■Diary-2010年

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LEGENDとくるるの杜2010/09/19(日) 晴れ +15.7→+22.0 No.82

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一昨日のKitaraのコンサートに続いて、今日は、千歳空港近くのReraで、
無料のミニコンサートがあったので行ってきました。
思えば、2年前にReraで聴いたのが、LEGENDはじめでした。
以来すっかりファンになって、Kitaraのコンサートは今回で3回目、
レラのミニコンサートにも3回目です。

若い時から、だれかのファンになって熱を上げたり、同じアーティストのコンサートに
続けて行ったことがない私が、こんなに続けて観に行こうという気になるとは、
自分でも不思議です。
2年前一緒に聴いた人たちが、みんなファンになったので、誘い合ってということもありますが、
基本ができている歌声が心地よく、最後まで座って聴けるというのも大きいかな。
まだ、それほど知られていなくて初々しいし、コンサートの規模が小さいというのも魅力です。
みんな息子くらいの年齢の若者たち。成長を見守るという気持ちもありますね(笑)。

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北海道ツァーが終わって、千歳から帰る間の時間を利用してのコンサート。
13時と15時と2回、無料なのに、どちらも手を抜かずきちんとしたコンサートで、
若いからもあるでしょうけど、まじめで好感が持てました。

1時のを聴いて帰ろうと思っていましたが、アンコールもあって、1回目が終わったのが
次の回の40分前だったので、お茶を飲んで時間をつぶして、3時からのも観てきました。
Kitaraでのコンサートともダブっている曲目があったし、同じ内容で2回続けて
聴いても飽きないとは、いつの間にか私もすっかり一人前のファンです(笑)。

kitaraでは、写真録音禁止でしたが、こちらでは規制がなかったので、
みなさんにも聴いていただきたく、コンサートの様子を録画してきました。
プライベート設定にしてありますので、ここだけで。
生の迫力にはかないませんが、Legendの魅力の一部だけでも伝わるでしょうか。
ズームレンズを持っていかなかったので、前の人の頭が邪魔ですが、、。

■乾杯の歌
 
【YouTube動画 ID:qcf0rVdXYK0】


■ボラーレ
 
【YouTube動画 ID:wV-a_TOBYSc】


■カタリカタリ
 
【YouTube動画 ID:rzDhHISIQhU】


■帰れソレントヘ
 
【YouTube動画 ID:wiEdE-Gfd5o】


日本語の歌も、発音がはっきりしているので、心地が良いです。
特にこの歌、こんな良い曲だったのだなと、ちょっと感激しました。
■日本に生まれてよかった
 
【YouTube動画 ID:nLF5ov88I7Q】


■愛燦燦
 
【YouTube動画 ID:BVcLhKg4TfQ】


■千の風になって
 
【YouTube動画 ID:OiRU_9oHir4】

カテゴリ:外出



No.83

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こちらは、千歳に行く道々寄っていった、くるる杜の売店。
ホクレンが経営しているので、野菜だけでなく、お肉やお豆腐、お米、加工品など
品揃えが豊富です。品質もよく、低価格で、直売店並み。
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働いている人もきびきび明るく親切で、接客訓練が行き届いている印象。
マーケットのようにレジ式で、レシートが出るので、家計簿記帳に助かります。
隣の農村レストランも魅力だし、長沼に行く頻度が減るかも。

というわけで、ついつい買い過ぎ。
保冷バッグを持っていったけど、千歳経由でお肉類が心配でしたが、
氷をたくさんもらえたので助かりました。

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買ってきた野菜は、ブロッコリ、ツルムラサキ、シロナ、コリンキー、しし唐
ささげ、モロッコインゲン、パプリカ、バジル、ズイキ、甘唐辛子、ヤーコン、レタス
お肉は、SPF豚のモモ肉が90円/100g、鶏の胸肉が45円/100gと安売りスーパー並み。

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コンサート前にお昼を食べる時間がなかったので、
お弁当を買っていきました。
メンチカツ弁当、400円。
メンチカツも手作りでおいしかった。
でも、ソースじゃなくて、お醤油がついていて残念っ。



札幌歌舞伎2010/07/04(日) 晴れ一時通り雨 +21.4→9+29.1 No.66


今日は年に1度の(今年はもう1度ありますが)札幌に歌舞伎が来る日。
毎年、この時期に来るらしいのですが、私が歌舞伎に目覚めたのは、
去年の5月にシネマ歌舞伎を見たのが始まりなので、これまでは縁がなく。

切符の売り出しに気づくのが遅くて、発売3日目に駆け込み、
一番良いところで、前から14番目。
幸四郎だし、夜の部で勧進帳じゃないほうだし、1万円もするし、と迷ったけれど
地元で生の歌舞伎を見られるせっかくのチャンスなのだからと、買いました。

で、3ヶ月間、楽しみに楽しみにしていたのに、開演を6時と勘違い。
おとさん、ゴルフに行っちゃいました。
早朝スタートだから、昼ちょっとすぎには戻ってくるはずが、
帰ってきたのが3時ちょっとすぎ。それからシャワーを浴びて着替えして
私は、行く前にご飯を食べて行こうと支度中。
チケットを忘れないようにと、バッグに入れかけてふと見ると、なんと!
4時開演ではありませんか!
時計を見ると3時20分。わー、もうあと40分しかない!
それでも、そこは主婦。
作りかけのもの全部冷蔵庫に入れて、はなを隣に預けて、戸締りしました
急いで着替えして、車に飛び乗りまっしぐら。

遅れたら、幕間まで中に入れないし、1万円もしたのに1幕目見られないなんて勿体無い。
ゴルフなんかに行ったあなたが悪い。
お前が6時と言うからだろうと、車の中は険悪な空気(笑)。
飛ばして!飛ばして!信号なんか無視しちゃって!とムチャクチャなことを言う私。
意に介さず、わざとのように、ゆっくり走り黄色信号では突っ込まずしっかり止まる夫。
それでも、日曜日で道路がすいていたので、着いたら10分前。
よかったよかったと、お弁当買って、イヤホン借りて席についたら5分前。

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会場は、教育文化会館の大ホール
1階はほぼ満席。
私の前は空席で、夫の前は座高一氏。お気の毒。
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左手前のほうに見える木の箱で囲ったところが鳥屋で
そこから舞台までの3〜4mが花道代わり。
ちょっと味気ないですが、ないよりマシか。
さて、肝心の舞台ですが、一言で言うと、短かった。
1幕目は、中村松江の「雨の五郎」踊りで15分ほど
2幕目、仮名手本忠臣蔵、祇園一力茶屋の場。
幸四郎さん、30分も舞台にいたでしょうか。
たしかに、ちょっと華はあったけど、演技に力もメリハリもないし、がっかり。
お昼の部の勧進帳で力を使い果たしたのでしょうか。
で、3幕目は、又踊りで、近江のお兼(市川高麗蔵)
終わったのが6時15分。休憩も入れて2時間と15分。

ああ、これなら、役者さんたち日帰りで帰れるものね。
幸四郎さん、2幕目終わったらすぐ出たかもね。
お弁当もいらなかったね。
今考えたら、一月の新橋演舞場、あの演目と役者で桟敷の1万4千円は安かったよね。
4時間近く楽しめたしね。
大向こうがいないのは物足りないね。
でも、歌舞伎に拍手はおかしいよね(要所要所で拍手する人が多かった)。
などと言いつつ帰って来ました。

本日の教訓
思い込みには気をつけよう。
歌舞伎は、演目と役者で選ぼうね。
地方公演を3回見るなら、ちゃんと花道があるところで1回にすべし。

といいつつ、11月の札幌歌舞伎第二弾も見に行くつもりですけど。(^^ゞ
こっちは、坂東光五郎と尾上松緑。特等席で9,000円ですし、
新しくなった市民ホールでなので、花道があるかも。

カテゴリ:外出



アニバーサリー・コンサート2010/07/02(金) 晴れ +21.0→+28.5 No.65

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昨日7月1日は、「三岸好太郎美術館」の開館記念日とかで、
無料開放&ピアノコンサートに誘われて行ってきました。
コンサートについては予備知識なく行ったのですが、
演奏者は、坂田朋優さんという、芸大出身の31歳の方。
ポーランドで研鑽を積まれ、ショパンの作品の演奏では、
定評がある気鋭のピアニストのようです。
プログラムは、
・セヴラック:シューマンへの祈り
・シューマン:夕べに(幻想小曲集より)、ロマンス、献呈(シューマン=リスト)
・三善晃 
「海の日記帳」より
 シシリー島の小さな貝殻、笛吹き奴のかくれんぼ、手折られた潮騒、波のアラベスク
・ショパン
 幻想即興曲、別れの曲、革命、ポロネーズ、スケルツォ

全ての曲を暗譜で弾かれて、品がよく素晴らしい演奏でした。
ショパンはもちろんでしたが、初めて聞いた三善晃の曲は、語るような美しい響きで
印象に残りました。

早くついたので、前から2番目で、演奏者の手元を間近に見ながら聴くことが出来、
まるで、プライベートコンサートのようで、幸せなひと時でした。

美術館では、ちょうど、6月18日〜9月5日まで、「ユーモラス・三岸」と題して、
「檸檬持てる少女」「犬のいる風景」「オーケストラ」「飛ぶ蝶」など
代表作60点が展示されていて、作品鑑賞も大いに楽しめました。

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ここは、知事公館の敷地にあって、緑が多いところです。
蒸し暑かったので、奥までの散歩はあきらめましたが、
雨の後で、緑がきれいでした。
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*三岸好太郎美術館
1967年43年前、三岸家から、好太郎の遺作220点が寄贈されたのをきっかけに、
まず、道立美術館ができ、そこに「三岸好太郎記念室」という形でスタートしたのが始まり。
その10年後の33年前に独立館となり、27年前に好太郎の夢見たアトリエのイメージを生かした
現在の建物が出来たそうです。

カテゴリ:外出



老年時代への準備2010/01/23(土) 晴れ -5.3→-1.4 No.10

木工の趣味が高じた友人が、増えた作品を展示しているというので、見に行ってきました。
彼の友人で、スプーンからブローチを作ったり、ジャックナイフ形のペーパーナイフを
趣味で作っている人も一緒の、2人展でした。

10_1.jpg  : 77 KB まずは、環境庁リタイア組の、
二橋愛次郎さんの作品。
これはスプーンで作った虫のブローチです。

ケースに磁石が仕込んであるので、
ケースごと壁に掛ける事もできます。
手作りの木のケースもついて、大きさに関係なく、
全部3,000円と格安。
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昆虫標本よろしく、もっともらしい名前がついていますが、よく見ると笑えます。
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鋼虫図鑑なんてのもありました。
絶滅種に、今はなき航空会社の機内食のスプーンで作った鋼虫がいるのもご愛嬌。
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同じく、二橋さんの作品の、ジャックナイフを模した木製ペーパーナイフ。
初期の頃の作品は、パチンと閉るように作れなかったそうですが、今は、開けるときも
閉めるときも、金属製のジャックナイフのように、小気味よくパチンと行きます。
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ケースナシは、3,000円から。
象嵌して、こった作りで、箱もこっているものでも
6千円〜1万円くらいと格安。

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こちらが、勇田常夫さんの作品。
見るのとしゃべるのに夢中で、うっかり、彼の作品は撮りそびれて、一部だけ。(^^ゞ
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これがご本人。本業は設計士。
30年来の友人ですが、髪が白くなった以外は、
ほとんど変わらず。引き出しが一杯あって面白い人です。
25日(月)までやっているので、お近くの方、
ぜひ見にいらしてみてください。
場所は、中央区南9条西6丁目 U-STAGE 1階 ギャラリー創 
10:00〜18:00 最終日は17:00まで
9条通りに面して北向きに建っている、鉄骨とガラスの2階建て。
一階の半分がピロティになっていて、奥に車を停められます。

還暦過ぎた面白がりの2人。ギャラリーが楽しい空気でいっぱいで、エネルギーもらえます。
ちなみに、来年は、2人ともこの道でプロになるそうですから、買うなら今(笑)。
時間給1000円+材料原価で計算しているので、どれも安すぎです。
値段つけにマネージャーを買って出たいほど(笑)。


余談ですが、今月号の「考える人」を夫が買ってきましたが、テーマが「あこがれの老年時代」
かっこいい、余裕のある「老人」が一杯です。
こんな風に年を取れたら、年を取ることも悪くないなと思わせる企画。
健康で、お金と趣味と友人とが揃っていたら、それは幸せに違いないですけどね。
全ての人がそう恵まれるわけではなく。
せめて、これだけやってればご機嫌という趣味くらいは持ちたいものだなぁと、
今日の2人を見て思った次第。

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01/09-東京2日目(歌舞伎)2010/01/22(金) 晴れ -8.9→-4.3 No.6


*大幅遅れですが、>>4の続きです。

東京2日目の9日は、新橋演舞場の、「初春花形歌舞伎」昼の部を観に行きました。
右近、獅童、海老蔵の競演です。

ほんとは、海老蔵が十役早替り宙乗りをやる、伊達の十役を観たかったのですが、
年末に申し込んだ時点では、既に8日も9日も空いている席は、
2階の3列目(5列目まで1等料金)とか、1階の花道から遠い奥と、
とても1等料金(1万5千円)を払う気がしない席のみ。
昼なら、花道側の桟敷の9番10番が取れたので千円違いならそこがいいねと、席優先。

6_1.jpg  : 72 KBView Exif 6_1.jpg 6_2.jpg  : 59 KBView Exif 6_2.jpg
ホテルを早めに出たので、歌舞伎座に寄って、4月までの建物を眺めてから
行こうということに。
ついてみたら、建物前の歩道は人で埋めつくされていて、タクシーから降りれないほど。
昼の部を観に来た人でしょうか。お正月興行らしい活気です。

6_3.jpg  : 72 KBView Exif 6_3.jpg 6_4.jpg  : 56 KBView Exif 6_4.jpg
そこから演舞場までは。歩いて5分くらい。
開幕15分前に着くと、こちらもロビーは人で一杯。

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開演前に、一階席を後ろから覗いてみました。
白木の部分が花道。
奥の壁ぎわに、こっちを向いて座っている人がいる席が桟敷席です。
あの真ん中辺に座ります。

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桟敷席からはこんな眺めでした。
舞台は横から見ることになりますが、なんと言っても花道がまん前。
出てきた役者は向こうを向いて演技することが多いので、こちらからは
背中を見ることになりますが、この近さはやはり臨場感があってワクワクします。

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桟敷席は、2人分で畳1畳弱と狭いですが、畳敷きで座卓と座布団があり、
カウンター下は、掘りごたつ式に足をおろせるようになっています。
カウンターには、お茶のポットが置いてあり、オペラグラスやカメラなど、
こまごましたものを置いておけるし、幕間2回挟んで3幕で約4時間ですから、
足を伸ばしたり、胡坐をかいたり、体勢を変えられる分、椅子席よりは断然楽。

予めお弁当を予約しておくと、休憩時間の5分前までに後ろの棚まで届けてくれます。
これぞ歌舞伎の醍醐味。いわゆる幕の内弁当です。
今日の演目では、一等席と千円しか違わなかったけど、値段以上の差を感じました。
立ち去りがたく、このまま、夜の部までここで見て帰りたかったです(笑)。

カテゴリ:外出



No.8

で、肝心の舞台の感想ですが、
印象に残ったのは、黒塚の右近が鬼女になって、阿闍梨の念仏に息も絶え絶え
逃げる途中で、引き戻され、花道でばったり、直立状態から床まで90℃に倒れるところ。
人間の防御反応として、打ち付けられる恐怖で、無意識に手が出たり、顔を上げたり
背がそると思うのですが、そういうのが一切なし。
気を失って倒れたがごとく、バタンと棒のように倒れました。
床に激突する直前に、両手の平をつけて支えていたらしいのですが
(私は気づかず、夫の解説)あの業には驚かされました。
澤瀉屋の伝承芸らしいのですが、いくら鍛えているといっても、度胸のいる技ですね。

それと、海老蔵が獅子になって、花道を駆けて出てくるところ、
一旦出てきて、そのまま、後ろ向きに走って又花道の向こうに引っ込むのですが、
その後ろ向き走りのスピードが、全速力並み。
なのに曲がらず、頭も上下せず、体も揺らがず、前を向いたまま、
レールの上を走っているかのようにまっすぐ走って戻ったのです。
遊んでいるだけじゃないのね、この人、と納得(笑)
右近と海老蔵、この2人の技を、すぐ前で見られただけでも、桟敷に座った価値がありました。

獅童の曾我五郎も、花があったし、春猿も美しかったし、お正月公演らしく
隈取りやも見得切るところもたくさん見られたし、衣装も、背景のしつらえも
華やかで見ごたえがありました。

右近の踊りは、お能のような雰囲気もありましたが、
先々代がロシアに行った時に影響を受けたとかで、コサックダンス風の、
低いポジションでの移動の多い、猿弥の強力太郎吾の動きもその流れでしょうか。
訓練の賜物とでもいうような人の動きを見られるのが、歌舞伎の楽しみの一つです。

*これを書いている、1月22日、猿弥が体調不良の為、休演したそうです。→記事
歌舞伎役者は、公演の間は、ほぼ1ヵ月、昼も夜も出ずっぱりで、激しい動きの役だと、
相当体力がないと続かないでしょうね。
大事がなければよいのですが。

- * - - * - - * - - * - - * - - * - - * - - * - 
一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
曽我五郎:獅 童
曽我十郎:笑 也
小林朝比奈:猿 弥
鬼王新左衛門:寿 猿
化粧坂少将:春 猿
大磯の虎:笑三郎
工藤祐経:右 近

二、猿翁十種の内 黒塚(くろづか)
老女岩手実は安達原鬼女:右 近
強力太郎吾:猿 弥
山伏大和坊:猿三郎
山伏讃岐坊:弘太郎
阿闍梨祐慶:門之助

三、新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)
小姓弥生後に獅子の精:海老蔵
老女飛鳥井:右之助
局吉野:歌 江
用人関口十太夫:市 蔵
家老渋井五左衛門:家 橘



No.9

おまけ
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この夜、食事に出かける途中、東京宝塚劇場の横を通ったら、
歩道に人が並んで、記念撮影でもしているような雰囲気。
こっちに背を向けいる背の高い人が、こちら向きの集団に何か話しかけているようです。
これだけ人がいるのに、とっても静か。
それで、ピンときました。
ヅカファンのお見送りシーンだったようです。
話に聞いていた通り、静かに整然としています。

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立ち去るスター。男役でしょうね。細くて、180センチくらいあるような人でした。

この日の東京宝塚劇場の演目を調べてみたら、宙組の「カサブランカ」だったようです。
この人は、大空祐飛だったのかな?





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