■アップルパイ
材料<直径20センチのパイ皿1枚分>
りんごのコンポート
りんご(紅玉や国光など) 5〜6個(正味400g)
バター 50g
砂糖 40g
シナモン 適量
パイ皮は、練りこみ式でもタルト生地でも、折りパイでも
お好きなのでどうぞ。
酸味が強いりんごの場合は、卵が入ったタルト生地か、
バターリッチな生地が合うように思います。
作り方
りんごは4つ割りにしてから、厚み1,5〜2センチくらいの銀杏切りにしておく。
フライパンに、バターを溶かしきつね色になるまで焦がし、
りんごを入れてバターをからませたら、砂糖を加えて、混ぜながら
柔らかくなるまで煮る。
りんごによって甘みが異なるので、ここで味見して甘みが足りなければ
お砂糖を加える。
粗熱が取れたら、シナモンパウダーを加え、そのまま冷ましておく。
 
パイ皮を下焼きする。
パイ皿に生地を伸ばし、フォークで底一面に、空気穴をあけ、その上に
アルミフォイルを敷いて、焼いている間底が浮きあがらないように、専用のアルミ石
などなにか重石になるものを載せ、210℃に温めたオーブンで12分焼く。

←210℃で12分焼くとこのくらい。
縁は薄っすら焼き目がついて乾いていますが、
底は半分生です。
 
オーブンから出して、アルミフォイルと重石をはずし、りんごのコンポートを詰め、
上から残りのパイ皮をかぶせるか、薄く切ったりんごを飾り、200℃のオーブンで
40分ほど焼いて出来上がり。


パイ皮をかぶせて焼いたもの。
表面にフォークで空気穴を開けます。
ナイフで中央を十文字切りしたり
残ったパイ皮で型抜きしたものを
飾ったりしてもいいですね。

コンポートを詰めた上に、薄切りした
生のりんごを並べて焼いたもの。
表面全体にグラニュウ糖をかけ、
バターを所々に置いて焼きます。
りんごがたくさんあるときにでも。
メモ:
■コンポートを作るときに、皮を入れて煮ると
ほんのりピンク色に染まります。
特に茜や紅玉は色がきれいに出るのでおすすめ。
皮を使う場合は、洗剤とお湯を使ってしっかり洗って
ワックスを落としておきます。皮は後で取り出すので、
長めに切っておくと取り出しやすくなります。

■焼き立ての熱々に、アイスクリームやホイップクリームを乗せて食べると
いっそうおいしいですよ。カロリーアップになりますが、自作ならではの特権。(^。^)

■つややかに仕上げたいときは、表面に溶き卵を塗ったりしますが、
卵をちょっぴりしか使わないのでもったいないし、刷毛を洗うのが面倒なので、
私はたいていそのまま焼きます。
その方が素朴なホームメイドの雰囲気になって良いと思います。
卵ほどではありませんが、牛乳を塗っても素焼きよりは艶が出ます。

■卵を塗らなくても、かぶせた生地と下の生地を指で合わせるだけでちゃんとくっつきます。
生地が硬くてくっつきにくい時は、お水か牛乳を塗ってください。
04/11/17

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