■Diary
その日あったこと、考えたこと、更新報告などなど、何でも記録のページです。
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■2002/11/30(土)    晴→曇  △1.4→+4.7

<異常音>

1週間ほど前から、私が使っているノートPCのハードディスクからモータ音が聞えるようになりました。
アクセスの時の音ではなく、回転軸が歪んでいるようなウィーンというような不気味な音。
PCを立ち上げた時や、データーを読み込んでいる時に聞え、しばらくすると消えていきます。

ハードディスクは消耗品とは言うけど、このノートは、去年の9月から使い始めたばかり。
寿命が来るには早すぎるような気もしますが。
でも、このまま使い続けていても、直るわけじゃなし、取り返しがつかないことにならないうちに、
さっさと交換してしまうほうがいいかも。
・・・というわけで、久し振りにPC屋さんに行って来ました。

そうしたら、面白い製品を見つけました。ワコムの液晶タブレット「Cintiq」というもの。
これは、ペン先と描いている線が同じ位置にあるんです。
それって、あたりまえだけど、あたりまえじゃないでしょ?(笑)
ああ、こういう道具があったら、私でもパソコンで絵を描けるかも。
そんな気分になるような自然な描き心地でした。

あ、言っときますけど、私は絵は描けるんです。美術はずっと5だったんです。
お絵かきソフトが使いこなせないだけなんです。<( ̄^ ̄)>ヾ(^^;)

だけど、これねぇ、ちっちゃいほうが16万円で、おっきいほうが40万だと。(^^;
誰が買うんだ、こんなもん。(^^;

おっと、そんなことより、とっととディスク交換せな。
OS再導入とデータ移動・・・・・はぁ〜、頭痛い。 

■2002/11/29(金)    雨/曇   +2.1→+6.3 

■本日の収穫:オーケストラ・アジア


日本・韓国・中国の民族楽器で編成されたオーケストラの公演を聴きに行って来ました。
指揮者は3人。それぞれの国の人です。
演奏を聴いていると、どの楽器から出ているのかわからない音もあったりして、
推理しながら聴いていましたが、3国の楽器には似通ったものが多く、
今更ですが、この3国は近い民族同士だということを感じました。

韓国の「牙筝(アジェン)」のように元は中国のものだったのが、
今は母国の中国には残っていないという、珍しい楽器の演奏も聴けたし、
西洋音楽とはまた違う、音や旋律の面白さがあって、
想像していたものよりずっと洗練された、楽しい演奏会でした。


演奏者たちは、それぞれの国の民族衣装を
着ています。
中国の男性だけは、民族衣装ではなく、
学生服のようなものを着ていました。
「牙筝」や「琵琶」が、母国の中国には元の形では
残っていないということ。
それもこれも「文化大革命」の影響でしょうか。

■更新報告:
「日々彼是・PC編」に「Sleipnirについて」をUPしました。
これは、談話室で平家蟹さんがご紹介くださった、新しいタブブラウザです。

■2002/11/28(木)    雨     +0.9→+5.5 

<ゲーム脳>

読書は脳を活性化させ、能力アップにつながるということは、最近とみにいわれているけれど、
これは、「本を読むと『前頭前野』という脳の前部が活性化されるため」らしい。
ここは注意力やコミュニケーションなどを担う部位なので、鍛えれば注意力が増し
情緒豊かになるとか。

反対に、テレビゲームを毎日2〜7時間する子は、この「前頭前野」から、
脳の活動状態を示すβ波がほとんど出ていないとか。
この状態を「ゲーム脳」というらしい。

前頭前野は感情をコントロールする役割もあり、「ゲーム脳」ではこの働きが悪く、
ゆえに「キレやすい」性格につながる恐れがあると指摘する学者もいる。

バリー・サンダースの「本が死ぬところ暴力が生まれる」という本が何年か前に話題になったけど、
あれは、本を読むことによって自己が形成され、倫理性が身につく。
でも、子供たちがメディアにさらされ、消費社会に侵食されることにより、
識字能力が低下し、よって自己が育たず、暴力的になるとかいう説だった。

サンダースの説は、「識字」「非識字」の定義がかなりアバウトだったし、
個別の議論にもかなり乱暴な部分が眼についたので、それを読んだときは、
人間はそう単純ではない、メディアやテクノロジーは、利用する側次第で
いくらでもコントロールできるものだし、そう否定するものでもない、と思ったものだった。

でも、この「ゲーム脳」の話を聞くと、あの説が科学的に解明されたという感じがする。

この「前頭前野」からのβ波は、テレビゲームだけでなく、携帯とか、パソコンとか、
とにかくディスプレイの前に長時間座っていると、極端に少なくなるらしい。

ゲームでもネットでも、やっている時はそれなりに頭を使っていると思うのだけれど、
うーん、何が問題なんだろう。
画像は向こうから勝手にやって来るけど、読書には想像力が必要ということなのかな。

そういえば、アメリカの有名なプログラマたちなんかも、年齢(収入)が上がるに従い、
コンピュータ以外のことで生活のバランスを取ろうと躍起になっている様子が伺えるけど、
抽象物ばかり相手にしていると、脳がひとりでに拒絶反応を示すのかな。

小さい頃から、このようなメディアにさらされている今の子供たちには、
こういう危機意識というか、自己防衛が働かないかも。

良い子のみなさん
パソコンやテレビゲームは、大人になってからしましょうね。


■更新報告:TOPの画像を変えました。


これは、haruruさんのHP、「Little photo garden」からお借りしました。
お花や緑の素敵な写真素材がたくさんありますよ。ぜひ一度訪問してみてください。

■2002/11/26(火)    雨     +2.7→+7.4

■更新報告

キリ番の部屋をリニューアルしました。

それにともない、
カウントを数え直した所、1000番毎の時にキリ番プレゼントが終わっている分も、
100番毎キリになってからの累計のカウントに入れているのを発見してしまいました。(^^;

み〜さん(△3)、さとこさん(△1・・但しプレゼントは未納)、amyさん(△1)、よねかつさん(△1)。
申し訳ありません。累計の数字を訂正させて頂きました。m(_ _)m

「日々彼是・雑感編」「知らぬが仏」を書きました。

夫の脳ドッグ体験の話です。
今年は、夫が脳ドッグでひっかかったり、私が昨年以来の精神的・体力的低迷に悩まされたり、
我々夫婦だけでなく、周りの友人たちにも、年齢による現象かな?
と思わされることが多々あった年でした。
できれば、これから何回かに分けて、この体験で知ったこと、考えたことなどを書こうと思っています。

■2002/11/25(月)    晴     △0.8→+4.4

高円宮様急死のニュースに驚いた週末、
京都と名古屋で、マラソン中に3人の人が亡くなったんですね。
いずれも50代後半の男性。心臓のトラブルだったとか。
スポーツなんかしようかということは、どの人も健康には自信があったんだろうけど、
人の命は儚いですねえ。
今まで漠然と、どうせ死ぬなら突然死がいいと思っていたけど、
元気で家を出て行った人が、何時間も経たないうちに冷たくなって帰ってくるのは、
家族としては一番辛い死なれ方かもしれないですね。

あんまり長患いもしたくないけど、死ぬ前に、これまでのことを感謝したり
ちょっと悔やんだりする時間を持てるのは、本人にとっても家族にとっても幸せなのかも。
・・なんてことを考えるようになったのも、年のせいかな。


■更新報告:キリ番記念プレート展示室を設けました。

以前から、キリ踏み10回プレゼントとは別に、ご希望があれば、記念のプレートを
差し上げたいと申し上げていましたが、そんな物好きな方はいらっしゃらないだろうと、
たかをくくっておりましたところ、なんと、3人もいらっしゃいました(笑)。

そこで、それらしきものを作ってみましたが、いかんせんこの分野は不慣れな上に、
ほとんど一夜漬けのような知識で作りましたので、お恥ずかしいのですが、
今後はここを、頂き物の展示の場としても使いたいと考えています。

■2002/11/23(土)    晴/曇   △1.2→+5.9

■本日の収穫:ホワイトイルミネーション

昨日から始まった、札幌のホワイトイルミネーション。
私は、市内に住んでいながら、夜間の行事のせいもあって、毎年見そびれてしまうのですが、
今日は外で食事をしたので、帰りに回り道をして見物してきました。

大通り公園の両側の道は、空いている時間帯にもかかわらず、脇見運転が多いのか、
いつもよりノロノロ走行。
中には追突して、事故処理中の車もいたりして、会期中、夜の大通り周辺は要注意かも。

*ちょっと重いですが、公式サイトで、会場全部のイルミネーションを見ることが出来ます。
 (但し、QuickTime VRです。)

↓この写真は望遠で撮ったので、あまりきれいじゃありませんが、実際はこの何倍も美しい眺めです。
 
上左)塗り替えで評判が悪かったテレビ塔も
夜はライトアップされてきれいでした。

上右)スズラン

左)ライラック
■2002/11/21(木)      曇/雪   △1.3→+2.6

<初雪かき>

気象台の発表では、今日の札幌の積雪は5センチと言ってましたが、
我が家の周りはその4倍、20センチくらい積もりました。
どうせ、明日は溶けるだろうと放っておいたら、昼過ぎにやってきた人に、
「足跡がついていないから留守かと思った。」と言われてしまったので、
夕方、今年初めての雪かきをしました。

まだ暖かいので(こっちの冬的には)湿った雪で重たいのなんの。
おまけに風も強くて、時折地吹雪みたいになります。
結局、けものみちみたいに、歩く所をはねただけでギブアップしてしまいました。(^^;

そういえば、東北地方では、雪かきは男の仕事と聞いたけど、
こんな重たい雪では、さもありなんです。
北海道には、雪かき道具で「ママダンプ」というのがあるのですが、
そのネーミングを見ても分かるように、こっちでは雪をはねるのは、
たいていは家にいる女性の仕事です。
やっぱり北海道の女はたくましい?


■本日の収穫:雪景色

 
左)ニオイヒバ重たい雪で枝もしなっています。右)ナナカマドの実

更新報告:
昨日の「家の晩ご飯」のページに続き、、各BBSにも壁紙を使ってみました。
これらも、M Be@ns さんからお借りしたものです。

私はいままで、背景は白に限る、つけてもせいぜい淡い色だけと思っていたのですが、
こちらの素材を見て考えが変りました。
温かみが出たと思うのですがいかがですか?

*本の部屋だけは、いろいろ試しているうちに、1ヶ月の変更制限回数を越えてしまい、
あのような状態のまま、月が変るのを待たなければいけなくなりました。(^^;

■2002/11/20(水)     曇     +0.2→+1.8

<キャラメルクリーム>

kigiさんのとこの雑談BBS
でコンデンスミルクの話をしていたら、
小さい頃よく母が作ってくれた、パンに塗るスプレッドのようなものを思い出しました。
簡単なので、ここに書いてみます。

缶入りのコンデンスミルクを、缶はあけずにそのままお鍋に入れて、かぶる位のお湯を加え、
そのまま、コトコト1時間半から2時間くらい煮ます。
お湯が少なくなったら、差し湯して、缶がお湯から出ないように気をつけます。
時間がきたら、そのまま火を止めて冷まします。

缶が冷めてからふたをあけると、あ〜ら不思議。
うっすらキャラメル色のクリームになっているはずです。
これを、バタートーストに塗って食べると幸せな気分になること請け合いです。(^。^)

できあがったキャラメルクリームは、ガラスやプラスティックなどの容器に移して、
冷蔵庫保管すると、ひと月位はおいしく食べられます。

注)缶が熱いうちに開けると中味が噴き出すので、完全に冷めてから開けて下さい。


更新報告:
「家の晩ご飯」のページに壁紙を貼りました。
壁紙はM Be@ns さんからお借りしたものです。

■2002/ 11/18(月)    曇/雨   +0.7→+10.5

更新報告:

My cooking memorandumの和食に「茄子の柳川風」を追加しました。
今日の晩ご飯メニューです。お試しください。

■2002/ 11/17(日)   晴れ △2.4→+4.0

<密室の行為>

昨日、夫の家族たちと焼き肉をしながら、トイレで大をしたあと、どう拭くかという話になりました。
メンバーは全部で9人。
兄弟妹とそれぞれの連れ合い(40代〜50代)。その母(70代)。兄の子供たち(20代)

こういうのって、母親から子供に伝わるワザ(?)かと思っていましたが、
これがそうでもないようなんですね。

◎便器に腰掛ける位置:後ろ寄り→6人、前寄り3人

◎拭く時の体勢:便器に腰掛けたまま→5人、軽く腰を浮かせる→3人、半ば立ち上がる→1人

◎手を入れる方向:前から→5人、後ろから→4人

◎拭く方向:前から後ろ→8人、後ろから前→1人

◎トイレットペーパーの状態:フワフワ→3人、たたむ→6人

◎トイレで何か読むか:読む(必ず、だいたい、時々)→8人、読まない→1人

まとめると、
Aタイプ) 3人・・血縁2人、血縁無し1人
便器には後ろ寄りに腰掛け、腰掛けたまま、前から手を入れて、前から後ろに拭く。
トレペはたたみ、何か読みながら。

A’タイプ) 1人
便器には後ろ寄りに腰掛け、腰掛けたまま、前から手を入れて、前から後ろに拭く。
トレペはたたみ、何も読まない。

A”タイプ) 1人
便器には後ろ寄りに腰掛け、腰掛けたまま、前から手を入れて、後ろから前に拭く。
トレペはたたみ、何か読みながら。

Bタイプ) 2人・・血がつながっていない同士
便器には前寄りに腰掛け、中腰になって、後ろから手を入れて、前から後ろに拭く。
トレペはフワフワ、何か読みながら。

B’タイプ) 1人
便器には前寄りに腰掛け、中腰になって、後ろから手を入れて、前から後ろに拭く。
トレペはたたみ、何か読みながら。

B”タイプ) 1人
便器には前寄りに腰掛け、半ば立ち上って、後ろから手を入れて、前から後ろに拭く。
トレペはフワフワ、何か読みながら

上の結果をみてもわかるように、血縁関係があっても全く同じというのは2人だけでした。
さて、みなさんはどのタイプ?

ちなみに番外編として、本屋で立ち読むすると便意をもよおすという人が、5人いました。
この5人は、トイレでは何か読みながらという人たちです。
で、やっぱり、インクの匂いには便意を誘う物質が含まれているという説は正しいのかも、
ということになりました。

しかし、ご飯食べながら身振り手振り付きで、こんな話で盛り上がる家族ってのもちょっと変?(^▽^;)

■2002/11/15(金)   曇/雪   △4.4→+0.7

<劇的リフォーム>

最近、テレビでも雑誌でも、収納やリフォームなど、家庭整理学とでもいうような企画に
人気があるらしい。
お昼の奥様番組でも、毎日のようにその種の企画をやっている。
これは何も今に始まったことではなく、ひと昔、いや、ふた昔前から、婦人雑誌の編集者の間では、
家庭整理学は「やれば必ず当る現代マスコミの忠臣蔵」と呼ばれていたと、
知り合いの古参の編集者から聞いたことがある。

誰しも、自分の住まいに見合った量の物を持ち、尚且つそれを分類する能力があり、
物にはそれぞれ適した収納場所が与えられ、そこに住む人それぞれが、物を使ったあとは、
必ず元あった場所に戻していたなら、整理をしなければと思いつめて考える必要もない。

洪水や災害があると、再びこんな目に会いたくないと、対策が考えられるように、
家庭の中も、探し物が見つからなくて困った時に、ああ、こんな思いをしてまで、
物を探さなければならないのだったら、普段からもっとちゃんと家の中を整理しておこう
と考えるのは人情なのである。

しかし最近のその種の番組は、単に快適な住まい、整理整頓しましょう、という領域を越えている。
特に週末に放映されている、「劇的ビフォーアフター」は、
ちょっと人情ドラマのような味付けがされているところが面白い。

困っている家族の実態説明段階から、当事者出演のドラマ仕立てで、
途中経過では、そこの家族一人一人の表情の大写しやら、芝居がかったナレーションやらで
散々盛り上げておいて、結末では、家ごと前の面影がなくなるほどの素晴らしい出来栄えに、
家族の誰かが感極まって泣いたりするし、見ているほうも、まるで水戸黄門の
葵のご紋を見た時のように、胸がすく思いがしたりなんかする。

プロが手品のように、家中の空間にピッタリの収納家具を作ってくれて、
こんがらがった毛糸玉みたいな家の中の雑多な物を、鮮やかに整理整頓してくれるのをみたら、
もうそれだけで、一生そのまま美しく暮らしていけるような錯覚に陥って、
当事者も、視聴者もメデタシメデタシって気分になる。
かくいう私も、あの番組は好きで、ほとんど欠かさずにみている。

収納とひと口に言っても、中に入れるものの分類・整理・整頓というのには個人差があり、
その方法もひとりひとり違う。
ある人にとっては、自然で、美しいものの並べ方や位置が、
別の誰かにとっては、不自然で使いにくく美しくない位置、ということもある。

しかも、人によって家庭によって、持ち物、使い方、大事にしたい事柄などが違うのだから、
家庭の整理学は、使う人、動かす人に合わせて変るもので、その対象も収納の中だけでなく、
もっと家全体のものであり、それこそ生きて動いて血が通っている「生理学」であるべきなのだ。
オフィスの統一的価値体系の整理と、家庭のそれとは全く違うものなのである。
そんなことを考えるだけでも億劫だと言う人も少なくないだろう。

「劇的ビフォーアフター」の魅力は、そういう個々の生活の仕方を重んじ、丁寧にくみ上げて
再構築してくれる「匠」の存在にある。

「匠」は古い部材もなるべく生かして余分なお金をかけまいとしてくれるし、家族が大事にしている、
でも、他人から見たらつまらない品も、自ら切ったり削ったりして別のものに仕立て直してくれる。
その様子は、今の世の中人件費が一番高い、と言うことを忘れさせてくれるし、
実際には、我々が個人レベルで、あそこまで真摯に考えてくれたうえに、
デザイン料を取らない「匠」にめぐり合うことはまずないからなおのこと、見ていて楽しい。

しかし、そうしてせっかく素晴らしく再構築できた家も、それを維持することは難しい。
主婦が1人でいくらがんばっても家庭の整理学は成り立たないのである。

家庭というのは、例えて言えば小さな都市であり、物や情報がそこを走る車のように動いていて、
だからつまり、家庭の中の整理というのは、いわば交通ルールみたいなものである。
事故や渋滞をなくすためには、コントロールやルールが徹底していなければならない。

この場合、プロが、家中の整理のシステムや法規を考えてくれているけど、
家族一人一人がそれを守らなければ、誰か(たいていはその家の主婦)が、
交通係のお巡りさんのように事故処理、つまりは片付けばかりやっていることになるし、
その能力を持ち合わせている人がいない家は、あっという間に元通りの混乱した状態になってしまう。

整理・整頓というのは1回こっきりで済むというものではない。
永遠に続く、生活のなかのプレ・サービスなのである。

あの番組で取り上げた家の1年後、いや、半年後でもいい。
是非、後追い取材をしたのを見てみたいものだ。

■2002/11/10(日)   雪→晴れ   △1.2→+5.3

<いいじゃないの幸せならば>

「あの頃に戻りたい。そういう気持ちになったことがありますか?」

最近、あるBBSで読みました。

「私が一番輝いていた時はもう遥か昔。そしてその時には二度と戻れないと。」

この気持ち私はよくわかります。
これを書いた人と私、たぶん年齢が近いのかな?
言ってみれば、喪失感に近い感じかなぁ。
夜、寝つかれないときに、そういう気持ちになると、なんとも言えない焦燥感で、苦しくなってしまう。
ピークはもう2度と来ないんだわっていうあきらめの気持ち。

でも、冷静に考えてみたら、そりゃあ、ピークは過ぎたかもしれないけれど、
だからといってここから急降下するわけじゃなし、中味はどうあれ(笑)、見た目だけでも横ばい、
とはいかないまでも、緩やかに下降していくことは可能。
そうすれば、気持ちも元気でいられるのではないかと思うのです。
女性の場合は特に、鏡を見て悲しくなると、あった元気もなくなるということがありますから(笑)。

この間テレビで、寿美花代さんを見たんですが、彼女、70歳ですって!
もうひとり、ロバートソン黎子さんも、同じ70歳というし。
彼女たちが、私の母と2歳しか違わないなんて信じられない。
なんて美しくて元気な70代の女性たちなのでしょう。
40歳を過ぎると年齢をごまかしたがる女性が多い中で、
堂々と、私は70歳よと言えるところも素晴らしい(笑)。

たいていの女の人が、30代・40代・50代など、年代の変わり目でジタバタしたり、
年齢をはっきり言わなくなるのは、裏を返せば、若さこそが女性の魅力だと、
男性だけじゃなく、女性自身も思っているからじゃないかしら。
実際、若くてきれいな人には、世間は優しいしね(笑)。
でも、彼女たちを見てもわかるように、大事なのは製造年月日より、メンテナンスなんですよね。

それは、彼女たちはすごく努力をしていると思うんですよ。
それにもともとの素質もあるでしょうしね。
もしかしたら、ちょっとくらいは人工的な手を入れているかもしれない。

そんなにしてまで、外見の美しさに固執するのは哀れと言う人もいるかもしれない。
女性を外見でうんぬんするのは、性差別と言われるかもしれない。

私も30代までは、そういう年配の女性をちょっと軽蔑していました。
いつまでも見かけの若さにこだわることに、なんだかちょっと生臭いものを感じて、
嫌だったのかもしれません。

でもいいじゃない?
今は素直にそう思えます。
自分がそこまで努力できるかどうかは自信がないけれど、
あの年齢まであんなにきれいで生き生きしていられたら素敵じゃない?と。

外見よりも中味が大事?そりゃあたりまえ(笑)。
40過ぎたら、中味は絶対外見に現れるもの。この年になってそう思います。

意地悪な人は意地悪な顔になる。
卑しい人は卑しい顔になる。
ほがらかな人はほがらかな顔をしている。
おおらかな人はおおらかな顔をしている。

だから、やっぱり、人はみかけよ(笑)。

頑張りましょうよ、我が同輩。
20代のようにはなれなくても、ゆるやかに年を取る事はできるでしょう?
目指せ美しき70代!・・よ。
大丈夫、まだ20年もあるわ(笑)。

■2002/11/7(木)   晴れ/曇り  +0.4→9.6

<幸せ?それとも不幸せ?-2>


北に戻らなかった一時帰国の人たち。本当にそれで良かったんだろうか?
私は帰った方が良かったんじゃないかと思うんだけど。
それは、向こうへ渡った経緯は、尋常ではないし、
向こうの生活は、こっちの価値観から見たらひどいように感じるけど、
彼らには彼らの向こうでの24年があるんだし、
とりあえず現体制の中で、ある意味守られて今日まで無事生きてきたわけだし。
それに、住めば都と言うか、国の体制がどうであろうと、人は家族のいる所が都なんじゃないかな。
自分の身に置き換えてみれば、親や故郷は捨てがたいけれど、
やっぱり大事なのは進行形の現在の家族。

マスコミ的には、日本の政府が向こうの家族をこちらに呼び寄せる方針を決めたことで、
第一幕が終わったかのような感があるけど、実際そうなるまでここから何年かかるか分からない。
悪くすれば、このまま離散家族になってしまうのではないかという心配もある。

家族会というのもなんだかねぇ。お互いに縛りあうようになっているような。
ま、セクショナリズムとはそういうものだけどね。
でも、せめて横田さん夫婦には、キムヘギョンちゃんに会いに行かせてやりたいなぁ。
今まで耐えてきたんだもの。これ以上我慢させるのは気の毒だよ。

人生はスポーツの試合みたいに残り時間のカウントが出来ないものね。
辛いなぁ。

■2002/11/5(火)   雨+2.0→5.0

<幸せ?それとも不幸せ?>

最近、「Harbot」なるホームページ用のペットキャラが人気があるらしい。
これはSo-netで配布しているものだけれど、Flashを使った動画のキャラクターに話しかけたり、
ゲームができたり、リンクの登録や訪問者情報を記録してくれるというもの。
けっこうあちこちのサイトで見かけるようになった。

元祖ペットキャラの「ポストペット」も、同じくSo-netの商品だけれど、これもずいぶん浸透しているよう。
12月の大幅バージョンアップで、旧機種では使えなくなるとの話が出て、一部騒ぎにもなったらしい。

アニメ的絵柄のキャラは、西欧では人気はなかったようで、ポスペはアメリカから早々に撤退したというのに、
日本でこれだけもてはやされているのは、人との間にワンクッション置ける気軽さが受けたのか。
はたまた、So-netのマーケティングのうまさにあるのか。

それにしても、So-netというかSonyのマーケティングが、どことなくえげつない感じが
しないでもないのは、ゲームの種類を増やしたりする際に、関連グッズを飼い主
(ホームページの管理者)に買わせるところ。
ばらまき+副次販売という手法は新しくはないけど(MSはその代表だし、ネスケはそれで失敗した)、
Sonyは実世界の関連グッズを持ち込んだところがなかなかである。
ま、これもIT商売の一つの形なんだろうけど。

■2002/11/3(日)   雨/曇+1.0→+5.4

<慣れ>

はなのシャンプーができるようにと、ユーティリティの洗濯シンクの蛇口を取り替えました。

今のシングルレバーは、下に押すと水が止まる方式なんですね。
阪神大震災以来、そうなったとか。
このほうが、上から物が落ちて来た時に、水が出放しにならなくてよいからだそうです。

家には、シングルレバーのところが3ヶ所あるんですが、全部上げて止める方式。
だから、外出先で手を洗ったときなど、下げて止める方式に出会うと、止めようとして、
逆にジャーッと強く出してしまい、慌てることがあります。

家の中で、2つの方式はかなわないので、古いタイプのを探してもらったんですけど、
今はどこも作っていないらしいんです。
で、しかたがないんで頭の体操になると思って、2種類混在のまま数日使っているんですけど、
案の定、時々混乱してます。

ところで、今日聞いたところによると、蛇口の中の部品を取り替えるだけで、
止水の方向を変えることができるらしいんですね。
う〜ん、どっちかに統一しようかな。
私は、生理的には下げたら出るというほうが自然な気がするんですけど、これは慣れかしら?
これからは多数派になるであろう新しい方式のほうに合わせておいたほうがいいのかな。
やっぱりもうちょっと使ってからにしようかな。
とかなんとか言っているうちに、古い方の部品がなくなったりして。(^^;

■2002/11/ 2(土)   雪/曇 +0.8→+5.4

<低迷>

日本では拉致家族、海外ではテロ報道ばかりが報じられている間に、
竹中さんのハードランディング路線が、ついに骨抜きになってしまった。
リーダーシップなさすぎ。小泉さん。
まかせたからには、全面的にバックアップをしなければ、
田中さんの時の二の舞いになるんじゃないの?
もう、抽象的な物言いばかりで焦点をぼかすのはいい加減にしなきゃ。
今やらなきゃ、いつやるの。
11年も辛抱している国民も国民だけど。
これが、南米ならとっくに暴動が起こっているとこだよ。


■本日の収穫:初積雪

まだ根雪にはなりませんが、今日は日中も気温が低かったので、
家の庭は、夕方までこんな状態でした。

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