11/18ー詐欺警告

2018/11/18(日)曇り +4.5→+9.9
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「Windowsセキュリティシステムが破損しています」

検索で入ったページを開いたら、こんな警告ダイアログが出てきました。
追っかけ、上にかぶせるように、ドライバ警告も

私はWin10をダウングレードして、Win7を使っているので、そのせいかと焦りました。

一見、マイクロソフトからの警告のように見えますが、
MSがいきなりブラウザ上で、こんな警告ダイアログを出すわけがなく。
それによく見たら、日付の書き方も文章も変。
「233秒」がどんどんカウントダウンしてドキドキさせる演出も。

そんな手には乗らないよーと、ページを閉じようとすると、
困ったことに、ブラウザをXできない。
同時に開いていた別タブからも同じく。
PCがフリーズしてしまったよう。
マウスは動いたので、スタート画面からシャットダウンしました。
(「再起動」でもよかった。マウスが動かない時は、電源長押しでシャットダウン)

調べてみると、怪しいダイアログは他にもいくつかパターンがあるよう。
「ウイルスに感染しています」
「警告:システムファイルが古くなっています」
「Googleユーザーのあなた、おめでとうございます(1)件のGoogleギフトが当選しました」
なんていうもっともらしいのもあるようで(笑)。なかなか巧妙、油断できませんねぇ
パターンによって、ブラウザがフリーズするだけでなく、
けたたましく「ピー音」が鳴ったりするようで、怖いですねぇ^^;

で、「更新」や「こちらをクリック」などのボタンを押すと、ダウンロードページが開いて
「Win10を無料で修理」をダウンロードとなるようで。

もちろん、入って来るのは修理ツールなんかではなく
「ウイルス」だったり「有料のソフトウェア」だったり。
最近は、アダルトサイトへ飛ぶというパターンもあるとか。

いずれにしても、ロクなもんではないので、こんなもっともらしい警告が出ても
けっして「更新」や「続行」、「こちらをクリック」などのボタンを押さないように、
ブラウザがフリーズしてしまっても焦らず、「電源長押し」でシャットダウン、です。

*電源押しでのシャットダウンは、PCを壊しそうな気がするかもしれませんが、
これはPCには負担がかからない方法なので、もし、他のケースでも、
PCがフリーズして閉じられなくなったら、安心して電源切っちゃってください。
(保存を掛けていない作業途中のものがあった場合はあきらめなくてはいけませんが)

■追記:ダウンロード爆弾の出どころ
ウェブページを開くと上下左右に「広告」が溢れているページが増えていますが、
その広告の中に悪質なものが紛れ込んでランダムに発生しているようです。
以前「スパイボット」とか言ってたものと似ているような。
その頃は、違法ダウンロードサイトやアダルトサイトなど
アングラ的なページに入り込まなければ大丈夫だったんですけどね。

今は、リダイレクト型の広告は、SNSの収入源で、
それだからこそ無料でスペースを貸出できるのでしょうけれど、SNSだけでなく、
個人のサイトでも広告を付けて、小銭稼ぎをしようなんて時代ですからねぇ。

こういう手口はますます巧妙化して増えるでしょうから、
出会ったら問答無用、シャットダウンで対処するしかないようです。
ちなみに、スマホでもAndroidは同じようなのが出てくるようなのでご注意を。