ＨＰビルダーでページ設定やスタイルを使わずに、それぞれの文字や表に、
その都度属性（色や文字サイズなど）を設定してページを作っていると、
一行ごとに属性が書き込まれ、余分に重いページになってしまいます。
特に表のページではこういうことが起こりがち。
↓の画像は「キリ番の獲得者リスト」のソースです。
表向きはわかりませんでしたが、ソースを見るとご覧の通り。
ひと枡ごと属性が指定されています。
私が初期の頃に作った表（テーブル）のページは全てこんな感じでした。(^^;
ソースの指令をひとまとめにして、スッキリ軽くしましょう。
とはいっても、一気に削除や変更をする方法もわからず、最初は全て手作業で書き換えていました。
それが簡単に書き換えられる方法があることに、最近やっと気がつきました。
このソースを例に手順を説明します。
１）表（ページ）全体の背景と文字色の設定をします。
まず、ツールバーの「編集」→「背景・文字色の設定」でページのプロパティのダイアログを出して、
ここでページ全体の背景と文字色を設定します。
２）表（TABLE）の背景色と文字位置、文字の大きさなどを設定します。
設定したい表をクリックしてから、右クリックで「属性の変更」を呼びます。
ここで、表の背景色を決めます。できたらＯＫで閉じます。
次に同じく設定したい表をクリックしてから右クリックメニューから
「スタイルの設定」を選ぶと、スタイルの編集ダイアログが出てきます。
↑の上段、タグの所が「TABLE」になっていることを確認して、その横にある「編集」をクリックします。
（ちなみに1番上はページ全体にスタイルを設定、下段は指定した範囲のみにスタイルを設定します）
↑文字のレイアウトはここでします。
「水平方向の配置」で文字位置を選びます。
ここで、行間、文字間なども設定できます。
右側の枠、「予約語」になっているところから、単位（％、ピクセル、ポイントなど）を
選んで左の枠に希望の数字を入れてください。
文字サイズを設定したいときは「フォント」のタブをクリックしてください
そこで、やはり「予約語」になっているところから、単位（ピクセル、ポイントなど）を
選んで左の枠に希望の文字の大きさの数字を入れてください。
全て設定したら、ＯＫを押して戻ります。
＊背景色も属性ではなくスタイルシートで設定したほうがよりよいようです。
３）余分なソースの掃除をします。
（１）、（２）の作業が終わってページ全体の設定ができたら、次はタグの置き換えで
余分なタグを一掃します。
ページをＨＴＭＬソースの表示にします。
begcolorは背景色、alignは文字位置のことです。
この２つは、（１）でページ全体を設定しましたから、枠ごとに書き込まれてしまっているタグを消します。
ソースの中の、余分なタグ（ここでは＜TD begcolor="#ffffff"＞となっているところの＜＞の中味）
をなぞってコピーします。
ツールバーの「編集」のところから「置換」をクリックします。
そうすると、上の図にあるようなダイアログが出てきます。
「検索する文字列」のところに、今コピーしたタグが書き込まれているはずです。
書き込まれていなければコピペして下さい。
次に「置換後の文字列」を、変更したいタグ（ここでは＜ＴＤ＞）にします。
＊つまり「begcolor="#ffffff"」は（１）のところで設定しているので、これはいらないというわけです。
次に「すべて置換」をクリックします。
これでページの中にあった＜TD begcolor="#ffffff"＞は全て＜ＴＤ＞に置き換わります。
同じく、＜TD begcolor="#ffffff" align="center"＞を同じく＜ＴＤ＞に置き換えます。
もし、全部消してしまいたいタグでしたら、「置換後の文字列」をブランクにします。
終わったらＸかキャンセルで閉じます。
掃除が終わったソースは↑この通り。
一番上のソースと比べるとずいぶんすっきりしたでしょう？
これで、ページ全体の重さも3割ほど減りました。(^｡^)ｖ
■余分なフォントタグの消し方についてはこちらをご参照下さい。
■余分な列の消し方については、こちらをご参照下さい。
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