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百合が原のコテージガーデンで、
工藤さんのバラの講座がありました。
単純明快、理論的。で、あっさり鷹揚なお人柄。
月形で話をして以来すっかりファンです(笑)。
バラにまつわる話、裏話、苦労話もとても面白かった
ですが、私的に目からうろこだったこと。
バラ巧者の方は、既にご存知の事と思いますが
メモしてみます。
北海道では、台木との継ぎ目も地中に埋めなきゃいけないということ。
ドイツやカナダなどの寒冷地では、むしろ根元にひと盛り、高さ15センチくらい
土をかぶせるほどだそうです。
凍害防止と、本体の木の根を少しでも出せるようにするため。
その木、本来の色と咲き方、樹勢が出るということ。(オールドは特に)
マルチングの必要性。
これも暑い地方では病害虫の巣になるけれど、北海道では積極的に使いたいとのこと。
夏涼しく、冬暖かく、根の周りを保護でき、雨の跳ね返りを防ぎ、中耕効果もあり、
と良いことずくめ。
10センチじゃ多い、5センチじゃ少ない、7センチ敷くそうです(笑)。
で、春に減った分を又足す。
バーク(樹皮)より、できれば木のチップが長持ちして良いそうです。
植える間隔は、フロリバンダで1m、オールドで2mは必要。
それと、バラの周囲1mは踏んではいけないそうです。
成長にダメージが出るとか。
又、植えて2年目くらいまでは、花後、花首を摘むくらいにして、剪定はしないほうが
良いとのこと。(2段目の5枚葉の上で切るとか無視して良い)
なるべく葉を残し、成長に注力させるため。
強剪定したり、密植したり、当初は良いように見えても老化が早まるそうです。
あと、見る人が疲れない配置と色あわせ。
本来の力を出せる大きさに育て、遠景で引いて見る余地があることなど。
ま、一般の家庭の庭では、これを全部守るのはちょっと難しいですけどね。
余談ですが、チップベツのバラ園が、色あわせ、品種剪定、植え方育ち具合、
園の作り方、見せ方等々、今彼が知る中で、総合的にベストだそうです。
バラのシーズンのうちに、ぜひ行ってみたいと思っています。