2/5-白内障手術1回目左

メガネを作り直そうと行った眼科で白内障と診断されてからやや2年。
自覚なかった&最初のクリニックが充分な説明もなく
ベルトコンベアで、それなに?どこがどうなの?
とジタバタ

6軒ドクターショッピングした結果、色々知識も増え、
やっと安心して任せられるドクターと病院に出会えました。

2年経過したおかげで、テクニスアイハンスの存在を知ったし、
市場実績も確認できたというおまけ付き

というわけで、2月5日に左目手術。
1泊入院して一昨日帰ってきました。

眼内レンズは、多焦点レンズも検討しましたが、
試しに使ってみた、構造が似ているという
遠近両用コンタクトレンズの見え方では
満足できなかったため、単焦点に決めました。

希望は、Johnson&Johnson社製のテクニス アイハンス
(どんなレンズかは下記のリンク先をご参照ください)

日本では単焦点レンズ扱いで、健康保険が使えますが、
中心部に+0.5Dの加入度数があるので、単焦点レンズより
明視域が若干広がることが期待できるレンズです。

レンズ表面に、回析型多焦点レンズのような渦巻きがなく、
光を分散しないので薄暗いところでもコントラストが低下せず、
ハログレアが見える確率が低く単焦点と同程度。
単焦点レンズ同様、表面がツルッと透明なので、
検査時に眼底が見やすいらいのも安心です。

ただ、仕入れ値が普通の単焦点の3倍とかで
(保険からの入りは同じなので利益率が下がる)
使ってくれるところが少ないのが難点。
特に自由診療の多焦点を扱っている日帰りクリニックでは、
あれはたいしたことないとか、扱いなしと言われる可能性大。

これを使いましょうと言ってくれたのは、
A病院の眼科のJ先生と、大塚眼科病院の北明院長のみ。

どっちの病院も入院して手術
1週間から10日間を開けて片側ずつ、
スタッフも全員手慣れていて親切丁寧と理想的でしたが、
総合点で大塚眼科の北明先生にお願いすることにしました。

北明先生以外は全員、
「近視の人は手元合わせで、近くを見る時は裸眼で、
それ以外はメガネを使う」という無難な焦点距離を勧めましたが、
(あるいは保険外の多焦点レンズ)
せっかく、新しい目になるチャンス。
日常生活の殆どで眼鏡から解放されたいと思ってました。

北明先生は、私の生活スタイルに耳を傾けてくれて
「うーん、1m(-1D)かなぁ」とおっしゃったのが決定打。

70センチ(-1.4D)でも、1,5m(-0.67D)でもないとこが
「さすが!(経験値が高い)」と思いました(笑)

*アイハンス-1D合わせだと、遠くも近くもそこそこ見える
確率が高いという評価が多く、
一時、その辺りのサイズのレンズが人気で品薄、
出荷停止になっていたらしいです。

大塚眼科は、札幌では古くからあり信頼がおける眼科単科の病院。
眼科専門医が10人いて、白内障だけでも年間2,000件以上手術していることと、
院長の北明先生は硝子体の専門医であること、
10日開けて片目ずつ1泊入院して手術してもらえることが安心要因でした。

ということで、2ヶ月強待ってついに手術日到来。
2月5日にまずは左目を手術して1泊。昨日帰って来ました。

眼帯を外してもらった時、
ベッドの足元の壁に貼ってるカレンダーが裸眼で見えたことと、
白色のすっきりきれいなことに感激。

これまでも白に見えていたつもりでしたが、
手術してない方の右目で見たら、
うっすらベージュの紗がかかってるようで薄暗く

最近は、北窓からの光も眩しくて、PCに向かうときは、
色付きメガネとサンバイザー必須だった私
それなのに見えてた世界がこんなに暗かったとは!

新しい目で見ると電気が明るく、
それでいて眩しくないのが不思議な感じでした。

で、術後2日目の今の状態

右目は0.06の視力のままでメガネ無し、
左目だけで見ている状態ですが、
それでもほとんど不自由ありません。

75センチ先の24インチのディスプレイ
40センチ下のキーボード
1m先の20インチのテレビ、
3m先の40インチのテレビ
30センチ離したスマホの文字、文庫本
まな板
テーブルの上の料理
口に運ぶ箸先の料理
スーパーの売場に置かれたお肉の値段

全部はっきり見えます。

30m先の家の窓の形もわかるし、
50m先の信号も見えます。

左目だけで針に糸通しできました(びっくり)

手術前は、右0.06(矯正視力0.8)左0.08(同0.5)

家の中では遠近眼鏡で過ごしていましたが、
この眼鏡を掛けた右目で見るよりも
眼内レンズ入りの左目だけで見るほうが、
遠見も近見も明るくくっきり。

実感としては、はっきり見えるのは30cm~160cm

まだ片目を治しただけの状態ですが、
室内やスーパーではメガネ無しで何も不便はないです。

とにかく、世界が明るくなりました。
次は1週間後に右目

両目が揃うともっと良く見えると期待できるので楽しみ!

■テクニスアイハンスについて
諸星眼科クリニックのページ
真鍋眼科 YouTube
テクニスアイハンス 保険で老眼改善

入院日記は別にしました→入院編

2/5-白内障手術1回目左」への6件のフィードバック

  1. おーー!
    無事終了、恐悦至極。
    ここまでが長かったけど、正しい選択でしたね。
    ったらまだ、右目残ってるけどね。
    しばらくはお大事に。

    • そうなの。ジタバタして結果オーライだったわ。
      私は中学2年からメガネっこだったので、
      今のメガネ無しで見える状態が笑っちゃうくらい不思議
      こんなことならもっと早くやればよかったと思ったけど、
      全てに「時」があるよね。
      るーさんも自前の水晶体の調節能力が尽きるまで、
      メガネでがんばって

  2. これだけ手間隙かけてリサーチする人見たことない。
    いざと言う時ははるみんに続けば間違いない❗

    • ははは、でしょう?
      私も、こんなふうに詳しく書いてくれる人がいたら
      こんなに時間かからずに決められたのにって思ったわ(笑)

  3. おっ。無事(半分)終了、おめでと~~。

    2月は長めの滞在客があって、先月下旬からどたばた。
    たしか2月入ってすぐだったはずと気になってました。
    順調そうでよかったねー。

    というか、自分自身のことを考えての安心感も大きいです。
    色々落ち着いたら、今度こそ本気の検討に入らねば。

    もうしばらくPCが使えないのですが、
    今日は一瞬のすきに覗かせていただきました。

    続きのご報告もお待ちしています。

    • panちゃん
      そうなの、案ずるより産むが易し
      こんなに遠くも近くも明るくくっきり見えるとは想像以上だったわ。

      通常の単焦点でも、同じような距離に合わせてもらったら
      日常はほとんどメガネ無しで過ごせそうよ。

      メガネ無しの利点、
      お風呂、温泉、プール、冬の外出、災害時
      たくさんあるわ

      残り時間どれだけあるかわからない年代になったからね、
      新しい目を活用できる時間を早く手に入れたほうがお得よ

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