■Diary-2010年

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楽詩帯2010/08/28(土) 晴れ +20.7→+29.5 No.78


着物を着るときに、一番時間がかかるのが帯結び。
そこを簡単にできると、着物で出かけることも億劫ではなくなります。
というわけで、作り帯や、切らない作り帯を使ってきましたが、
作り帯の欠点は、形になっているので、しまうときに場所をとること。

切らずに畳んで作る作り帯のほうは、ほどけば一枚の帯に戻りますが、
糸綴じしていると、着装のたび、いちいちほどくのも面倒。
かといって、クリップと帯締めだけでつけると、ちょっと安定感に欠けます。
78_1.jpg  : 46 KBView Exif 78_1.jpg
何か良い方法はないかなと探していたら、
こんなものを見つけました。
畳んで作る作り帯を固定させる補助道具です。
これを使っての帯の作り方、つけ方は、
YouTubeに動画がありましたので、
そちらを見ていただくとして、使ってみた感想を。
これの良い点は、帯枕をマジックテープで固定できること。
作り帯は、帯を結んだりひねったりしていないので、帯枕を乗せる部分がなく
下がってくることがありますが、それをこれで防げます。
それと背負う時にずれないので、中心が定まりやすいです。
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胴巻き部分、手の部分は、本体に挟んでスナップボタンでとめて固定するので、
背負うとき形が崩れず、着ている間も、手やお太鼓のたれが下がってくる心配がありません。

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これでセット完了。背負う部分を裏から見るとこんな具合。
本体はキャンバス地でできているので、柔らかく軽いですが、前の部分が重なるので、
帯板がなくても大丈夫。

欠点は、値段がちょっと高いこと(最安で10,000円くらい)
お太鼓(一重、二重)とふくらすずめしか結べないこと。

前結びをマスターすれば、作り帯やこういう道具も使わなくても、形作りや柄合わせが
後ろで作るよりは楽ですが、慣れるまでは、時間はそれなりにかかるので、
急ぎのときのために、こういうのがひとつあっても良いかも。

カテゴリ:着物まわり



モーブ紋紗と羅の帯2010/08/24(火) 曇り No.76

今日は月に一度の着物仲間との昼食会でした。
薄物は、8月いっぱいまで。
ということで、今日の着物は紋紗です。
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帯と帯揚げは、前回と同じです。
この帯の色と素材は、あわせやすくて重宝です。
履物は、この夏のセールで手に入れたパナマの草履です。

76_3.jpg  : 54 KBView Exif 76_3.jpg
食事とおしゃべりに気を取られて、
同行者の写真は、向かいの人しか、撮れませんでした。
ご自分で縫われた、小千谷ちぢみに羅の帯。
帯揚げや半襟もおしゃれ。

76_4.jpg  : 44 KBView Exif 76_4.jpg
今日の食事の場所は、新川にある鮨一。
前回行ったのは、去年の誕生日でしたから、
1年半ぶり。
たまの贅沢で特上ちらしにしました。
青さのりのお味噌汁がついて、2千円。
ネタがどれも飛び切り。器も素敵でした。

この下の上ちらし(1,500円)との違いは、
「ウニ」と言っていましたが、
ほかのネタが、これと同じなら、ウニはなくても良いかも。
こんどそっちも試してみます。

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カテゴリ:着物まわり



残念!2010/08/03(火) 晴れ +19.0→+27.0 No.72


ちょうど、T百貨店で、ベトナム仕立てキャンペーン(11,500円也)をやっていたので、
例の父の着物を洗い張りしたものを持っていきました。
ところが、残念。
何度も洗い張りしてきたものらしく、襟裏や下前になっている部分に薄くなっている
ところがあって、このままでは仕立ては無理らしく。
洗い張りから上がったまま、糸綴じしていたので気がつかなかったのです。

考えてみたら、7〜80年もたっていたら、いかな大島といえど弱りますよね。
祖父の時代は、着物でいることも多かったでしょうし、
今の人のようにとっかえひっかえ着るほど、数を持っていなかったでしょうから、
洗い張りして仕立て直すごとに、弱っているところを見えないところに使いまわして、
大事にしてきたんでしょうね。

羽織と着物があるので、両方の良いとこを使って、補強したり、
あちこちやりくりすれば、できないことはないらしいですが、
そうなると、ベトナム仕立てでは無理で、国内のなれた人の仕立てになる、
つまりは仕立て代が、3倍くらいになってしまうということで。
せっかくの形見ですが、着物はあきらめて、洋服か小物に直して生かすことにしました。

それにしても、洗い張りしてくれたお店で、気がつかなかったのかなぁ。
洋服にするなら、自宅洗いでも良かったのに、もったいないことしました。

本日の教訓:古い着物は、自分で解いてから洗い張りに出そう

カテゴリ:着物まわり



父の着物2010/07/31(土) 晴れ +21.0→+29.1 No.70


父の大島の着物が出てきました。
元は祖父のだったそうなので、少なくても7〜80年はたっていると思われ。

羽織と着物、襦袢のほかに、お召しの着物が一緒に入っていました。
襦袢と着物の間に着る中着という物らしいです。
襦袢にも厚手の胴裏がついています。
昔の家は寒かったので、たくさん重ねて着たのですね。

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着物と八掛け。羽織と羽裏
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中着と八掛け。襦袢と胴裏。

丸洗いしてありましたが、クリーニングタグが昭和52年。
しまいっぱなしで33年もたっているので、ところどころシミが浮いて、
胴裏にもカビが生えかけていました。
どうかなと思いましたが、洗い張りしてもらったら、すっかりきれいになりました。

70_5.jpg  : 41 KBView Exif 70_5.jpg
これを父が着ている写真を母が出してきました。
私が生まれる前の年、27歳の父と20歳の母です。
このままにしておいてももったいないので、仕立て直してもらうことにしました。
弟は着ないというので、夫の着物にと思いましたが、彼には、丈も裄も足りないようなので、
私用に仕立ててもらうことにしました。
男物の着物はつい丈なので、女物にしても丈が足りず、着物と羽織で女物の長着に
なるそうで、帯に隠れる胴の辺りに剥ぎが入るかもしれないとのこと。

八掛けは、同系色の無地を探しましたが、手ごろなセールでは、マッチするのを見つけられず。
柄八掛けに、ぴったりなのがありました。
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むじな菊と呼ばれる模様です。柄八掛け、初めてですが、ちょっといいでしょう?(^。^)
(むじなといえば、狸ですよね。菊模様に狸、どういう意味合いでしょうね)

紬には紬の八掛けをつけるものですが、これは、俗に言う「たれもの用」
ちりめんや綸子などの柔らかい着物につける素材です。
雰囲気も色も気に入ったのに、残念だなぁと思っていたら、
年配の呉服屋さんの人が、よいことを教えてくれました。

紬にたれ物用をつけられないのは、たれもの用のは雨などに当たった時に、
紬と違って、しゅっと縮んでしまうから。
なので、あらかじめ防水スプレーでガードすれば使えるとのこと。
それに、たれもの用のほうが硬くない分、擦り切れにくいのだとか。

家に帰って、さっそく広げてシューっとしました。
使ったのは、普通の衣類用のフッ素樹脂防水スプレー。
シルク用じゃなくても大丈夫でした。
そういえば、以前着物の汚れ防止にかけたのも普通のでした。

防水スプレーは、防汚にもなるのでいいですよね。
私は、コート類だけじゃなくスニーカーや布のバッグ、ソファーなど、
白いものや、なかなか洗えないものに多用しています。

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黒白縮と羅の八寸2010/07/20(火) 曇り +20.8→+23.4 No.68


遠足報告もまだ終わっていませんが、書きやすいものから先に。(^^ゞ
今日は着物部ランチで、今期初の夏着物でした。

いかな、夏着物といえど、下着と襦袢と着物の3枚重ね。
帯もあるし、見た目は涼しくとも、着ているほうは、しっかり暑いので、
25℃越すと、ちょっと着る気が失せます。
今日は、雨上がりでちょっと湿気がありましたが、曇ってて25℃に届かず。
こんな日は、絽より麻。
というわけで、本日の組み合わせ。

68_1.jpg  : 90 KBView Exif 68_1.jpg 68_2.jpg  : 91 KBView Exif 68_2.jpg
68_3.jpg  : 38 KB 麻の縮みに羅の帯です。
帯びあげは、白地に山吹色の飛び絞り。
いつもは、帯揚げをほとんど見せない着付けにしていますが、
この手の帯揚げのときは、花街のお姐さんのように
たっぷり目に見せます。
帯は、えり善真木さんの3本よりどり14,900円を
友達と組んで買ったので、5,000円足らず。
惜しげなく、作り帯にしています。(硬くてとても結べない)

同行者4人でしたが、写真撮りわすれました。(^^ゞ
代わりにランチ写真を。
以前も紹介した事がある、童夢亭に行ってきました。
68_4.jpg  : 47 KBView Exif 68_4.jpg 68_5.jpg  : 35 KBView Exif 68_5.jpg
68_6.jpg  : 37 KBView Exif 68_6.jpg
前菜と、冷たいコーンスープ
それに、えびと野菜のクリームパスタ
以前と比べるとパスタの具がちょっと少なくなっていましたが、値段を考えると御の字。
もちろん味は変わらず、おいしかったです。
これに食後の飲み物が付いて1,000円は感涙もの。

カテゴリ:着物まわり





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