庭日記・6  2004年7月2日〜7月15日
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■2004/ 7/15(木)    晴れ +16.8→+25.7
ギボウシの花が咲き始めました。
地味ですがよく見ると百合に似た清楚な花。良い香りがします。
スカシユリも咲き始めました。樹陰に映えるこの薄いクリーム色の花が好きです。
今年は蕾がついてから風が強い日が多かったので、ちょっと傷んでいる花が多くて
かわいそうです。

アジサイの花がだんだん大きくなって色づいてきました。
アナベル:咲き進むと薄い黄緑になると7/9のところで書きましたが、右がその色です。
■2004/ 7/ 9(金)    雨→曇り +18.1→+20.9
エキナセア
最近免疫力を高める薬草で注目されているようですが、花もなかなか面白い形をしています。
右の写真のように開き始めは普通の花のように花びらが水平になっていますが、開ききると、
閉じた傘のように花びらが下向きになります。時間が経つと花芯のとげとげが固く大きくなり、
名前の由来の「ハリネズミ」のようになります。この部分はドライフラワーになります。

アストランティア・マイヨール

星型の小さな花が集まった花。
地味ですが茶花のような風情があります。

雨降りが続いている間に、アジサイが咲き始めました。
私は百合の次にアジサイが好きなので、家の庭には6種類9株のアジサイがありますが、
(ガクアジサイx2、墨田の花火x2、普通のアジサイx2、柏葉アジサイx1、アナベルx1、水無月x1)
好きと言う割には、土任せ。
土壌のPH調整をしていないので、青やピンクの株は色がボケてきました。
左から:青色ガクアジサイ・普通のアジサイ(ピンクだったはず)

白色ガクアジサイ
 
墨田の花火
左:アナベル
咲き進むと白から薄い黄緑色に変わる小さい手まり型のアジサイです。

右:アナベルとキョウガノコ
アナベルが終わる頃、向かって左側の水無月が咲き始めます。手前はアルケミラです。
■2004/ 7/ 7(水)     曇り +18.0→+22.1

スカビオサ

咲くまでの変化が面白いので写真を撮ってみました。

つぼみはこんな具合。
周りの白っぽいところが徐々に色づいて花びらになります。

色づいてきた花びらの元は、
一枚ずつ折りたたまれたものが開くように広がります。
全部の花びらが開きかけたところ。
そして満開になるとこうなります。
左端のつぼみからここまでかかった日数は3日ほどです。

シャスターデイジー
 
満開です。
ひとかたまりに、形良くこんもり咲くのでブーケのようです。

イソトマ
(1年草)も満開です。
涼しげな星型のかわいい花です。

なんという花でしょう。
花壇の一部や鉢植えの中に毎年出てきます。
水をやらなくても元気。雑草にしてはきれいな花です。

図鑑を見ると「シレネ・アルメリア(ムシトリナデシコ)」に
似ていると思うのですが植えたことはありません。


満開のシャスターデイジーと宿根カスミソウ。
夕方の画像で分かりにくいのですが、
カスミソウの後が2日に載せたエリンジウム、
カスミソウの左下にちょっと見える青いのがヒソップです。
■2004/ 7/ 4(日)     晴れ/曇り +15.1→+21.9

ヘメロカリス

別名デイリリー。名前の通り1日花です。
和名はニッコウキスゲ
バックはアジサイの葉っぱ。
(キスゲの葉っぱは菖蒲みたいに細長い)
横に見えるのはアジサイのつぼみです。
北海道のアジサイは夏から秋にかけて咲きます。

ケントベル
カンパニュラやホタルブクロの仲間で日陰に強い植物です。
艶のある濃い青紫の花で、ホタルブクロと同じく
下向きに咲きます。
手前に見えている細い葉はスカシユリの葉っぱです。

アスチルベ
和名ショウマ。
暑さ寒さに強く、日当たりから半日陰まで生育可能な
丈夫な植物。

去年、楡の木の根元に芽を出した植物。
リクニスのように毛で覆われた白っぽい大きな葉で、
雑草のようでもなかったので、そのままにしておいたら、
いつのまにやら1mくらいの丈になり、2、3日前から花が
咲き始めました。
ちょっとサボテンのような不思議な花です。
耐寒性もあるようで、葉っぱが雪の下から枯れずに
出てきました。
これはなんという植物でしょう?
ご存知の方がいらしたら、教えてください。

*2004/7/5:談話室にて
いとうさんの情報により、バーバスカムと判明しました。
和名はビロードモウズイカというようです。
家に遊びに来る鳥のおみやげでしょうか。
■2004/ 7/ 2(金)     晴れ/曇り +11.3→+23.8

ガウラ:

和名を白蝶草というように、羽を広げた蝶のように
軽やかな花姿。
草丈1mほどの茎の先に穂状に花を咲かせます。
とても丈夫で、これから雪が降る直前まで咲き続けます。

エリンジウム・プラナム:
別名マツカサアザミというように、切れ込みのある葉の先にはアザミのようなとげがあります。
丈が1mほどと高く、ホウや茎も銀紫に色づくので
ボーダー花壇の脇役にピッタリ。
切花やドライフラワーにも向きます。

宿根カスミソウ(ブリストルフェアリー):
切花の引き立て役でおなじみの花です。
これも1mほどと大きくなります。

ヒソップ:
シソ科のハーブ。草丈50〜60センチほど。
ほっそりとした艶のある葉と唇形の花をサラダにしたり、
ハーブティーにも使えます。

地味な花ですが、まとまって咲いているときれいです。
花壇の縁取りにも向きます。
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