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はるみさん、よろしくお願いしますm(__)m。
水曜日、母と南座に行ってきました。
初代中村吉右衛門を追悼する「秀山祭」が、
東京を離れて初めて関西にお目見え。
今回は中村又五郎と歌昇の襲名興行でもあり、
京都のあとは、四国の金比羅歌舞伎でも行なわれます。
で、見たのはお昼の演目の
「元禄忠臣蔵・御浜御殿綱豊卿」
「猩猩(しょうじょう)」(舞踊)
「熊谷陣屋」
「御浜御殿」は、次期将軍と目されている徳川綱豊卿(片岡愛之助)が、
赤穂浪人の富森助右衛門(中村錦之助)に会い、
大石内蔵助ら赤穂の浪士たちに吉良上野介を討つ気があるのか、
その本心を探ろうとする場面を中心に展開します。
綱豊卿と助右衛門のセリフの応酬が見どころ、聞きどころで、
作者の真山青果独特の歌うようなセリフが耳に快いお芝居でした。
「猩猩」は中国の伝説の霊獣・猩猩が、好きなお酒を飲んで
舞い踊る、楽しいもの。
「熊谷陣屋」は、熊谷次郎直実(吉右衛門)が、平敦盛を討ち取ったはずが、
義経の意を汲んで、実は敦盛の代わりに実子の小次郎を打ち取っていたという話。
世の無常を痛切に感じさせる名作で、吉右衛門の名演に胸打たれました。
で、吉右衛門が素晴らしいのは言うまでもありませんが、
今回もまた感心したのは、中村壱太郎(かずたろう)の好演。
壱太郎は見るたびに上手になっています。
御浜御殿で綱豊卿の若い側室を演じるときは、声も若々しく、
熊谷陣屋で敦盛の母である藤の方では、声も低く落とすという演じわけ。
姿も声も品よく、説得力のあるいいお芝居でした。
で、翫雀さんと壱太郎さん父子の後援会にはいろうかなぁ、と思っているところです(笑)。