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500億円を越す負債を抱えて民事再生手続き中の、北海道の老舗デパートの丸井今井。
閉店予定の支店がある北海道の地方都市では、そうはさせじと
自治体が主体になって、存続の要望書を提出したり、署名集めに必死になっているよう。
中でも、人口10万足らずで、署名目標を5万4千と半数以上を掲げた室蘭市では、
市外在住の元市民も署名できるようにと、市のHPに署名のフォームを設けたらしい。
でも、これってなんだかおかしくないかなぁ。
そもそも利益が上がらないから閉店するわけで、数だけ集めて迫られても、
ましてや、地元を離れた人では、売り上げにはなんの寄与もしない。
仮に署名数に負けて、丸井が存続を決めたとしても、経済が失速している北海道で
売り上げが今以上に上がるとも思えず。
そんな状況になれば、支援に入ろうとしている、三越伊勢丹HDが、今後を危ぶんで
支援自体を中止することにもなりかねず。
営業を続けてほしいと思うなら、署名より、毎日少しでも買い物すればよいわけで。
室蘭市の署名の目標の5万4千人が、毎日千円使えば5千4百万円、
その半分でも、いや十分の一でも、毎日コンスタントに売り上げがあれば、
なんとか説得できるかも。
そんな程度の付き合いもしないで、ただ続けてほしいは、身勝手ってもん。
いや、その前に、人口10万人足らずの地方都市で、デパートが成り立つのかどうか。
190万人いる札幌でさえ、2つ撤退、残る5つのデパートのうち、2つが危ないというのに。
にぎやかしの街灯代わりなら、長引かせて負債を増大させるのは酷だと思うけど。