- Joyful Note - - JOYFULYY v2.50y24m72 :Edit by Yamamoto - - i-mode改 - - resize.pl - - ExifInfo.pl - - Tomo_20080619-tomo : Edit by tomokun - - 携帯対応 -
子供の頃からの持病のようなもので、時々、不整脈が起きるのですが、
その頻度が、ここ数年多くなって時間も長くなってきていました。
私のは、発作性上室性頻拍というものらしく、心房細動や心室細動ではないので、
このままほっておいても、突然死や脳血栓など起こすことはないらしいですが、
なにせ、始まりも終わりも突発的。
一旦始まると、脈拍がいつもの倍以上になるので、
収まるまで、あまり動かないようにしているしかなく、せっかちねえやの私、
いつ起きるか、いつ収まるかわからない状態に嫌気がさしてきました。
心臓に自信がないので、遠出や力仕事に今ひとつ乗り気になれないし。
このまま年を取ったら、もっと行動が制限されるようになるかもしれない。
そのうち親の介護も始まるかもしれないし。
今ならまだ体力があるし、母もしっかりしているし。
やるなら、今。善は急げ
先月、東京から帰った翌日発作が起きて一日つぶれ、根治治療を受ける決心しました。
さて、そうなるとどこで受けようか。
家から歩いて行ける距離に、北光記念病院という循環器専門の病院があります。
10年近く前に、発作が起きたときに、そこで心電図をとることができて、この病名が付いて
カテーテルによる焼却治療を勧められたのですが、その頃はその治療が始まったばかり。
そのうちに考えますとそれっきり。
なので、今回はそこではなく、たまたま、友人からもらった新聞の切抜きで知った、
札幌心臓血管クリニックという、新しい病院に行ってみることにしました。
診察は院長に当たりましたが、話をうかがうと循環器は専門ではないよう。
ただ、月に2回、カテーテルアブレーションの実績数が日本で最も多い病院のひとつの
埼玉の土浦病院から、鵜野先生という方が診察にみえるそうで、
ちょうど、翌週がその日なので、せっかくだから、その先生の意見を聞くべきと
勧められ、24時間ホルターをつけてデータを取ることになりました。
発作が起きていないのに、つけても意味がないのでは、と食い下がってみたけど、
鵜野先生の診察を受けるに当たってデータが必要だし、
自覚がなくても出る場合があるのでとのこと。
それが10月下旬のことです。
で、翌週、鵜野先生がいらしたので、セカンドオピニオンを聞くくらいの
軽い気持ちで行ってきました。
なんと、前週はがらんとしていた待合室は、座るところがないほど。50人はいたかな。
よほど評判が良い先生らしい。
6時間待って、やっと診察の番が来ました。
長時間労働でお疲れでしょうに、ゆったり話を聞いてくれる雰囲気の方ではありましたが、
私の症状説明と過去の北光で受けた診断結果の話のみで、
次回、先生来札時の、11月28日に手術することになってしまいました。
心電図は発作時ではなかったので、異常はなく。
手術時に薬で発作を起こして、場所の特定はできるとのこと。
迷いました。
これからのQOLのために手術を受けることには異存はないし、
手術を受けるなら、経験数が多い先生が良いに決まっているけれど、
鵜野先生の腕がいくら良くても、遠隔地在住で、月に2度しか札幌に来ない。
そういう人が主治医になるというのはどうなんだろう。
なにより、私の口述だけで、病名を特定して、手術を勧めるというのはいかがなものか。
いくら経験値があり、腕が良いとはいえ、血管カテーテルによる危険は、0ではないのだし。
もう一度発作が起きるのを待って、本当に上室性頻拍なのか、
発作時心電図を取ってからにしても遅くはないのではないかな。
北光記念病院には、前回のデータが残っているかもしれないし、
そちらでも診察を受けてみたほうが良いのではないか、等々。
手術・入院の予約をしつつも迷っていました。
直後に奈良の病院の生活保護受給者を取り込んで、血管カテーテル検査で
不正をしていたというニュース。
カテーテル検査だけで、保険から60万も支払われるのですね。
遠隔地から高名な医者を呼ぶには、それなりに経費もかかるでしょう。
検査、手術の数を増やしたい意向はないのかな。
申し訳ないけど、ちょっとそんな穿った見方も芽生えました。
そんなこんな考えたら、なんだか、今すぐ決めなければという必要はないような。
まだ、薬の治療もしていないのだし。それを試してからでも遅くないような。
というわけで、今日、11/28の手術予約はキャンセルしました。
電話に出た看護師には、次回の鵜野先生の診察時に来て話すようにといわれましたが。
また、6時間待つだけの意味はないような。
北光記念病院のほうが家から近いし、循環器の専門医師も多い。
調べてみると、カテーテルアブレーションの件数では、道内ではTOPクラスの
実績もあるようだし、職人芸といわれている先生もいるらしい。
知り合いも2人、その先生からカテーテル手術を受けて完治しているとか。
初めて身近に同病者がいることを知りました。
話してみるものですね。
経験して治っている人の話が一番説得力があります。
ということで、次に発作が起きたら、まずは北光記念病院に行くことにしました。
*本音は、両病院のHPの医者紹介ページの雰囲気の違いが決定打だったかな(笑)。