■庭日記・12  2002年11月1日
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■2002/11/ 1(木)    雨/曇 +4.0→+10.3

家の庭はもうすっかり晩秋の風情です。
この美しい眺めを楽しめるのもあともう少し。

この時期の主な庭仕事は、枯れた宿根草の地上部の刈り込みや、落ち葉掃きです。
北国では根雪になる前に、雪の重みでつぶれないように、小さな木やバラなどに
冬囲いもしなければなりません。

ツリバナ:


赤かった実がはじけて枯色になりました。
たったひとつ残った種の赤が鮮やか。
葉っぱは予想に反して、紅葉ではなく、黄葉でした。
日差しが足りないからかな?
オニヅタ:
ここ数年、紅葉しないうちに雪が来てしまったり、葉が落ちてしまったりしていましたが、
今年は、日当たりの良い所の葉はきれいに紅葉しています。
美しい紅葉になるためには、昼間の陽射しと夜の冷気、そして水分の3つが必要らしいです。
夜の冷気と水分は、植わっている場所での違いはそうないでしょうが、
日当たりは場所によって大きく違います。
↓の2枚の写真を見ると、紅葉の美しさに陽射しが欠かせないというのがよくわかります。
 
左)オニヅタ(南面)
右の写真と比べると、同じ時期のものと思えないほど、美しく色づいています。
右)オニヅタ(北面)
朝日と西日は当たるけれど、やはり陽射しが足りないらしい。
白樺
  
ドウダンツツジ 紅葉がきれいです。
西側
ここが家の庭の紅葉の特等席。
パーゴラは、私がデザインして20年ほど前に大工さんに作ってもらったもの。
ベンチは7年前に、バラバラになって捨てられていたのを拾ってきて、組み立てました。
ライオンの頭がレリーフされていたりして、なかなか立派なものです。
パーゴラとベンチには2年1回、ステインを塗っているので、腐らずにもっています。

植木鉢はテラコッタにみえますがプラスティック製です。
北海道の戸外で冬を越すには、プラスティック鉢じゃないと凍結して割れてしまいます。

雑草対策に、9月の末にパーゴラの周りにもレンガを敷きました。
まだ1ヶ月くらいしか経っていないので、レンガの色がきれい過ぎて馴染んでいません。

小道側(南)
こっちは日当たりが悪いので、
一足先に落葉が始まっています。
オマケ:
今日行った、北大の農場横にある六花亭の駐車場の
生垣です。
なんという名前の木なのかわかりませんでしたが、
濃いローズピンクがかった色が美しい紅葉でした
名前がわからない生垣(ニシキギと判明-2003/12/05 談話室にて平家蟹さん情報)
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