■HAMIXーDiary2019年

その日あったこと、考えたこと、更新情報など、何でも記録のページです。


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11/27-奇跡のテノール  2019/11/27(水)晴/曇-2.3→+6.9 No.167


盲目のテノール歌手のアンドレア・ボチェッリの半生の物語
「奇跡のテノール」が上映されます(15日から公開されている都市もあり)
札幌は、29日(金)から。
ステラプレイスのシネマフロンティアで

人気がないと見込まれているのか、シネマオペラやシネマ歌舞伎と同じく、
110席の小さなスクリーン。
幸い歌舞伎やオペラのように早朝スタートではなく、14時20分〜16:25
日に1回だけの上映です。

当日券は1,900円ですが、シニア割引や夫婦50割引が使えるので、
前売り(1,400円)より更にお得に1,200円で見られるそう。
シネマオペラや歌舞伎では、シニア特権は使えないのでうれしい。

さっき、座席指定をするべく見てみたら、埋まっているのは10席ほど。
押さえられているのは入り口に近い側の端っこの席ばかり
やはりシニアがほとんどのよう(笑)

お好きな方はぜひ
 
【YouTube動画 ID:Bsf1FH8C52s】

カテゴリ:音楽・本



11/16-トゥーランドット  2019/11/16(土)曇り→雪-1.5→+.2 No.157


庭や車の冬支度完了したところでナイスタイミング、
今季のMetライブビューイングが始まりました。
157_1.jpg  : 118 KBView Exif 157_1.jpg
第一作は、プッチーニの「トゥーランドット
かの荒川静香の金メダル曲「誰も寝てはならぬ」でおなじみのオペラです。

ストーリーは「かぐや姫」より残虐版の婿取り物語
(個人的には「リュウがかわいそ過ぎる物語」)

主役のトゥーランドット姫には、ドラマティックソプラノのガーキー
クールビューティな役柄にはちょいと厚みあり過ぎ体型な気がしないでもないですが
エキゾチックな衣装や髪飾りにはあのくらいボリュウムがないと負けてしまうかも。

それにしても、オペラの女性用の衣装は、厚みや幅隠しのアイディアいっぱいの
デザインが多くて毎度感心します。
それだけ、幅広の女性歌手が多いってことなんでしょうけど。

ハッピーエンドになる王子のカラフ役は、テノールのユシフ・エイヴァゾフ
アゼルバイジャン出身で、ネトレプコの夫君。

 
【YouTube動画 ID:d9QaZpRlCHA】

舞台装置も衣装も豪華で、バレーダンサーも合唱隊もたくさん舞台の上にいる
好きなタイプのオペラでうっとり3時間。

主役たちのアリアはもちろん素晴らしかったですが、
その他大勢の重い和音が連なる合唱や、ピンポンパンのトリオの
演技や歌もそれぞれ良くて楽しめました。
(ピンポンパンそれぞれが故郷を回想するシーンの歌が印象的)

■全国で一斉上映されていますが、札幌はステラプレイスの「シネマフロンティア」
で、
「トゥーランドット」は11/15 fri. 〜 11/21 thu.までです。
興味のある方はぜひ。
当日券は3,700円とちょっと高めで、シニア割やレディースデイなど
一切の割引が使えずですが、
NYのMETに行くことを思えば、費用も体力も時間も大幅倹約できます。(^o^)

■今後のスケジュールはこちらにありますが、一覧入れておきます。

2)マスネ《マノン》:2019年11月29日(金)〜12月5日(木)

3)プッチーニ《蝶々夫人》:2020年2月7日(金)〜2月13日(木)

曲はともかく、ストーリーや舞台装置に違和感があって好きな演目じゃないですが、
ドミンゴが出るなら、見に行こうかと思ってましたが、おイタして降りたそう。
ドミンゴのキャリアと年齢なら見逃してやっても良いんじゃないかと思うんですけどね。
そこはやっぱりアメリカだからか、時代だからか。
このまま現役を去ってしまったら残念だなぁ。

4)フィリップ・グラス《アクナーテン》:2020年2月21日(金)〜2月27日(木)

5)ベルク《ヴォツェック》:2020年2月28日(金)〜3月5日(木)

6)ガーシュウィン《ポーギーとベス》:2020年4月3日(金)〜4月9日(木)

7)ヘンデル《アグリッピーナ》:2020年4月10日(金)〜4月16日(木)

8)ワーグナー《さまよえるオランダ人》:2020年5月8日(金)〜5月14日(木)

9)プッチーニ《トスカ》:2020年5月22日(金)〜5月28日(木)
ネトレプコが主演なので観に行く予定ですが、ますます膨らんできたようで残念。

10)ドニゼッティ《マリア・ストゥアルダ》:2020年6月5日(金)〜6月11日(木)
ディアナ・ダムラウ

………………………………………………………………………………………………
YouTubeで、「Turandot - Wichita Grand Opera - COMPLETE」見つけました
カンザス州 ウィチタの劇場とか、舞台も小さく簡素ですがなかなか良いです。

 
【YouTube動画 ID:UHAzkgAIrtk】


カテゴリ:音楽・本




Re: 11/16-トゥーランドット  投稿者: みけ 投稿日:2019/11/22(Fri) 17:19 No.158-1

お久しぶりです
御無沙汰です

トゥーランドット  18日に見てきたばかりです
今日 時間が出来たので久しぶりに寄らせてもらったら タイムリーでした
確かに姫の厚みには??でしたが
よかったです

私はあと 蝶々夫人とトスカを見る予定です

あんずは腎臓の数値が悪くなり 療養食に変わりました
体調や食欲に波はありますが どうにか元気です

来年春に13歳にになります (はなちゃんの13歳時々みてます)!(^^)!




Re: 11/16-トゥーランドット  投稿者: はるみ 投稿日:2019/11/23(Sat) 00:21 No.159-2

おお、みけさん、おひさ!\(^o^)/
みけさんもオペラファンなのね。
身近では少数派だからうれしいわ〜〜(^○^)

いい男テノール好きとしては、今季はカウフマンもドミンゴも出なくて
残念だけど、ネトレプコとダムラウが出るので、「トスカ」と
「マリア・ストゥアルダ」は観る予定。

といいつつ「蝶々夫人」も「さまよえるオランダ人」も気になるし。
近くなったら考えよう。(^^)


あんずちゃん
療養食に変えたのね。早めに気づいてもらってよかったね。
ご飯は気に入ってくれてるかな。

あんずちゃんに会ってみたいなぁ。
おばちゃんの代わりに、ママにぎゅってしてもらってね。

これから寒くなるけど、風邪引かないようにね。
冬の間は、お家でぬくぬくのんびり楽しく過ごしてね。



3/8-シネマオペラ「カルメン」  2019/03/08(金) 曇り-4.0→+4.5 No.56


METシネマ今季第7弾「カルメン」を観て来ました。
 
【YouTube動画 ID:CNkzMEQmeDY】

おなじみのアリアの連続に加えて、兵士たちや、ジプシー女性たち、
子どもたち(MET児童合唱団)の合唱も多く、合間のバレーや、
ジプシー役の歌手たちのフラメンコもよかったし、舞台装置の動きも興味深く、
主役の歌手たち以外の聴きどころ見どころも盛りだくさん。
3時間楽しく過ごせました。

■ハバネラ
 
【YouTube動画 ID:huCcOCQM_OA】

カルメン役のクレモンティーヌ・マルゲーヌ(メゾ・ソプラノ)は、
テーブルに飛び乗ったり、のけぞったりしながら、息切れせずに
豊かな声量で伸びやかに歌い続けたのは素晴らしかった
役作りか、最初から最後まで目つき悪い顔してたのが、気になりましたが(笑)

ホセ役は、ダスティン・ホフマン似の R・アラーニャ。
「サムソンとデリラ」に続いて2度目。
ミカエラ役のソプラノ、アレクサンドラ・クルジャックと夫婦なんですね。
幕間のインタビューで知りました。
(ふたりとも美男美女なのに、ちょっと太り過ぎだ!/笑)

アラーニャはフランス人、クルジャックはポーランド人
ふたりとも訛りの強い英語でしたが、達者にしゃべるのを聞いて
あれでいいんだよねと今更ですが、英語コンプレックスの私、
変なとこで感心しちゃいました。

闘牛士エスカミーリョ役のアレクサンダー・ヴィノグラドフは
ロシア人らしいですが、小柄でほっそり。品が良くて素晴らしいバスでした

■闘牛士の歌
 
【YouTube動画 ID:ndcerz9V7gw】


*これの一つ前の「アドリアーナ・ルクヴルール」は、
大好きなアンナ・ネトレプコ姫で、もちろん素晴らしかったんですが、
姫がダントツ過ぎて、それ以外の記憶が薄く、
書きあぐねているうちに書きそびれてしまいました。

ネトレプコもロシア女性よろしく、すっかり太っちゃいましたが、
相変わらずチャーミング。
美人なだけじゃなく、特別なオーラーがあるし、歌も演技も別格。

別格といえば、この人だけ、幕間のインタビューは免除され、
華やかな別室で、METの総裁が満面笑みでインタビューしてました(笑)。

ダイジェストのYou Tubeを貼っておきますので、よかったらこちらもどうぞ。
 
【YouTube動画 ID:UrnrI84jI90】

 
【YouTube動画 ID:7W-7oulns6s】

 
【YouTube動画 ID:zCRRzS6HVW0】

カテゴリ:音楽・本



2/13-シネマオペラ「椿姫」  2019/02/13(水) 晴れ -7.9→-3.5 No.34


今季の「METライブビューイング」5作目の「椿姫」を観てきました。

これまでの4作は、120席くらいの劇場でしたが、今日はちょっと大きい160席
最初のアイーダ以外は、20人入っていたかなぁでしたが、
今日は人気演目のせいか、平日だというのに、6割位の入りでした。

お馴染み「乾杯の歌」のシーンをさわりだけ
 
【YouTube動画 ID:-04joJhkuUg】

主役のヴィオレッタは、ちょっとメリル・ストリープ似のディアナ・ダムラウ
私は、これまで彼女を知りませんでしたが、声も歌唱力も演技も素晴らしくて、
最初から最後まで魅了されました。

最後のシーンでは、涙が止まらず、鼻すすりつつ、思わずスタンディングオベーション
したくなったのは、私だけではなかったはず。

やっぱりオペラは古典が良いなぁ。
曲に馴染みがあるし、旋律がドラマチックで美しい。ヴェルディは特に。

他の出演者も、指揮者のヤニック・ネゼ=セガン(METの音楽監督に就任後初仕事)
も、バレーダンサーたちも魅力的だったけれど、この舞台の成功の9割は、
ダムラウの力じゃないかというのが我々夫婦の感想。

 
【YouTube動画 ID:W-zgXbYqv9M】

相手役のアルフレードには、フアン・ディエゴ・フローレス。
 
【YouTube動画 ID:l15Fic6iNYo】

ベルカントテノールだけあって、抑えた声もアリアも無理なく響き渡って
素晴らしかったですが、俳優としてはちょっと物足りなかった。

今回の「椿姫」の演出をした、マイケル・メイヤー氏がインタビュー記事
今回の配役や演出についてわかりやすく話しているので、よかったらご一読ください。

■残るは、あと5作
「連隊の狼」は、テノールが魅力ないからやめとこうか、とか
「ワルキューレ」は、長いから(5時間超え)体力持つかなぁ、とか
思ってますが、結局全部観てしまいそうな予感。

1)ヴェルデイ「アイーダ」 11/2〜11/8 終了
2)サンサーンス「サムソンとデリラ」 11/16〜11/22 終了
3)プッチーニ「西部の娘」 12/7〜12/13 終了
4)ニコ・ミューリ「マーニ」 2019/1/18〜1/24 終了
5)ヴェルデイ「椿姫」 2/8〜2/14
6)チレア「アドリアーナ・ルクヴルール」 2/22〜2/28
7)ビゼー「カルメン」 3/8〜3/14
8)ドニゼッティ「連隊の狼」 4/12〜4/18
9)ワーグナー「ワルキューレ」 5/10〜5/16
10)プーランク「カルメル会修道女の対話」6/7〜6/13

カテゴリ:音楽・本




Re: 2/13-シネマオペラ「椿姫」  投稿者: みかん 投稿日:2019/02/15(Fri) 17:25 No.35-1

お二人仲良く、同じ趣味で良いですね☆彡

我家の夫なら寝てしまうわぁ〜 (´ヘ`;)ハァ

椿姫は14日で終わったのですね

ディアナ・ダムラウ・・・素晴らしい!!!

YouTubuで楽しませて頂きました♪




Re: 2/13-シネマオペラ「椿姫」  投稿者: はるみ 投稿日:2019/02/15(Fri) 18:09 No.36-2

みかんちゃん
うちも最初は乗り気じゃなかったんだけど、アイーダではまったみたい。
歌舞伎も同じく「ふん!」てなもんだったんだけど、
一度生を見せたらハマってくれてシメたってとこよ(^o^)
老後のために、同じ楽しみがあったほうが良いしね。

かくいう私も歌舞伎やオペラの良さがわかったのは、つい最近よ。
どっちも舞台の裏も表も正真正銘のプロがやってるのが伝わってきて
そこにしびれたのよね。
この年になったから、その価値がわかるようになったのかも

………………………………………………………………………………………………

You Tubeで、なんと、ダムラウとドミンゴとカウフマンの3人で
「乾杯の歌」を歌っている動画を見つけたわ!
 
【YouTube動画 ID:vux86zQcly4】

ドミンゴとカウフマンは、大大大好き
ワタクシ的2大ハンサムテノールでうっとりよ

続けてこれも
ドミンゴとカウフマンの「Dein ist mein ganzes Herz」
 
【YouTube動画 ID:8Ts8L9Lh2AE】

この曲、大好き!!この二人のこの歌のデュエット夢のようだわ。

*「Dein ist mein ganzes Herz(君こそ我が心のすべて)」
フランツ・レハール(Franz Lehár)のオペレッタ
「微笑みの国(Das Land des Lächelns)」より

わー続けてこんなのも出てきちゃった(たまらない止まらない/笑)
 
【YouTube動画 ID:xmKUZeJB_Nw】

Hvorostovsky & Kaufmann - O Sole Mio  

カウフマンの 「E lucevan le stelle(トスカー星は光りぬ)」
 
【YouTube動画 ID:-GVRoRILVD4】

この歌は、パヴァロッティのが有名だけど、
カウフマンもいいわぁ〜〜



1/18-マーニ@METシネマ  2019/01/18(金) 曇り/小雪-11.3→-2.0 No.19


METライブビューイング第四弾の「マーニ」観てきました。
あのヒッチコックが映画化した、心理サスペンス。

オペラ版のマーニは、美人で美声のイザベル・レナード
今季ライブビューイング1回目の「アイーダ」で、幕間のインタビュアーとして
登場したときに、初めて知りましたが、話し方も表情も素敵で、
観ないつもりの新作オペラでしたが、彼女の歌を聞いてみたいのと、
原作の魅力で、やっぱり観とこうということになり。

 
【YouTube動画 ID:Bvz0t8475To】

思ったとおり、彼女の声と演技は素晴らしかったし、
ドラマとしては面白かったけれど、
古典と違って、新作オペラは、曲に馴染みがないのと
舞台が簡素でウキウキする要素が少なく。

特に現代劇だと、なんというか、歌がうますぎる歌手が登場する、
踊りがないミュージカルという感じ。

今回は、イザベル・レナードと60年代風な衣装とドラマとしての面白さで
退屈はしませんでしたが、オペラと言うより映画を観たような余韻で帰ってきました。

………………………………………………………………………………………………

3時間前後の上映なので、合間に4〜5回、出演者や演出家
衣装担当の人などへのインタビューシーンがあります。
19_1.jpg  : 38 KBView Exif 19_1.jpg
左の人が、「マーニ」を作曲したニコ・ミューリ
19_2.jpg  : 28 KBView Exif 19_2.jpg
休憩時間中は、上のような、舞台裏の様子を写してます。
この2つが、本物では見られない、映画だけの特典。

………………………………………………………………………………………………

余談ですが、METライブビューイングやシネマ歌舞伎は、観る人が少ないせいか、
たいてい日に1回の上映で、それも朝1番の10時から。

なので、10時オープンのステラプレイス(商業ビル)の上にある
「札幌シネマフロンティア」に行くには、ステラの駐車場から一回外に出て
駅ビルから入って、劇場直行エレベータに乗らなければならず。

その距離100mくらいなんですが、先月「西部の娘」を観に行ったときは、
手術の10日前で足の状態が最悪、杖を突きながら10分くらいかかって
たどり着いたのでした。

帰りは劇場からのエスカーターで1階下に降り、飲食店街を通り抜け
最後の難関、駐車場エレベータまでこの距離
19_3.jpg  : 55 KBView Exif 19_3.jpg

20mあるかないかだと思うんですけどね。
ゆるい上り坂で、これが辛くて辛くて、果てしなく遠く感じたのでした。

それが手術から1ヶ月後の今日は、杖なしでスイスイ。
前回の5倍位の歩幅とスピードで歩けて、たった1ヶ月と10日の間の違いに
我がことながら信じられない思いでした。

もう痛み止めも飲まなくてもいいし、杖も必要なし。
体がゆらゆらせず、まっすぐ歩けるし、
車高の低い車にも、イタタタタとならずに乗り込めるし。
手術を受けてよかったと、シミジミ思う今日このごろ

カテゴリ:音楽・本




Re: 1/18-マーニ@METシネマ  投稿者: 風鈴 投稿日:2019/01/21(Mon) 08:13 No.20-1

はるみさん
手術から1ヶ月・・・
素晴らしい回復ですね〜〜
手術前にあんなに悩んでいたのに、施術して本当に良かったですね〜
苦痛が無く歩ける事は、幸せなことだと思います。
本当に本当に、良かったですね〜〜
苦しみ悩んでいる人の為にも、術式が進歩していることを発信してくださいね〜




Re: 1/18-マーニ@METシネマ  投稿者: はるみ 投稿日:2019/01/21(Mon) 23:42 No.21-2

風鈴さん
そうですね。
まだまだためらっている人が多いですもんね。
私も、こんなに早く戻れるとは思ってなかったので
ぜひと勧めたいけど、医者によって施術方法も違うし、
全身麻酔だから、事故がないとは言えないし、
人工物を入れるのは、体質によって難しい人もいますからね。

でも北海道でやるなら、さっぽろ病院の春藤先生とそのチームが
最善最強の選択だと思います。





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