3/16-はなぐるみ

一昨日から、羊毛フェルトで、はなのぬいぐるみを作りはじめました。

そっくりのぬいぐるみを作ってくれるという業者さんに頼もうと思いましたが、
そこそこ似たものを作ってくれるところは、4ヶ月から半年待ちとのこと。

抱っこできる布でできたぬいぐるみだと、4万円から30万円(!)とけっこうなもの。
それだけ払って長く待って、期待通りじゃなかったら、落胆しそうだし、
会いたいのは、今だし。

抱っこできなくても、いつもの姿のはなを、そこここで見られる方がいいな。
そうだ羊毛フェルトで作ろう!と思いついて、すぐに材料を買いに走りました。

羊毛フェルトは、1月から習いだして2体作っただけですが、要領はわかったし、
時間をかければなんとかなるでしょう。
なんたって、はなの表情やしぐさを一番知っているのは私なのだから。

教室には、限られた材料しかなかったせいもあり、大人ヨーキーのツヤツヤ長毛や、
子犬の時のクリクリ毛は、羊毛フェルトでは表現できないと思っていましたが、
そういう用途向きの材料もあり、うれしくなってあれこれ買い込んできました。


というわけで、さっそく、チビはなから作り出しています。

写真と見比べながら、コツコツチクチクやっていると、気持ちが落ち着きます。
仏像を彫っている、そんな心持ちに通じるものがあるような。
ペットロスを癒やすには、新しい子を迎えるのが一番と言う人もいるけれど、
この作業もなかなか効果がありそうです。

さて、どんな子ができるかな。
出来上がったら、載せてみますね。

3/11-チョコパイとごはんせんべい

3/11(日) 晴れ/曇り -3.9→+3.5
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元気が出ない時はおやつ作り。甘いもの食べると、みんな元気になるからね。
製菓用のチョコレートが冷凍庫にあったなぁ、あれを使っちゃおう。
と、ん十年ぶりにチョコレートパイを作りました。
レシピの元は、昔々の千趣会のカードレシピ。
それに若干アレンジを加えてうちのレシピになってます。

<材料>直径24センチのパイ皿用
・製菓用チョコレート200g・砂糖60g・生クリーム100cc・ゼラチン大さじ1、5+水大さじ3
・牛乳300cc・卵(Mサイズ)4コ・ラム酒大さじ3
パイクラストは、今回は冷凍のパイシートを使いました。
クラストも手作りしたい場合は、→こちら(練り込み式のレシピ@HAMIX JOURNAL)

<作り方>
1)お水大さじ3を小さな容器に入れて、大さじ1,5のゼラチンを振り入れてしとらせておく

2)オーブンを210℃に予熱しておく。


3)クラストの底部分にフォークで穴を開け、クッキングシートを敷いて重石を敷く

4)予熱したオーブンに、(3)を入れて12分焼いて、一旦取り出し、
クッキングシートごと重石を外して、オーブンを190℃に落とし、更に10分焼く

5)チョコレートを適当に砕いて、牛乳100cc、生クリーム100ccと一緒に小鍋に入れて、
ごく弱火で時々混ぜながら溶かしておく

6)卵を黄身と白身にわけて、黄身を小鍋に取り、2/3量の砂糖を加えて、混ぜ合わせ
残りの牛乳200ccを加えながら、ダマができないように混ぜ合わせて、中火にかける

7)フツフツしてきたら、火を止めて、しとらせておいたゼラチンを加えよく混ぜる

8)7の卵液に5で溶かしたチョコレートを、3回くらいに分けて加え、
ラム酒を大さじ3加えてよく混ぜておく

9)残しておいた卵白4個分に残りのお砂糖1/3量を加えて硬いメレンゲを作る

10)8のチョコレート+カスタード液に、メレンゲを加えてよく混ぜ合わせる
メレンゲの泡がつぶれるのはあまり気にしなくて良い。

11)焼き上がったクラストの熱が取れたら、チョコレート液を流して、
室温に冷めたら、冷蔵庫で冷やし固める


そのままでも、充分おいしいですが、お好みでホイップクリームを絞ってどうぞ
余ったフイリングは、器に入れて「チョコレートムース」として召し上がれ
(クラストがない分、セーブカロリーになります)

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さて、甘いもののあとには、塩気のおやつを
ビタントニオのピッツェルプレートでご飯せんべいを作りました。
(↑リンクは、2010年HAMIX日記のピッツェル作りの所に飛びます。)

<材料>
ご飯に合わせるものは、ごま、カツブシ、のりなど何でも良いのですが、今日の配合は
・冷ご飯(お茶碗1杯くらい)・ちりめん山椒(大さじ1)・黒ごま(大さじ1)
・青のり(大さじ1)・ダイスカットのプロセスチーズ(ご飯と同じくらいの量)
材料に味がついているので、味付けはなしです。


ピッツェルプレートに、スプレイのオリーブオイルをシュッとしてから、
このくらいの量の種を落として、プレスして3分くらいでできがり。


上記の分量で、こんなのが5枚できました。
お煎餅よりは柔らかく、焼きおにぎりよりは歯ごたえあって、
2枚も食べれば小腹塞ぎにちょうどよく。

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はなが、空に帰って10日あまり。
昨日、写真を見ていたら、突然、身を捩りたくなるほどの喪失感にかられ、大泣きしました。
今まで、ふと涙がこぼれるくらいで、恐れていたほどの空虚感はないと思っていたけど、
それは、こうなることが怖くて心に蓋をしていたからと思われ。

仕方ない仕方ない、しばらくさびしいのは仕方ない。
お互いに今度生まれ変わって来る時は、同じものを食べられる同じ種で生まれてこようね。
できれば、人間の親子がいいな。いろんなおやつ作ってあげられるから。
作りながら、そんな事考えてました。

2/19-人生フルーツ

2018/02/19(火) 曇り→晴れ -10.1→-2.3
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昨日、「人生フルーツ」という映画を観てきました。
愛知県に住む、87歳と90歳の老夫婦の生活を綴ったもので、
おとさんが買ってきた「ひでこさんのたからもの」という本で、
生活ぶりは、なんとなくイメージしていましたが、映像で見ると想像以上。

とにかく元気です。とてもその年令とは思えない足腰と活動量に驚きました。

源は、畑仕事と食生活だね。というのが、我らの感想。
考えてみたら、私にも料理の腕があるんだ。
私達も、あのご夫婦に近い生活をやってきたし、ああいう価値観好きだし。
病気してから、すっかり自分を甘やかして後退していたけど、
今からでも遅くない。又取り戻そう。体力気力を。
単純な私、すっかり影響受けました。

というわけで、今日は朝から、ぼちぼち色々作りました。

近所にちょっと挨拶用のシーフォンケーキを焼いて

ひたし豆にしようと、青大豆を戻して

明日の晩ご飯用に、お肉を解凍して下茹で。
ひでこさんのビーフシチュウを見て食べたくなった(単純)

*彼らは食生活も若いのですよ。品数も多いし、揚げ物もしょっちゅう作られるよう。
ご主人が、魚よりお肉で、洋風のお料理がお好みなんですね。
そういえば、ホルトハウス房子さんご夫婦も、辰巳芳子さんも
どちらかと言うと、肉系洋風ですもんね。で、みなさん元気でボケてない
卑近な例で恐縮ですが、夫の母もその口。
年とったら、和風で低脂肪、野菜と魚中心にと思いがちですけど
低塩分で高タンパクをと考えると、洋風のほうがクリアしやすいかも。

おとさん用のお昼もちゃんと作りました。三色丼と野菜たくさん味噌汁

そうだわ、りんごがあったわ。ボケないうちに使わなきゃと

タルトタタンも焼きました。
このあと、晩ご飯でちり鍋作り。
と、今日は、シーフォンケーキ届けて、スーパーで買い物したほかは、
1日台所詰め。いやー、こんな生活、毎日はムリだなぁ。

こんなようなことを毎日なさっているんですよ。人生フルーツのひでこさん
ちゃんと朝昼晩作って食べて、10時と3時のおやつも欠かさず。
日々口にするものは、すべて手作り。野菜は全部庭からのもの。
果樹もたくさん植えているので、保存食も作り。

畑仕事も日に1時間。お昼を食べたら昼寝して、空いた時間は、刺繍や機織り。
ご主人も1日中、畑仕事したり、何か工作したり。
2人共、足腰は、50代の動き。
いや、50代だって、ぐーたらしてると、あんなに動けないかも。

映画は2年に渡るご夫婦の生活を記録したものでしたが、
途中で、ご主人が亡くなりました。
草むしりをしたあと、お昼を食べて、昼寝、
そのまま起きてこなかったそうです。
唐突にそのシーンが入ってきたので、ああ、と息を飲みましたが、
考えてみたら、なんと幸せな亡くなり方でしょう。
あんな風に生きて死ねるのは、全人類のうち何%いるかな。

ちょっとでも近づくために、残りの人生、
食べるものに気をつけて、適度な家事労働も欠かさずに、
口数少なく、生きていこう。
1日坊主にならないように。

1/25-着物1回目

1/25(金) 雪→曇り -6.8→-1.8
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さっぽろ東急百貨店の直営呉服売り場が、2月いっぱいでなくなるいうことになり、
今日は、最後の着物パーティでした。
お祝い事ではないけれど、最後なので、ちょっと晴れやかに。
おめでたい模様の色無地に、紹巴(しょうは)の袋帯にしました。

ちょっとアップ

うっすら緑がかった白の冠の帯締めと、緑色の絞りが入った白の帯揚げで

着物の地模様の「宝尽くし」は織りでこんな風です。ものの本で調べると、
この宝物は、「打ち出の小槌」、「分銅(金を量るときのおもり)」、
「宝巻(巻物)」、「丁子(香料のクローブ)」
「花輪違い(七宝文様「円」を重ねた図案から円満を繋げる)」
「隠れ箕」「隠れ傘」(「姿を隠す道具」→「危険から身を守る大切なモノ)とか。
この着物では、9つあるように見えますが、7つまでしかわからず

初代は、染の一つ紋付きでしたが、染直した時に
刺繍で、鼓の洒落紋をつけてもらいました。

半襟は絞りの帯揚げから作ったものです。

サイト内検索をしてみたら、この着物と帯を前回着たのは、
5年前の1月だったようです。→2013年1月10日の日記

着物は長く着られるとは言っても、生涯に何度着るかと考えると
1回のお召料は、けっこうなもんですよね。
私の残りの時間で、今持っているもの、たいした数ではないけれど、
それでもそれら全部に袖を通せるかどうか。。うーんもう買わない!
・・・と、こんなことだから、呉服屋さんが廃れちゃうんですよね。

1/18-はな日記再開

1/18(木) 曇り -2.9→+3.4
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2016年から、この日記のページで、続けていた「はな日記」ですが、
2018年から、以前のところで、単独の日記として続けることにしました。

はな日記2018年(更新の都度、TOPページと上メニューでお知らせします)

もともとカメラが苦手なはな、飼い主が敏捷じゃないのも相まって、
ますます、幻の珍獣化が進んでいますので、そう頻繁には更新できないと思いますが、
気長にお付き合いいただけたらと思います。

尚、ここに集録している、2016年~2017年までのはな日記は、
年ごとに、はな日記のフォームでバックアップ製作中です。
頂いたコメントも一緒にコピーして移していますのでご了承ください。