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- Joyful Note -
- JOYFULYY v2.50y24m72 :Edit by Yamamoto -
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- Tomo_20081128-tomo : Edit by tomokun - - 携帯対応 -
東京へ行って、20代の頃全道いっしょに出張した友人と会い、
そのうえここ20年行方不明だった当時の上司ともなつかしいカラオケで
盛り上がり、根っこから元気になった気がします。
元上司「結婚しても離婚されてると予想していた。いやあ、君のその性格のまま
離婚せずに居てくれる男性とめぐり会えたなんて、よかったなあーー」
私「でも私この年になって鬱になるほど辛いんです。どうしたら良いでしょう」
元上司「その性格なら今までかなり人生辛かったはず。それなのに同じ性格のまま
なんだから、これから先は自信もってそのままでイロ」
私「でも今まで辛くなくて、今辛いんですけど」
元上司「それは周りが変わりに辛い思いしていたのだろう。人間成長は18歳
までだから、いまから成長するのは無理。大丈夫。その年でその性格は希少価値だ」
私「若い時になぜアドバイスしてくれなかったんですか?」
元上司「毎日のように色々アドバイスしていたんだよ。そのたびに目をキラキラ
させて人の話は聞くんだけど、ジャージャー音をたてて聞いてるそばから大切な
内容が出ていっているタイプだった。ただひたすら、話す俺のエネルギーだけを
すごい勢いで吸い取るんだ。話の内容ではなく、相手からエネルギーだけたっぷ
り吸いつくす、そういう子だったんだよ」
ほう。なるほど。良くわからないが。でも褒められたような癒されたような。
問題は解決されてないんだけど。「そのままでいいんだよ」というメッセージ
が残って。考えてみると、私は常に自分に対して「そのままではだめ」と
言い続けていたような気がします。目標も問題点も見つけないまま、とにかく
「私のままでいないように」だけしていた。東京で自分を見つけてきた気がします。
友人は「歩く歩道でただ立ってる人ってハラたたない?歩く為の歩道なんだから
ちゃんと歩けよ!だよね」
私「あのね、歩く歩道でなくて、動く歩道。動かずただ立っていてもいいように
歩道の方が動くんだから」と突っ込ませてくれるボケぶり。
ミーハーなので、TVの情報番組でチェックして、芸能人の妻がやってる居酒屋や、
宇崎竜童経営のちっちゃいライブハウスにフラメンコ見に連れて行ってくれました。
彼女のやること言う事、すべて私にとっては突っ込みたくなる笑えるツボ満載で、
彼女との濃い3日半が転地療養だった気がします。
そんな彼女は私と同じ年。ご主人が経営に失敗して借金が残り離婚。当時息子3人
小学生でアルバイト3つ掛け持ちで、借金も返し、今は割りのいいアルバイト1本。
私の為に有給3日とって昼間は私の仕事の手伝して、夜はダブルのビジネスホテルで
彼女がはまっている整体を伝授してくれて、おかげで足が毎朝生え変わったように元気に。
現在末っ子が18歳で できちゃった婚で8月におばあちゃんになります。
息子3人に「昭和の服着てる」と言われるから、と今流行の服を上手に着こなして、
もちろんリサイクルショップで買うのがほとんど。
ことわざ慣用句はもれなく言い間違いで出てくるし、
私以上に道を教えるの下手。本題に入る前の伏線の話が長すぎだし。
この前初めて息子達から、「小学校の時、教室で名前呼ばれて給食費返されるのが
一番辛かった」と聞かされたと彼女。「私はソレを聞いて、その辛かった事を
私に少しも悟らせずにいた息子。そういう男に育てた私ってなんて偉いんでしょう、
と思ったわけよ」
こういう彼女といて、心癒されて帰ってきました。
はるみさん、みなさまの励まし、うれしかったです。
ありがとうございました。