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■日記 ■庭日記 |
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1月の集まりには行けなかったので、今年初着物です。
先日、着物収納の整理をして、一覧を作ったので、
着ていくものを思いつきやすくなりました。
今日は、札幌も春先のような暖かさでしたが、暦はまだ2月なので
流氷と雪の結晶をイメージして組み合わせてみました。
タッサーシルクの紬と雪の結晶模様のような生紬の織りの袋帯。
着物は貴久樹、帯は、稲葉賀恵さんと京都しょうざんのコラボ
店頭だと私には全く手が出ない価格であろう品ですが、
10年くらい前に、ヤフオクで新品仕立て付きを格安で落札
(たしか着物は胴裏八掛込みで5万くらい、帯は芯込みで3万くらいだった記憶)
以前は、京都や奈良に実店舗を持っている呉服屋さんが、
胴裏八掛込みの仕立て付きで出品していたのですよ。
たぶん、倒産品の放出かな。
ただ、実店舗と違い、見えない相手なので、本当にそんな商品が届くのかどうか、
落札して送金してから仕立てに出すので、届くまで時間がかかり、
最初はおっかなびっくりでしたが、きちんと呉服屋さんの箱と畳紙で届いて、
送った寸法通りの仕上がり。
さすが関西で、こっちの百貨店や呉服屋さんで仕立てたものより、
細かいところがちゃんとしてて感激。
以来、着物はネットに限るとばかりに、帯や着物だけでなく、
草履やコート、襦袢まで、値打ち物をずいぶん入手させてもらいました。
何度もやり取りしているうちに、すっかり親しくなった染物屋さんがいて
着物仲間と京都に行った時にみんなで訪ねて交流したり。
そんな良い時代が、10年くらい前まであったのですが、
私の着物熱が下火になり、しばらく覗いていない間に
問屋さんの一掃も終わったようで、もうこんな掘り出し物は
出品されなくなりましたし、お世話になった呉服屋さんも
オークションでは見かけなくなりました。
だからといって、この業界が息を吹き返した、というわけではないのが辛いところ