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- Joyful Note -
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きれいな写真は撮りたいけれど、カメラはなるべくコンパクトなほうが良い。
というわけで、
>>33で、一眼はあきらめて、次もコンパクトデジカメにするつもり、と書いたばかりですが、
E-P1の本を古本屋で見つけたのをきっかけに、マクロフォーサーズ機への目が急に開けました。
携行性は、コンデジのようなわけには行かないけれど、パンケーキレンズなら、
おにぎり2個+卵焼きくらいの体積と重さ。
ちょっと嵩張るけど、別の袋に入れなくても、とりあえずいつものバッグに突っ込んで持ち歩けそう。
画像も素人目には、一眼レフと変わらず。
レビューや画像を見れば見るほど、使ってみたい気持ちは募るばかり。
しかし、マイクロフォーサーズ機は、まだ出て1年あまり。
メーカーは、オリンパスとパナソニックのみで、機種もまだ数種類しかなく、
もう少し、種類が増えて値段がこなれてからとも思いましたが、
使ってみたい気になった今だからこそ、価値もあるというもので。
ちょっと具体的に調べてみることにしました。
さて、その機種ですが、パナは、G1、GH1、GF1、G2の4種類。
オリンパスは、E-P1、E-P2、E-PL1の3種類。
バッグに入れて歩くとなると、出っ張りと重さは少ないに越したことはなく。
この中で、そこをクリアするのは、パナのGF1とオリンパスの3種類。
まずは、オリンパスのE-P1。
パナのGF1やEP-2が出て、すっかり影が薄くなった感がありますが、今も外観は魅力的。
(E-P2ではシルバーx黒がなくなってしまったし、ホットシューが出っ張ってしまった)
ついこの間まで、10万超えの価格帯で、とても買えないと思っていたのが、
このところ、急に値下がりしてきて誘惑されます。
E-P2は、144万ドットのEVF(外付け電子ビューファインダー)が魅力。
0〜90度まで見やすい角度に調整でき、上から覗き込むスタイルでローアングル撮影ができるって、使いこなせるかどうかは別として、ちょっと惹かれます。
つけると携行性は悪くなりますが、格好は一段とよくなります。
E-P1と比べて、アップした性能は、EVFのほかには、アートフィルターが
2種類(「ジオラマ」と「クロスプロセス」)増えたのと、
お任せ、iAUTOに派手目に仕上げるiFINISHと言うのが搭載されたくらいのようで。
ここを読むと、内部的には、電子系統など、かなり性能がアップしているようですが、
私のレベルでは、なくても気にならない部分。
E-PL1は、デジイチ初心者でも使いやすいように、操作ガイドがついているのがよさげですが、
基本操作を覚えるには便利なような、余計なお世話のような。
それと、セットにパンケーキレンズとのセットがないのはちょっと残念。
キットレンズをつけると、横から見て前下がりになるのもいただけず。
それと、(この時点では)E-P1とほとんど変わらない値段なのに、マウントや背面が
プラスチックで、1や2と比べると質感がチープ。
パナのGF1は、まず、なによりF1.7の明るいパンケーキレンズが魅力です。
このレンズだけで定価5万円なのに、本体込みで、6万円切るのですから、
CPはこれが一番よさそうです。
EVFも、20万ドットとE-P2ほどの性能はないけれど、同じくチルト式。
さすが家電のメーカーらしく、液晶がきれいだし、操作性も、コンデジライクに出来ています。
電源がスライド式だったり、メニューの階層が浅くわかりやすい点も◎。
ファインダーと液晶の切り替えスイッチが、顔の動きで自動判定してON-OFFになるというのも
カメラというより、よくできた家電品という感じ。
それに比べると、E-P1、E-P2は、一眼レフをメインに使っている人の、セカンド用途向き
という感じで、コンデジしか使ったことがない私のレベルでは、だいぶがんばらないと
使いこなせそうもなく。
GF1の外装は、パナのコンデジをそのまま大きくした感じで、新味はありませんが、
思ったほどチープでもなく、巷では白が人気のようですが、
私は黒がレンズのデザインにもあってて良いと思いました。
ただ、前面の四隅にロゴやマークがついているのと、グリップのシルバーラインが
気になるけれど、純正の皮のハーフケース(これはデザインが悪くない)をつけると、
下の2つのロゴと、グリップは隠れそう。上の部分は貼り側でもすれば隠れそう。
ということで、この時点ではかなりGF1に傾きかけていました。
問題は出てくる画像の色。
マゼンダ転びだったり、青転びだったり、ホワイトバランスが各社違い、
コンデジ選びでは、これで、2度失敗しています(FUJIの40fdとSONYのWX1)。
もちろん、設定で変えられる幅が広い一眼では、色や明るさを好みに近づけることは
可能でしょうけれど、その元になる、メーカーそれぞれの画像処理の味付け、
大げさに言うと設計思想が合わなければ、設定に苦労することになるので、
できればデフォルトの画像が好みに合うのが一番。
ということで、ためし撮りをさせてもらいに、カメラ屋さんに行ってくることに。
>>37に続きます。