2/19-人生フルーツ

2018/02/19(火) 曇り→晴れ -10.1→-2.3
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昨日、「人生フルーツ」という映画を観てきました。
愛知県に住む、87歳と90歳の老夫婦の生活を綴ったもので、
おとさんが買ってきた「ひでこさんのたからもの」という本で、
生活ぶりは、なんとなくイメージしていましたが、映像で見ると想像以上。

とにかく元気です。とてもその年令とは思えない足腰と活動量に驚きました。

源は、畑仕事と食生活だね。というのが、我らの感想。
考えてみたら、私にも料理の腕があるんだ。
私達も、あのご夫婦に近い生活をやってきたし、ああいう価値観好きだし。
病気してから、すっかり自分を甘やかして後退していたけど、
今からでも遅くない。又取り戻そう。体力気力を。
単純な私、すっかり影響受けました。

というわけで、今日は朝から、ぼちぼち色々作りました。

近所にちょっと挨拶用のシーフォンケーキを焼いて

ひたし豆にしようと、青大豆を戻して

明日の晩ご飯用に、お肉を解凍して下茹で。
ひでこさんのビーフシチュウを見て食べたくなった(単純)

*彼らは食生活も若いのですよ。品数も多いし、揚げ物もしょっちゅう作られるよう。
ご主人が、魚よりお肉で、洋風のお料理がお好みなんですね。
そういえば、ホルトハウス房子さんご夫婦も、辰巳芳子さんも
どちらかと言うと、肉系洋風ですもんね。で、みなさん元気でボケてない
卑近な例で恐縮ですが、夫の母もその口。
年とったら、和風で低脂肪、野菜と魚中心にと思いがちですけど
低塩分で高タンパクをと考えると、洋風のほうがクリアしやすいかも。

おとさん用のお昼もちゃんと作りました。三色丼と野菜たくさん味噌汁

そうだわ、りんごがあったわ。ボケないうちに使わなきゃと

タルトタタンも焼きました。
このあと、晩ご飯でちり鍋作り。
と、今日は、シーフォンケーキ届けて、スーパーで買い物したほかは、
1日台所詰め。いやー、こんな生活、毎日はムリだなぁ。

こんなようなことを毎日なさっているんですよ。人生フルーツのひでこさん
ちゃんと朝昼晩作って食べて、10時と3時のおやつも欠かさず。
日々口にするものは、すべて手作り。野菜は全部庭からのもの。
果樹もたくさん植えているので、保存食も作り。

畑仕事も日に1時間。お昼を食べたら昼寝して、空いた時間は、刺繍や機織り。
ご主人も1日中、畑仕事したり、何か工作したり。
2人共、足腰は、50代の動き。
いや、50代だって、ぐーたらしてると、あんなに動けないかも。

映画は2年に渡るご夫婦の生活を記録したものでしたが、
途中で、ご主人が亡くなりました。
草むしりをしたあと、お昼を食べて、昼寝、
そのまま起きてこなかったそうです。
唐突にそのシーンが入ってきたので、ああ、と息を飲みましたが、
考えてみたら、なんと幸せな亡くなり方でしょう。
あんな風に生きて死ねるのは、全人類のうち何%いるかな。

ちょっとでも近づくために、残りの人生、
食べるものに気をつけて、適度な家事労働も欠かさずに、
口数少なく、生きていこう。
1日坊主にならないように。

2/19-人生フルーツ」への2件のフィードバック

  1. 素敵なご夫婦ですね。毎日の何気ない生活の中に本物の幸せが
    あるのかもしれませんね。

    食は本当に大切ですね。昨年10歳上の友人が股関節置き換えの手術をしましたが、驚異の回復力で担当医師も驚いたそうです。

    今までの彼女の日々の生活を大切にするという結果だと思います。
    ベニシアさんのテレビ番組を見るといつも参考になります。

    土と触れる生活は心身ともに良いそうです。

    ベランダでミニトマトが200個くらい収穫できた時も
    すごくうれしかったな~。

    はるみさんの料理の腕とアイディアぜひ、活用してくださいね。時々私も参考にさせて戴いていますので。

    • めいこさん
      この人たちは、もともとの身体も強かったんでしょうけどね。
      生活環境も良かったのね。

      お金より、時を貯める生活。規則正しく静かに暮らした結果を
      見たようで、老後に希望が持てたわ。
      死が二人を分かつまで、連れ合いを大事に、自分も大事に。
      力を合わせてやっていかなくちゃ、と思ったわ。

      めいこさんも機会があったら是非。

      *大きな映画館には、かかっていないけど、
      上映情報はこちら

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