庭日記02年7月後半

■庭日記・７　　2002年7月17日～7月30日

■２００２/　７/３０（火）　　　　晴　＋１９.１→＋

■今日の花

アスチルベ：ユキノシタ科の宿根草。
耐寒・耐暑性あり、日陰にも強い。病害虫もほとんどなく、
植え放しで手がかかりません。
葉っぱが密に茂るので、花が終わった後もグランドカバーに
なります。

カスケード（百合）：
オリエンタルハイブリッド系の百合なので、木漏れ日程度の
ところが適地です。
昨日のＮＨＫの趣味の園芸で、オランダの百合市場のことを
やっていました。
その中で、向こうの輸出業者が、これはヨーロッパや
アメリカ向き、日本人には好かれないと言っていたのが
この色の百合でした(笑)。
反対に日本人好みのマルコポーロのような淡いピンクの百合は欧米ではほとんど人気がないのだそうです。

近くで見ると、ちょっとどぎついですが、半日陰の緑の濃淡の中では素敵なアクセントになります。

７/２３に咲きはじめた、ロゼアが満開です。

ツリフネソウ：２年前の秋に花友達からもらった花です。
名前がわかりませんでしたが、どうやら、ツリフネソウというらしいと、最近判明。
ホウセンカのように種が弾けるので、あっという間に雑草化してしまいました。
お花はこのように可憐なのですが、性質は強健。
日陰にも強く、雪が降り始める頃まで咲いています。
草丈４０センチくらい。花は縦横３センチ位。一年草。

■２００２/　７/２９（月）　　　　晴/曇　＋１８.６→＋２６.９

■今日の花

桔梗（キキョウ）が咲きました。
昨日の夕方までまだ薄緑色だった蕾が、
今朝は白くふくらんでいました。
明日あたり1番花が咲くかなと思いつつ、
近くで作業していたら、昼近くに開き始めて、
２時間余りで全開しました。こんなに早く開くのですね。
今まで、気をつけて見たことがなかったので感動しました。

ＡＭ１１：１５　綿帽子を被った花嫁さんみたいでしょ？

ＰＭ１：１５　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＰＭ１：２０　
ちょっと目を離した隙に、こんなに開いていました。

ＰＭ１：２７
満開になりました。

ガウラ：丈夫な宿根草。白蝶草の別名のとおり、白い蝶が舞うような花の形が愛らしい。
開花期間が長く、これから初雪が降る頃まで咲きつづけます。

パレスパープル：
葉物図鑑で紹介した、葉色が赤いツボサンゴ。
緑の葉っぱのツボサンゴは５/２１に咲いていますが、
こちらは今日花が咲きました。
シソの実のように小さい花です。

７/１７に咲きはじめたガクアジサイが満開です。

道路際の街路樹のますに、こぼれ種のコスモスが咲き始めました。
北海道の短い夏が終わりかけています。

■２００２/　７/２３（火）　　　　曇　＋１８.８→＋２４.２

■今日の花

ノコギリソウ：別名・ヤロー、アキレア。キク科。
強健。ハーブや薬草として使われる。
冷涼で開けた荒地、乾燥を好むので、
肥沃な土地だと倒伏や根腐れを起こすようです。

エキネセア・アストランティア、共に満開です。

アキレア（ノコギリソウ）

ロゼア：草丈３０センチ位、花径１．５センチ。
６/１７の日記にある、山吹色やレモンイエローのコレオプシスと同じ仲間、
1番小さい種です。
アメリカンドリームの名でも売られています。
画像で見るより、もっと濃ピンク（エキナセアの画像に近い）のかわいい花。

ストケシア：花火のようなキク科の宿根草。
花径5センチほど。
和名ルリギクのとおり、紫花が一般的なのかな。
白花も底に青がわずかに入ったような透明感のある花。
晴れた8月の暑い朝にピッタリ。

この花は、見かけによらず、甘い、ちょっと官能的な香りが
します。
この花の上では、蜂もアリも蝶もみんなうっとりした様子
なので、不思議に思って、鼻を近づけてみて初めて
気がつきました。