■Diary-2008年
その日あったこと、考えたこと、更新情報など、何でも記録のページです。
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■ ひものや万両 | 2008/12/04(木) 晴れ/曇り No.172 |
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■ とうきび | 2008/09/24(水) 晴れ +12.5→+18.6 No.147 |
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■ ドナパン | 2008/04/10(木) 晴れ +4.8→+17.3 No.48 |
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■ 柚子コショウ | 2008/02/09(土) 曇り-7.4→+2.3 No.21 |
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■ リベンジ金柑 | 008/01/13(日) 曇り/雪 -9.5→-3.6 No.5 |
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■本日の収穫:おいしい干物
先日訪問した、北海道出身の大阪の友人が、
生と開きの「ニシン」を食べたいとのこと。
北海道で開きといえば、サンマかホッケ。
生ミガキならまだしも、生や開きのニシンなんか、
身が柔らかくて小骨が多くて、たいしておいしいものじゃないと思いこんでいた私。
でも聞いてみると、小樽生まれの私の母も、この間一緒に関西旅行した友人たちも
やっぱりニシンが好きだと言うのです。
どこが好き?と聞くと、みんな「味が好き」というのです。ホッケよりおいしいって。
へぇーと思う私は、ホッカイダーではないのかも(笑)。
帰ったら送ってあげると約束したけど、スーパーの開きは、たいていロシア産。
変に油が塗ってあって、わざわざ送るほどの品でなく。
上等な北海道名産のお店では、みかけることがないお惣菜魚。
で、思い出したのが、晩ご飯のコメント欄で、東京在住の友人が教えてくれた
「ひものや万両」さん
北海道の従妹から送ってもらったら、素晴らしくおいしかったという話。
ネットで検索してみたら、作業場は家から車で15分ほどのところ。
ちょうど木曜日は、お店にいるとのことで訪ねてみました。
ご店主に会うまでは、クラフト好きな人が、趣味的に作っているのかなぁと想像していました。
ナビに案内されて到着したところは、自宅の前にかわいらしい小屋が2軒。
右手は干物がブンブン回っているネットで囲われた小屋。
左手の明かりがともっているお店のドアを開けて、ご店主のお顔とお店の様子を
拝見して、すぐに、これはよさそうだぞ〜〜とピンときました。(^。^)
ニシンありますか?
ありますよ!
冷蔵庫から出してくださった開きのきれいなこと!
よくスーパーにある、油を塗ったきれいさではなく、
きちんと下ろして、あめ色に干した丁寧な仕事です。
続けて見せてくださった、お店の看板商品だと言うホッケ開き。
皮がずいぶんツルンときれいだと思ったら、ウロコをきれいに取ってあるのです。
これなら皮もおいしく食べられます。
残念ながら、これは、一番人気で製作が間に合わず順番待ちとのこと。
生のニシンはないかしら?と聞くと、「父のところならあるかもしれない」とのこと。
なんと、知る人ぞ知る、北区の老舗の魚屋さんのお嬢さんだったのです。
それで納得。
そのお店も、アメリカ在住の友人が、北大時代に通っていたと教えてくれたところ。
ひものや万両さんのご店主、みかんちゃんは、温かい笑顔の
一所懸命と言う言葉がピッタリの人です。
会ったとたんにピピピと来ました。
ちょっとしゃべっただけですが、とってもパワー貰いました。
みかんちゃんも同じこと言って下さって、うれしくなって握手して帰ってきました。
男女なら恋に落ちたところですね(笑)。
(談話室&万両さんの掲示板で「熱」感じて下さい/笑)
で、今晩早速、みかんちゃん作、ニシンンの開きを食べてみました。
目からウロコ、ニシンってこんなにおいしかったんだ。
ということで、勝手に私設応援団になることにしました。
ひものや万両
■作業所
札幌市北区西茨戸2-1-5-1
TEL/FAX 011-771-8629
作業所でも買えますが、在宅は木曜日と金曜日のみなので、
移動販売か、ネット販売をご利用なさると良いと思います。
味は間違いなし、値段も安いです。予算だけ言ってお任せで大丈夫。
■移動販売
土曜日 午後2時半頃〜4時頃
円山裏参道CousCousOven 前の通り
ちなみに、お父さんの「魚屋万両」さんのほうは、
北区北25条西12丁目1-3 011-746-0058
*さっき、検索していたら、豆福さんという方がお書きになった、
ひものや万両物語というのを見つけました。
これを読む前に、みかんちゃんに会ったけど、まさにこの印象でした。(^。^)