訂正のお知らせ

花の写真を探していて、2012年~2013年の庭の日記をチェックしていたら、
今年の7/8の庭日記に書いたヤマアジサイの名前を間違えていることに
気が付いたので、訂正しました。

誤「白舞子(しろまいこ)」→正「白扇(しろおうぎ」

誤「土佐の涼風」→正「エゾ青」

このところ、記憶力の低下だけでなく、集中力や根気、文章力、社交性など、
あらゆる面で能力が低下していることは、自覚していましたが、
2012年~2013年の日記を読むと、(あの頃も衰えを感じてはいましたが)
今と比べたら、まだまだやる気があったし、元気でした。

成長期と同じく、後退期の5~6年は、変化が著しいなぁ。
なーんて他人事のように感心していないで、
自覚したからには、流れに甘んじず、抗う努力をしなくては!

*2012年の日記のところには、いーくんのコメントがたくさんあって
感慨深かったです。
いーくんが亡くなって、もう5年も経つんですね。
好奇心旺盛で率直な人でした。

会社時代の5年先輩だったこともあって、仲良しと言えるほどの関係では
ありませんでしたが、今でも、サイトになにか書くとき、
ふと、いーくんがいたら、どんなこと書いてくれたかなと思うことがあります。

年とともに感受性が衰えていくのは、周りに刺激してくれる人が
少なくなることも要因のひとつのような気がします。

11/18ー詐欺警告

2018/11/18(日)曇り +4.5→+9.9
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「Windowsセキュリティシステムが破損しています」

検索で入ったページを開いたら、こんな警告ダイアログが出てきました。
追っかけ、上にかぶせるように、ドライバ警告も

私はWin10をダウングレードして、Win7を使っているので、そのせいかと焦りました。

一見、マイクロソフトからの警告のように見えますが、
MSがいきなりブラウザ上で、こんな警告ダイアログを出すわけがなく。
それによく見たら、日付の書き方も文章も変。
「233秒」がどんどんカウントダウンしてドキドキさせる演出も。

そんな手には乗らないよーと、ページを閉じようとすると、
困ったことに、ブラウザをXできない。
同時に開いていた別タブからも同じく。
PCがフリーズしてしまったよう。
マウスは動いたので、スタート画面からシャットダウンしました。
(「再起動」でもよかった。マウスが動かない時は、電源長押しでシャットダウン)

調べてみると、怪しいダイアログは他にもいくつかパターンがあるよう。
「ウイルスに感染しています」
「警告:システムファイルが古くなっています」
「Googleユーザーのあなた、おめでとうございます(1)件のGoogleギフトが当選しました」
なんていうもっともらしいのもあるようで(笑)。なかなか巧妙、油断できませんねぇ
パターンによって、ブラウザがフリーズするだけでなく、
けたたましく「ピー音」が鳴ったりするようで、怖いですねぇ^^;

で、「更新」や「こちらをクリック」などのボタンを押すと、ダウンロードページが開いて
「Win10を無料で修理」をダウンロードとなるようで。

もちろん、入って来るのは修理ツールなんかではなく
「ウイルス」だったり「有料のソフトウェア」だったり。
最近は、アダルトサイトへ飛ぶというパターンもあるとか。

いずれにしても、ロクなもんではないので、こんなもっともらしい警告が出ても
けっして「更新」や「続行」、「こちらをクリック」などのボタンを押さないように、
ブラウザがフリーズしてしまっても焦らず、「電源長押し」でシャットダウン、です。

*電源押しでのシャットダウンは、PCを壊しそうな気がするかもしれませんが、
これはPCには負担がかからない方法なので、もし、他のケースでも、
PCがフリーズして閉じられなくなったら、安心して電源切っちゃってください。
(保存を掛けていない作業途中のものがあった場合はあきらめなくてはいけませんが)

■追記:ダウンロード爆弾の出どころ
ウェブページを開くと上下左右に「広告」が溢れているページが増えていますが、
その広告の中に悪質なものが紛れ込んでランダムに発生しているようです。
以前「スパイボット」とか言ってたものと似ているような。
その頃は、違法ダウンロードサイトやアダルトサイトなど
アングラ的なページに入り込まなければ大丈夫だったんですけどね。

今は、リダイレクト型の広告は、SNSの収入源で、
それだからこそ無料でスペースを貸出できるのでしょうけれど、SNSだけでなく、
個人のサイトでも広告を付けて、小銭稼ぎをしようなんて時代ですからねぇ。

こういう手口はますます巧妙化して増えるでしょうから、
出会ったら問答無用、シャットダウンで対処するしかないようです。
ちなみに、スマホでもAndroidは同じようなのが出てくるようなのでご注意を。

11/7-いとしいひと

2018/11/07(水) 晴/曇 +6.9→+11.2
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札幌にホセ・カレーラスが来ると知って、ネットの先行予約でチケットを入手。
それから5ヶ月。大事なチケットを失くさず忘れず、ドタキャンにもならず
本日無事開演と相成りました。

開場前から、長い人の列。年齢層高めです。

先行予約したおかげで、前から4番目の席でした。
チケットが届いたとき、中央ブロックじゃなくて残念と思いましたが、
立ち位置がピアノの右寄りで、絶好の位置でした。


登場した時は、想像していたより小柄で、弱々しく感じましたが、
歌い出すと、さすがに素晴らしい表現力と情感豊かな声に引き込まれました。
2曲歌うごとに袖に下がり、数分インターバルをとるというスタイルで、
1部と2部で9曲ずつ計18曲、だんだんドラマチックにエンジンが掛かり、
最後の「彼女に告げて」は、さすがの声量で歌いきり、
雷に打たれたような心持ちで、拍手も忘れました。

袖に引き上げていく、カレーラスを見て、あ、今のが最後の曲だったんだ、
スタンディングオベーションしなかった、と遅れ馳せに立ち上がり
周りを見ると、みんな同じような経過だったようで。
のそのそ立ち上がりやがて大きな拍手になりでした。

グラナダやカタリ・カタリがなかったのは、ちょっと残念でしたが
2時間以上、18曲も歌ったうえに、アンコールも4曲
手抜きせず、全力で歌ってくださって感激でした。

年齢なりに声量は落ちているのでしょうが、それでも充分素晴らしいです。
1曲だけ、舞台後ろの席の方をむいて歌ったときに、気づきました。

LEGENDには、なんであんなに声を張り上げて歌うのかわからんとか言ってたおとさんも
カレーラスの歌には最初から最後まで聞き惚れたよう。(比べるほうが間違えてるか(^^ゞ)
札幌まで来てくれたおかげで、良い体験できました。
ドミンゴならもっと良かったのに、とか思ってて、ごめんなさい、です。

11/2-アイーダ

3日遅れの報告ですが、
今季のMETライブビューイングが11/2から始まったので、
初日の2日(金)に、観てきました。
札幌の上映館は、ステラのシネマフロンティア。

小さいスクリーンで音響もイマイチでしたけど、
ネトレプコのアイーダはとっても良かったです。

つい一ヶ月前にNYのメトロポリタン劇場でかかっていたものが、
もう、全世界同時上映で観られるのだから、良い時代になったものです。

でも、やっぱり一般的ではないせいか、上映は1週間で10時からの1回きり。
前の方の5列を除きほぼ満席でしたが、オーバー60と思しき人がほとんど

アイーダは、最近、1989年の(ドミンゴのラダメス)DVDで観たのが初で、
それでも感激しましたが、やっぱり家庭のテレビのサイズで観るよりは、
映画館にしては小さいとはいっても、劇場で見るのは迫力ありました。

舞台セットの巨大さや、舞台上の人の多さ、本物の馬まで登場して圧倒されます。
マイク無しでも無理なく通るソリストの歌声、衣装の素晴らしさ
端役のバレーダンサーたちもうまくて、総合芸術といわれるオペラの本領発揮。
あっという間の3時間45分でした。(途中で2回休憩があります)

合間に、METの関係者や出演者へのライブのインタビューや
セットの仕掛けを見られるのも楽しかったです。
これも、映画ならでは
*インタビュアーは、美人でスリムなソプラノイザベル・レナード、
1月に上映予定の「マーニ」(あのヒッチコックの!)の主役

膨大な人的資源、そしてお金をつぎ込んで紡ぎ出されるオペラの奥深さ。
生ではなかなか観られないけど、ライブビューイングでやってくれるおかげで、
しばらく楽しめそうです。

スケジュールは次のとおり、上映期間は1週間と短かいので、
興味とタイミングがあえばぜひ。

・ヴェルデイ「アイーダ」 11/2~11/8 10:00~1回のみ
・サンサーンス「サムソンとデリラ」 11/16~11/22
・プッチーニ「西部の娘」 12/7~12/13
・ニコ・ミューリ「マーニ」 2019/1/18~1/24
・ヴェルデイ「椿姫」 2/8~2/14
・チレア「アドリアーナ・ルクヴルール」 2/22~2/28
・ビゼー「カルメン」 3/8~3/14
・ドニゼッティ「連隊の狼」 4/12~4/18
・ワーグナー「ワルキューレ」 5/10~5/16
・プーランク「カルメル会修道女の対話」6/7~6/13