3日遅れの報告ですが、
今季のMETライブビューイングが11/2から始まったので、
初日の2日(金)に、観てきました。
札幌の上映館は、ステラのシネマフロンティア。
小さいスクリーンで音響もイマイチでしたけど、
ネトレプコのアイーダはとっても良かったです。
つい一ヶ月前にNYのメトロポリタン劇場でかかっていたものが、
もう、全世界同時上映で観られるのだから、良い時代になったものです。
でも、やっぱり一般的ではないせいか、上映は1週間で10時からの1回きり。
前の方の5列を除きほぼ満席でしたが、オーバー60と思しき人がほとんど
アイーダは、最近、1989年の(ドミンゴのラダメス)DVDで観たのが初で、
それでも感激しましたが、やっぱり家庭のテレビのサイズで観るよりは、
映画館にしては小さいとはいっても、劇場で見るのは迫力ありました。
舞台セットの巨大さや、舞台上の人の多さ、本物の馬まで登場して圧倒されます。
マイク無しでも無理なく通るソリストの歌声、衣装の素晴らしさ
端役のバレーダンサーたちもうまくて、総合芸術といわれるオペラの本領発揮。
あっという間の3時間45分でした。(途中で2回休憩があります)
合間に、METの関係者や出演者へのライブのインタビューや
セットの仕掛けを見られるのも楽しかったです。
これも、映画ならでは
*インタビュアーは、美人でスリムなソプラノイザベル・レナード、
1月に上映予定の「マーニ」(あのヒッチコックの!)の主役
膨大な人的資源、そしてお金をつぎ込んで紡ぎ出されるオペラの奥深さ。
生ではなかなか観られないけど、ライブビューイングでやってくれるおかげで、
しばらく楽しめそうです。
スケジュールは次のとおり、上映期間は1週間と短かいので、
興味とタイミングがあえばぜひ。
・ヴェルデイ「アイーダ」 11/2~11/8 10:00~1回のみ
・サンサーンス「サムソンとデリラ」 11/16~11/22
・プッチーニ「西部の娘」 12/7~12/13
・ニコ・ミューリ「マーニ」 2019/1/18~1/24
・ヴェルデイ「椿姫」 2/8~2/14
・チレア「アドリアーナ・ルクヴルール」 2/22~2/28
・ビゼー「カルメン」 3/8~3/14
・ドニゼッティ「連隊の狼」 4/12~4/18
・ワーグナー「ワルキューレ」 5/10~5/16
・プーランク「カルメル会修道女の対話」6/7~6/13