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まずは、銀閣寺。そこから、哲学の道をあるいて南禅寺まで行き、
ちょっと下って山県有朋の別荘だった、「無鄰菴」の予定で出発。
京都は、市営バスが網羅していて、時間に余裕があればバス移動が便利そうです。
幸いホテルは駅前の新阪急だったので、バス停がすぐ前。
銀閣寺までは、市バス100番系統に乗って40分ほど。
ちなみに片道220円でしたが、市バス1日乗車券を買うと500円で乗り放題です。
車内でのバス停案内のテープも、日本語と英語で、一言観光案内が入っていて、
さすが国際観光都市京都。
銀閣寺は、40年前の修学旅行以来。そのときもちょうど10月でした。
紅葉が始まる前で修学旅行のベストシーズンなのでしょうね。
この日も、あちこちで修学旅行生と会いました。
ここは、元は足利義政が隠棲のための山荘として作ったとか。(1480年代)
銀閣と呼ばれるようになったのは、江戸時代以降のことなのですね。
元の「山荘東山殿」というほうが似合う簡素で美しい建物でした。
粗い砂でできた向月台と銀沙灘(ギンシャダン)
銀沙灘は月に一回程度の頻度で作り直されるそうです。
側面があまりにソリッドでコンクリートで固めているように見えましたが、
砂をたたき固めただけのものなのですね。
さて、肝心の庭ですが、これまたすばらしいものでした。
修学旅行のときは、庭の記憶が全くなし。
この庭の美しさが心に響いてきたのは、
やはり、この年になったればこそでしょうか。
紅葉も一部始まっていました。
小雨模様でしたが、かえって緑や敷石がしっとりして美しかった。
それにしても、山の傾斜の敷石にも落ち葉ひとつ落ちていなくて、
お掃除が行き届いているのには感心しました。
屋根を下から見上げると、銅噴きのようにも見えましたが、
これは柿葺き(こけらぶき)といって
薄い木片をずらしながら何枚も重ねて竹の釘で止めたものとか。
屋根の模型が出口付近にありました。洋風に言うとシングルウッドですね。
庭師さんが、五葉の松の葉先をちぎって剪定していました。
このあともあちこちで、庭師さんが働いているのを
見かけましたが、日本庭園をきれいに維持していくには、
多くの手がかかりますね。
京都は、日本一庭師さんの需要があるところでしょうね。
*ピックアップしたもうワンサイズ大きな写真を写真日記に載せています。
よろしかったら、そちらもご覧ください。→写真日記・銀閣寺へ
>>102「安楽寺」に続く