ホースリール

5/20(土) 晴れ +13.7→+25.4
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庭の道具シリーズ第2弾、今回は水撒きホースリールです。

やっと巡り会えました、デザインが良くて、
引っ張り出しやすくて、巻取りも楽なホースリール。
ここに来るまで、いくつホースリールを買っては捨ててきたことか(笑)。

ここ数年は、ホースリールを使うことは諦めて、こんな自作のホースかけを使ってましたが
長いホースを手前から丸めて掛けるのは、時間がないときには面倒。
かと言って、適当にまとめているホースを見るのも我慢できない厄介な性分(笑)。

やっぱり巻取り式かなぁ。でも白いプラスチックのは嫌だしなぁ、、
ふと、昔、園芸雑誌で見た、キャスターとハンドル付きのホースリールを思い出しました。
あれなら、移動もできるし、高さがあるから、巻取りも楽そう、
今なら、Amazonにあるかもと、探してみたら、やっぱりありました。
雑誌で見たのは米国製の大きなものでしたが、
これは、イタリアのクラバー社の「キットプロント30」大きさも手頃です。

これはAmazonから持ってきた商品写真ですが、30mのホースと、
水道の蛇口につけるネジ式のコネクターと、ホースの先端ノズル付き。

先端ノズルは、見慣れたガン式じゃありませんが、右へ回すと直線吐出、
左に回すと放射吐出、一番左で止水という、シンプルな仕組み。

ノズルは無段階でなめらかな動き。蛇口コネクターもノズルも全く水漏れなし。
このジョイント部分の出来が一番心配でしたが、精度はむしろ日本製より良いくらい。
9,720円と、国産の30mのホースリールの倍近くしますが、
デザインと、作りの良さで、価格差は納得。

ホースは、黒とオレンジのツートンカラー、白文字プリントもデザインの一部になってます。
シャレているのに、耐寒マイナス20℃までと、タカギ製マイナス5℃よりはるかに優秀

ついてきたノズルでも、問題なく使えるのですが、
同じカラーのアクアガンとロングヘッド(高いところのハンギング用、水の出はソフト)
を見つけたので、ゲット。どっちも2千円弱。
なのに、これまで使ってきた日本のメーカー品より、作りも操作性も断然いいいです。
日本のは、白と水色ばかりだし。

園芸関係の道具は、英国製が一番かと思ってましたが、
欧州では、イタリア製もデザインと機能で人気のようです(英国製より安いですし)。
でも日本の市場では、売れないのか、販売は縮小気味のようで、
Amazonでも、キットプロント30は、あと在庫1コのみ。
ネットでは、それだけ。他では見つけられませんでした。
というわけで、この倹約家の私が(笑)、ホースリールもシャワーヘッドも、もうワンセット
買っちゃいました。これを見て買ってみようかと思った方、ごめんなさい。(^^ゞ。

ホースが25mでもよければ「プロント25(7,800円)」というのが、あと3点あるようです。
ただし、こちらには、水道の蛇口コネクターがついていないので、
同じクラバー社のスムースタップコネクタ(851円)を買う必要があります
私が買ったのについてきた、ネジ式のコネクターが便利なのですが、
(但し、蛇口の方が先端にねじ山が切ってあるタイプなら、ですが)
別売で、そのタイプは見つけられませんでした。

*クラバーには、他に、「キロスキット(20m、4,999円)」と
エコセイキット(20m、6,372円)」と いうシリーズがあり、
ネジ式コネクタも付いているし、全体のデザインも良いのですが、
こちらのホースは、キットプロントより若干硬いようです。
硬いと言っても、たぶん、国産の芯入りと同じくらいかなと思うのですが。
これまで家で使っていたのは、このタイプですが、キットプロントが来て、
巻取りしやすいので、初めて違いに気がついたくらいですから、
多少硬くても平気なら、キロスとエコセイは、デザインもいいし、オトクかなと。

5/2-サッチ除去

5/2(火) 晴れ +6.8→+14.2
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やっと桜が咲き始めた札幌。天気晴朗なれど風冷たし。
「威嚇をやっているカールビンソンと自衛隊の共同訓練は、憲法違反だよなぁ」
とか思いながら、凍害枝の剪定やら鉢移動やら、春の庭仕事をボチボチ始めてます。

去年、冬の初めに張り替えた芝生、一度も刈り込まないうちに雪が積もってしまって、
ちゃんと根がついているかどうか心配してましたが、新芽がツンツン伸び始めて一安心

4月半ばに一度、即効性のある芝生用の液体肥料をやりましたが、
思ったほど、効果がなかったよう。早すぎたかしらと、地面をよく見ると、
冬に枯れた芝(サッチ)が茶色く残ったまま。間から新芽が出てきてます。

芽出しの肥料の前に、サッチ除去しなくっちゃだった、と思い出し。
芝生の葉っぱは、分解しにくいので、枯れ葉をそのままにしていると、
栄養や水が浸透しにくくなるのです。
というわけで、レーキで掻き出す作業を、芝生専任のおとさんに依頼。

長いレーキじゃ、加減がわからぬと、しゃがみこんで、短いレーキで掻き出してくれたので、
流石に大腿四頭筋が相当やられちゃったみたいですが(笑)、
そのかいあって、30坪ほどの芝生から、40リッターのゴミ袋いっぱい取れました。
最盛育期の週一の芝刈りで出る刈草の3倍以上の量。
考えてみたら、地上部は、全部雪の下で枯れていたのですからね。

それでも、まだまだ残っていそう。でもこれ以上おとさんをこき使うわけに行かないし、
芝生をちゃんと維持するには、この作業は、最低春と秋に2回はしなくちゃいけないし。
年々下り坂の体力で、毎回こんなことやってられないわ、専用の機械があるはずと、
Amazonを覗いてみたら、ゴールデンスターの電動サッチ除去機を発見。

えー、7万円もするのかぁ、高いなぁーーと、どんな仕組みか画像アップして見てみたら、
なんとなく見覚えがある姿。たしか家に似たようなのがあったなぁ~と、
物置を探してみたら、なんと同じものが出てきました。こっちは手動ですが。

すっかり忘れてましたけど、40年ほど前に買ったんでした。
家を建てた当時は、庭のほとんどが芝生で、芝を張ってもらった庭屋さんに
手入れを指導して貰った折に、長いこと使うのだからと、芝刈り機の他に、
エアレーションのピンをつけられる大きなローラー、目土入れ機、
そしてこのサッチ除去用の機械を揃えたのでした。

当時は庭作業といえば、芝生の手入れだけだったし、まだ20代前半だった私たちは、
真夏でも黙々と修行僧のように雑草取りしたりしていて、
そこそこきれいな状態を保っていましたが、ゴルフに熱中するようになってからは、
自宅の芝は、最低限の手入れのみで放置状態。
で、20年前に家を改築した時に、庭も改装し、手間がかかる芝生は面積をぐっと削減、
芝刈り機と目土入れ機以外は、使わなくなり、物置の隅っこで埋もれたまま。

というわけで、30年ぶりくらいに日の目を見たローンコームちゃん
手作業で取ったばかりというのに、ひと転がししただけで、こんなに取れました。

いやー、こんな楽ちんなものがあったのにね。すっかり忘れててごめん!
ちなみに今は、サッチ除去機は電動だけになったようで、貴重品になりました。この手動。

ついでにしまいこんでた、プラスチックの庭家具も引っ張り出し(向こうに見える白いもの)
今まで、鉄製やら、木製やら色々使ってみましたが、見かけより実用。
塗替の手間もかからず、雨も気にしなくていいし、汚れたら雑巾でひと拭き。
金属や木製より座り心地がソフトですし。結局、樹脂が一番という結論になりました。

そう高くなかったのに、サビやカビが心配でしまいこんでいた、木や鉄の庭家具も、
この際、出し放しにして使い倒すことにしました。
で、汚れたり壊れたらきっぱり捨てる。
大事にしてて、使わないうちに、使えないとこに行っちゃったねぇって、
冗談じゃなくなりそうな、お年頃ですから(笑)