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さっぽろ東急百貨店の直営呉服売り場が、2月いっぱいでなくなるいうことになり、
今日は、最後の着物パーティでした。
お祝い事ではないけれど、最後なので、ちょっと晴れやかに。
おめでたい模様の色無地に、紹巴(しょうは)の袋帯にしました。
ちょっとアップ
うっすら緑がかった白の冠の帯締めと、緑色の絞りが入った白の帯揚げで
着物の地模様の「宝尽くし」は織りでこんな風です。ものの本で調べると、
この宝物は、「打ち出の小槌」、「分銅(金を量るときのおもり)」、
「宝巻(巻物)」、「丁子(香料のクローブ)」
「花輪違い(七宝文様「円」を重ねた図案から円満を繋げる)」
「隠れ箕」「隠れ傘」(「姿を隠す道具」→「危険から身を守る大切なモノ)とか。
この着物では、9つあるように見えますが、7つまでしかわからず
初代は、染の一つ紋付きでしたが、染直した時に
刺繍で、鼓の洒落紋をつけてもらいました。
半襟は絞りの帯揚げから作ったものです。
サイト内検索をしてみたら、この着物と帯を前回着たのは、
5年前の1月だったようです。→2013年1月10日の日記
着物は長く着られるとは言っても、生涯に何度着るかと考えると
1回のお召料は、けっこうなもんですよね。
私の残りの時間で、今持っているもの、たいした数ではないけれど、
それでもそれら全部に袖を通せるかどうか。。うーんもう買わない!
・・・と、こんなことだから、呉服屋さんが廃れちゃうんですよね。
さっき子供から送られてきた写真。
着物は実家の母が私用に用意したのですが、
結局、子供が最初にそでを通しました。
ちなみに、私が子供に着物・・あれ?用意してませんねえ。
この町でも表通りの一等地にあった呉服屋さん、
次々廃業しています。
寂しいなあ。
ってか、今時子供に着物用意して持たすって
あまり聞かなくなったなあ。
たまには、こんな書き込みもいいかしら?(^o^)丿
あら、かわいい。
披露宴かしら?いいねぇ。若い人の着物姿は華やかで。
上等な着物よ。親の気持ちが詰まっているし
しまいっぱなしでもったいなかったね。
ルーさんの母上様も、この着物も、活用してもらって
さぞ喜んでいることでしょう。(^^)
そうねえ。私たちの頃は、成人式は今ほどの盛り上がりは
なかったけど、嫁入り道具には着物をっていう時代だったよね。
今は、親の世代のほとんどが着物に興味なくなっているしね。
手入れしたりも面倒だし、
ハレの日用以外では、趣味の世界になっちゃってるものね。
でも廃れた一番の原因は、呉服の価格が不透明に
高かった時代が長すぎたからかな。マージン取りすぎて
自分で自分の首絞めちゃった感あり。
着物は良いですよね(*^-^*)
昔は、知り合いのお婆ちゃんが100万円の帯をしていた。
着物担当者に良いようにされてた感がないでもないですがね^_^;
母の納棺に母の着物で一番良い、総絞りの着物を入れて上げました。
母が亡くなる日に、母の夢をみました。
若草色の着物をキリッと着ていて・・・☆彡
母の和ダンスを見たら、若草色の総絞りの着物があったので
その着物に決めました。
その時に葬儀担当者の女性と仲良くなって、彼女が気を許したのか?
お棺にこの着物を入れると言って差し出したら
「素晴らしいですね!良いんですか?」と言いました。
そんな事は普通なら言う事じゃないと思うけど・・・
ハッと仕事だったと思ったのか?チョットその発言に自ら慌てていたのを、妹と感じて後で笑いました。
でも私達も、もう着ないし
母の夢の事もあって・・・入れて上げて良かったと思っています。
母が亡くなる数か月前に「着物を売って欲しい」と言った事があります。
「お母さん、今着物なんて二束三文だよ」と言って笑ったけど
着物文化が廃れるのは日本文化の衰退の様な気がして寂しいよね
でも現実、私も妹も両親の葬儀の時でさえ
嫁入りの時に用意して貰った喪の着物は箪笥の中だったものね(^^ゞぽり
でも此処で着物を見ると、良いなぁ~と思います(*^-^*)
はるみさんの今回の着物も素敵です☆彡
着物人口は減っていると言っても
青森では京洗い専門のお店が、立派に営業しているし
本州は着物文化が根強く残っている様な気がします。
お茶などの日本文化人口と比例すような気がするね
やっぱり北海道は、日本の中の外国なのかなぁ?(笑)
みかんちゃん
私もその場にいたら、形見に取っておいたら?
って言ったかもしれないけど、
夢の話を聞いたら、それはおかあさんの願いだったのかもと
思えるわ。一緒に旅立ってもらってよかったね。
お母さん、今頃、その着物着て、喜々として
お父さんとデートしてるね。(^^)
着物は、簡単に洗濯ができないのも敬遠される所以ね。
それに出かける前の支度や帰ってからの後始末もあるし。
洋服のほうがずっと楽だわ。
喪服は、サイズを調整できるから、着物のほうが、いざって時でも
私は安心だけど(服は入らないーーってことがあった^^;、
今どき、身内でもないのに、着物の喪服着て参列したら、
「元愛人?」ってな嫌疑かけられそうだしね(笑)
というわけで、着物は、晴れ着でしか生き残ってないのは
仕方ないわね。
>100万円の帯
買った本人が、それで満足しているんだったら良いんだけどね。
呉服屋さんの値札って、元々が眉唾だからね。^^;
それでも、織り手さんが潤えば、技術を継ぐ人が出てくるから
良いと思うけど、、、そんな帯を買える人は、ほんの一部だからね。
職人さんの後を継ぐ人もいなくなるよね。
今は、古着のほうが、良いものあるし、昔の高度な技術を
越すものは、もう出てこないと言われているのが寂しいわ。
追伸
あにはからんや、着物人口は、今や北海道が全国一らしいよ。
なるみさんのパーティの時、問屋さんが言ってた。
1日で500人以上X2回集まる着物パーティなんて見たことないって。
本州じゃ暑い時期が長すぎて、シロートさんは着る人が減っているとか。