春の庭仕事をボチボチ始めてます。

去年、冬の初めに張り替えた芝生、一度も刈り込まないうちに雪が積もってしまって、
ちゃんと根がついているかどうか心配してましたが、新芽がツンツン伸び始めて一安心

4月半ばに一度、即効性のある芝生用の液体肥料をやりましたが、
思ったほど、効果がなかったよう。早すぎたかしらと、地面をよく見ると、
冬に枯れた芝(サッチ)が茶色く残ったまま。間から新芽が出てきてます。

芽出しの肥料の前に、サッチ除去しなくっちゃだった、と思い出し。
芝生の葉っぱは、分解しにくいので、枯れ葉をそのままにしていると、
栄養や水が浸透しにくくなるのです。
というわけで、レーキで掻き出す作業を、芝生専任のおとさんに依頼。

長いレーキじゃ、加減がわからぬと、しゃがみこんで、短いレーキで掻き出してくれたので、
流石に大腿四頭筋が相当やられちゃったみたいですが(笑)、
そのかいあって、30坪ほどの芝生から、40リッターのゴミ袋いっぱい取れました。
最盛育期の週一の芝刈りで出る刈草の3倍以上の量。
考えてみたら、地上部は、全部雪の下で枯れていたのですからね。

それでも、まだまだ残っていそう。でもこれ以上おとさんをこき使うわけに行かないし、
芝生をちゃんと維持するには、この作業は、最低春と秋に2回はしなくちゃいけないし。
年々下り坂の体力で、毎回こんなことやってられないわ、専用の機械があるはずと、
Amazonを覗いてみたら、ゴールデンスターの電動サッチ除去機を発見。

えー、7万円もするのかぁ、高いなぁーーと、どんな仕組みか画像アップして見てみたら、
なんとなく見覚えがある姿。たしか家に似たようなのがあったなぁ~と、
物置を探してみたら、なんと同じものが出てきました。こっちは手動ですが。

すっかり忘れてましたけど、40年ほど前に買ったんでした。
家を建てた当時は、庭のほとんどが芝生で、芝を張ってもらった庭屋さんに
手入れを指導して貰った折に、長いこと使うのだからと、芝刈り機の他に、
エアレーションのピンをつけられる大きなローラー、目土入れ機、
そしてこのサッチ除去用の機械を揃えたのでした。

当時は庭作業といえば、芝生の手入れだけだったし、まだ20代前半だった私たちは、
真夏でも黙々と修行僧のように雑草取りしたりしていて、
そこそこきれいな状態を保っていましたが、ゴルフに熱中するようになってからは、
自宅の芝は、最低限の手入れのみで放置状態。
で、20年前に家を改築した時に、庭も改装し、手間がかかる芝生は面積をぐっと削減、
芝刈り機と目土入れ機以外は、使わなくなり、物置の隅っこで埋もれたまま。

というわけで、30年ぶりくらいに日の目を見たローンコームちゃん
手作業で取ったばかりというのに、ひと転がししただけで、こんなに取れました。

いやー、こんな楽ちんなものがあったのにね。すっかり忘れててごめん!
ちなみに今は、サッチ除去機は電動だけになったようで、貴重品になりました。この手動。

ついでにしまいこんでた、プラスチックの庭家具も引っ張り出し(向こうに見える白いもの)
今まで、鉄製やら、木製やら色々使ってみましたが、見かけより実用。
塗替の手間もかからず、雨も気にしなくていいし、汚れたら雑巾でひと拭き。
金属や木製より座り心地がソフトですし。結局、樹脂が一番という結論になりました。

そう高くなかったのに、サビやカビが心配でしまいこんでいた、木や鉄の庭家具も、
この際、出し放しにして使い倒すことにしました。
で、汚れたり壊れたらきっぱり捨てる。
大事にしてて、使わないうちに、使えないとこに行っちゃったねぇって、
冗談じゃなくなりそうな、お年頃ですから(笑)