■別冊Diary HOME 別冊TOP バラ園花編へ |
■2005/04/02(土) 晴れ -1.9→+8.7 |
■岩見沢バラ園-1 高速で30分ほどの札幌の隣町、岩見沢市にある市営のバラ園に行って来ました。 以前から素晴らしいという評判を聞いていましたが、訪問は初めて。 冬の間はアトリウムだけの営業ですが、この時期の北海道では、 初夏の雰囲気が味わえるのは何よりのご馳走です。 高速道路の岩見沢ICを出たら、左側の道を下って、一般道に出たら左に曲がって道なり。 三井グリーンランドの観覧車を目指していくと、その隣、岩見沢公園の中にあります。 |
公園の中には他に資料館や、熱帯植物園、 レストラン棟などが点在しています。 見えているのがレストラン棟。冬期間はお休み中。 今年の北海道は例年になく降雪量が多く、 又、気温も低いまま推移したので、 4月というのに回りはまだ雪の山。 |
駐車場から受付などがある建物を通って、アトリウムに一歩入ると別天地。(入場料は300円) 外周は一辺が70mほどの緩やかな三角形。広さは7〜800坪くらいでしょうか。 天井の1番高いところはビルの3〜4階位の高さがあります。 植物園の温室にありがちな湿ったよどんだ空気ではなく、 外の公園のように空気の流れがある爽やかな空間です。 ここは日中の室温を17℃くらいに保っているそうです。夜間は10℃を切るほどにするそう。 そのため、冬でも日照の多い日は、風を流したり、シェードをしたり、温度調節に 神経を使っているそうです。 もっと温度を上げていると思っていたからちょっと意外。 やはりバラは、冷涼な気候向きの植物なのだと、あらためて思いました。 |
アトリウムの中は周辺が植栽になっていて、それに添って礫を敷き詰めた小道がついています。 中央は広い芝生。所々にベンチや椅子が置いてあって休めるようになっています。 子供づれの家族が芝生でボール遊びができるように、受付でボールを貸してくれるようです。 外のバラ園は4万平方メートルあり、入場無料。 バラのシーズンには、犬も一緒に入れるそうです。日本の公園には珍しい柔軟な配慮がうれしい。 |
左)バックヤード: アトリウムの隣にあって、養生したり開花前の鉢を置いてあるようでした。 このアトリウムでは、表に出演中の花たちも出番待ちの花たちもみんな鉢植えでした。 常に良い状態を保つためには、入れ替えやすいこういう方法が良いのでしょうね。 右)夜の準備 到着したのが3時近かったので、閉園の5時ぎりぎりまで滞在しました。 閉園近くなると、スタッフの人が、芝生の上にペットボトルをカットしたものを点々と置き始めました。 虫でも集めるのかと思って聞いてみたら、水滴を受けるためのものだそうです。 夜間、室温が下がると、ガラスの天井に水滴がつきそれが芝生の上に落ちると、 土壌が吸収しきれず芝生が腐ってしまうそうです。 人工的な環境ではいろいろ苦労があるんですね。 |
肉眼では、雪原に落ちる夕陽がきれいだったのですが。 |
HOME 別冊TOP バラ園花編へ |