■HAMIXーDiary2020年

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9/6-残暑の味噌作り実験  2020/09/06(日)晴れ+21.8→+28.4 No.157


味噌の仕込みはたいてい、1月から2月にかけて寒い時期ですが、
その時期に仕込むと、発酵までに時間がかかり、
出来上がるのは、10ヶ月から1年先(北海道だけ?)

味噌作りは、梅干し同様、結果は材料次第ってとこがあって、
作る過程は難しくはないけれど、問題は保管場所と保管中の管理。

1年分を一度に作ると、置き場所も取るし、
何年でも常温に置きっぱなしにできる梅干しと違って、
味噌は、常温に置いておくと、カビの心配もあるし、色も味も変わりがち

でも、やっぱり自家製はおいしいし、安心。
味は、市販品でもおいしいのがあるけれど、香りは酵母が生きてるお味噌だけ。
容器入りの市販品には望めません(手前味噌)

3〜4ヶ月分くらいの量を、順繰りに作ってみたらどうかしら?
出来上がったら冷蔵庫に保管→次を仕込む、というふうにすると、
カビの心配もないし、最後まで味も色も保てそう、と、数日前に思いつき。

乾燥麹なら年中あるけど、大豆はどうかしら?と、買い物ついでに覗いてみたら、
ありました、道産のつるのこ大豆、量も手頃な500g入。

室温も湿度も高いこの時期は、発酵が早く進みそうですが、
それが吉と出るか凶と出るか。。(実験1)
観察しやすいように台所の目につくとこに置いて試してみることに。

<分量:出来上がり2キロ前後>
大豆:500g、塩:175g,乾燥麹:500g


*味噌の作り方は、レシピのページにも載せていますが、
あれから16年(早いねぇ)経って、少し進化したので、
今回やってみた分量と方法を書いてみます。

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大豆は、洗って、三倍量の水につけ一晩置きます
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今回は大豆の薄皮を剥いてみることにしました(実験2)。
枝豆ご飯のとき、薄皮を剥くと口当たりが断然よくなるので、そこからの思いつき。

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剥いた皮は、ゴワゴワしててゴムのよう(これで1/3量くらいです)。
500g分剥くのに、けっこう時間かかりましたが(1時間位)これをみたら、
剥いてよかったと自己満足。

ちなみに、この時点(浸水後、煮る前)での本体と薄皮の重さは、8:2
豆が2割減したわけですが、麹は同分量なので、麹が2割多い贅沢味噌になりました。

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薄皮をむいた大豆を圧力鍋で煮ます。
水の分量は、大豆の上2〜3センチくらい。

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沸騰するまでフタをせず、浮いてきたアクをすくってからフタをして、
圧力かかったら弱火にして30分煮ます。(薄皮剥いていなくても加熱時間は同じ)。

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煮ている間に麹の準備をします。

このまま使うと、お味噌が出来上がっても麹のつぶつぶが残るので、
なめらかにしたい場合は、先にフードプロセッサーで細かくしておきます
(これはお好みで)

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砕いた麹に分量の塩を加えて、FPでかき混ぜます。

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麹と塩が混じったら出来上がり(塩切麹)

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圧力鍋の蒸気が抜けてフタを開けた所。
薄皮を全部取ったつもりでしたが、縁にいくらかついてます。

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これだけ煮ても皮はゴワゴワしてますから、取ったらなめらかになるはずです。
ま、これも食物繊維ですし、500gだからできたわけで、
1キロもあったら、私もたぶんパスです。

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熱いうちに煮汁と分けて(冷める過程で煮汁を吸ってしまうため)、
煮汁は2カップ程度に煮詰め、豆のほうは、潰します。

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ハンドミキサー使いました。
なければ、マッシャーやすりこ木、袋に入れて踏んでも

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保存はマチ付きのプラスチックバッグを使いました。(実験3)

これだと、消毒も簡単だし(袋の中にウォッカをシュッシュ気休め程度)、
透明なので中の状態が外からわかるし、直接触れずに袋の上から揉み込み出来るし、
出来上がったあと、冷蔵庫に保管するのもスペース取らなそうというのがその理由。

*使ったのは、クレハ・マチ付きフリーザバッグLサイズ 260X270ミリ、厚さ0.07
厚さとマチがあるのがこれしかなかった。(この手は、厚さ0.06がほとんど)

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塩切り麹も入れて、袋の上からもんで、豆と混ぜ合わせ。
硬いようでしたら、取って置いた煮汁を加えて混ぜます。
加える量は、握ってみて崩れない程度になるくらい。
これは、150cc加えました。

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袋の上のあいてる部分を、アルコールを染ませたキッチンペーパーで拭き、
空気を抜いて、口をしっかり締めて出来上がり。

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このまま室温に放置して、時々様子を見て、袋の上からグニュグニュ混ぜて
発酵を促します。
発酵が進むにつれて袋が膨らんでくるはずなので、
そうなったら袋の口をちょっと開けて空気を抜き、また締めておきます。

*袋が破れた時の用心に容器に入れて、ホコリよけでフタをしてます。

3〜4ヶ月で出来上がる予定ですが、出来上がったら報告します。


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8/31-鮭の粕漬け  2020/08/31(月)晴れ+13.2→+21.7 No.156


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紅鮭のハラスが破格の値段
脂が乗ってて、塩気があるときたら、粕漬けでしょと酒粕も買ってきました。

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時期外れでしたが、板粕ほどギチギチに絞ってない程よいのがありました。
これをみりんとお酒で溶きのばし

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酒粕:200gに対して、みりんとお酒を1/3カップずつ。
塩分は、漬ける素材の方に。
床の方には入れないほうが、味の加減がしやすいです。

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目指すはマヨネーズくらいの硬さ

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漬け込む前に、薄い塩水でさっと洗って(汚れと臭み取り)キッチンペーパーに並べ、
上から軽くキッチンペーパーで抑えて水分を取ります。

これは、けっこう塩が効いていたので(指でなすってなめてみた)
このまま漬けましたが、もし、甘塩のようでしたら、少し塩を振って
キッチンペーパーにくるんで、一晩冷蔵庫へ

*粕床に漬けると、水分と一緒に塩分が取られ、
入れ代わりに粕床の甘みが加わるので、それを踏まえて少し辛めの塩加減に。

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容器の底に、粕床を1センチくらい伸ばして、ガーゼを広げ、
魚をひと並べしたら、上からガーゼでかぶせてから粕床を塗り拡げ
その上にガーゼをかぶせて、魚を並べを繰り返します。

つまりは、魚に直接酒粕がつかないように、ガーゼを間に挟むのですが、
焼くときに酒粕が多少ついてても構わなければ、直接塗ってください。

*今回は、上記の分量の粕床を2/3くらい使いました、
残りは、冷凍庫へ。
タラコを漬けたり、白味噌を少し足してお肉を漬けてもおいしいですよ。

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全部つけ終わったら、ラップでくるんで冷蔵庫へ。

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1日〜2日で出来上がり。
これは2日目の状態
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床から出します。
保存する場合は、粕床から出したものを、一回に食べる分ずつラップして
保存袋に入れて冷凍庫へ。

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漬け終わった粕床はもったいないですが、使い切り。
魚の汁を吸っているので、再利用はおすすめできません。

156_10.jpg  : 51 KBView Exif 156_10.jpg
魚久にも引けを取らない出来上がり(^o^)(言い過ぎ!?)


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6/1-フルーツコンポート  2020/06/01(月)晴+13.6→+29.1 No.92


今日も良いお天気でしたが、久々に庭仕事はお休み。
毎朝食べるヨーグルト用のフルーツコンポートの在庫が、残りひと瓶になったので
たくさんストック作りました。

フルーツコンポートというと、大きくカットした果物のシロップ煮を思い浮かべますが、
これは、ヨーグルトにかけたり、パンに塗ったりする甘みが少なく水分を多く残した
ジャムみたいなものです。(今風に言うと'コンフィチュール’)
・・ジャムほど煮詰めず、水分を残して、甘みも少なめ(10%〜20%)にしてます。
沸騰したらクッキングシートで落とし蓋して弱火で40分くらい煮ます・・

92_1.jpg  : 37 KBView Exif 92_1.jpg
りんごは4個で、出来上がりは3瓶でした。
長野のシナノゴールド、硬いけどお砂糖加えて煮ると水分がたっぷり。
酸味と香りがあって、酸味のない自家製ヨーグルト(R1で作ってます)にピッタリ
(トーストにも)

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鹿児島産の甘夏で、これは皮ごとなので4個で8瓶とちょっと(2回分くらい)できました。

皮は昨日のうちに下ごしらえ
・・・3回茹でこぼし、半日水にさらしてから絞って細かく切って、
10%のお砂糖で、1時間くらい煮ておきました。
身の方は、袋から出して、20%のお砂糖で40分煮てから皮(煮汁ごと)と合わせ
水分をちょっと残す程度まで1時間ほど煮詰めました。

15分くらい煮沸した熱々の瓶に、煮た果物を熱いうちに詰めて、
蓋を閉めて(きっちりのちょっと手前で)脱気。
(冷めたら蓋がペコンと言って真ん中が凹んだら脱気できてます)
でも心配なので、常温には置かずに冷蔵庫の野菜室で保管してます。

甘夏だけは2日がかりですが、あとは、瓶の煮沸入れてもせいぜい2時間足らず。
自分で作ると、好みの甘さにできるし、果物の形も香りも残っておいしいので
作らずにはいられません。

ちなみに我が家の一番人気は甘夏、次はラ・フランス、
桃やマンゴー(緑の安い方)も、生でイマイチだったものも、コンポートにすると
保存も効いて一石二鳥。

あ、南米の小粒の種無しブドウも、浅めに煮て果汁多め、おいしいです。
枝から外し、ボウルに取って数回水を取り替えてしっかり水洗い→
熱湯かけてからザルに上げ水洗い(汚れと、防カビ・防腐剤落とすため)→
皮ごと半分に切ってお砂糖かけて1時間ほど置いてから煮る

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3/26-青ジソのキムチ  2020/03/26(木)晴れ+0.5→+8.9 No.52

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青じそが10束で298円と格安。
値段に惹かれて買ったはいいけど、さてどうしよう。
52_2.jpg  : 69 KBView Exif 52_2.jpg
お水に挿して、この上からすっぽりラップでくるんで冷蔵庫に入れておくと、
1週間くらい持ちますが、日に日に香りは飛んでしまいます。

せっかくなら活きが良いうちに使い切りたく、、
以前作った「エゴマのキムチ」を思い出し、
生用に2束よけて、残りの8束はキムチにしとくことにしました。

エゴマは、キムチの素を加えて強い味付けでしたが、
あれから14年、こっちも年をとったし、相手はエゴマほど個性がない青じそだしと
今回の味付けは、ちょっと控えめに。

52_3.jpg  : 51 KBView Exif 52_3.jpg
青じそ80枚に対して、お醤油大さじ1/2,酒大さじ1、ごま油小さじ1/2、
ガーリックパウダー少々、コチュジャン小さじ1、砂糖小さじ1

52_4.jpg  : 81 KBView Exif 52_4.jpg
洗ってキッチンペーパーに挟んで、ざっと水気を取った青じそを、調味料を入れた器に
並べて、上からスプーンの背のようなものでちょいちょいと押して

52_5.jpg  : 96 KBView Exif 52_5.jpg
ひっくり返して、調味液がだいたい行き渡ったら冷蔵庫へ。

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一晩経ったら、嵩がぐんと減って、80枚がジャムの瓶でも余るほど。
メデタシメデタシ。

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1/7-赤キャベツ処理  2020/01/07(火)晴/曇-2.1→+1.0 No.3


甘みがあるけど、硬くて持て余していた赤キャベツ
クタクタに煮るのが一番向いていると思うのですが
アントシアニンあるゆえのこの色で、他の野菜も染めてしまうだろうし、

何に使うにしても、傷まないうちに処理しておかねばと、
残ってるやや半分を、圧力鍋で蒸し煮しておくことに

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巻きがしっかり。丸まって巻き込みあってて剥がしにくいので、
根本の芯だけ取って、丸ごと水につけて表面をざっと洗い
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圧力鍋に水を1カップくらい入れて、ザルに乗せて
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加熱20分しました。
向こうの大きい方のお鍋は、ゴボウ中。(この方式、すっかり味しめて今回は倍量)
あっちは、だし汁で茹でるので、加熱3分。
3_4.jpg  : 68 KBView Exif 3_4.jpg
出来上がり。
圧力鍋で、20分蒸しても形崩れず
恐るべし赤キャベツ。

下にたまったアントシアニン入蒸し汁ごとフリーザーバッグに入れて
冷凍しました。
3_5.jpg  : 63 KBView Exif 3_5.jpg
直後を写し忘れたので、冷凍後の姿を。
ゴボウは、細いとこカットした長いのが6本分。

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