再開スタートの10月に続き2回目の着物集まりでした。
場所は、紅葉真っ盛りの中島公園に面したホテルの24階の八窓庵
市内にこんな紅葉の名所があったとは、灯台元暗し。
今回の組み合わせはこれ
着物は、越後おぐに「くるまや工房」の柿渋染の紬
帯は、ちりめんに染の九寸名古屋
帯は茶のちりめん。帯締めは飾り玉付きのもの
襦袢は八掛けの色に合わせて黄色系。
紅茶染めしたちりめんの半衿付けました
扇子はこれ。クレマチス?リンドウ?
いずれにしても季節外れですが色合いで
着物には、背守り代わりのピンブローチつけました。
コートは会津若松の凛さんのタッサーシルクの「トンビ」
これには、大昔、アリゾナの叔母からもらった熊の足形ブローチつけました。
インドとネィティブアメリカンと日本の手仕事の融合(^o^)
コートは着たらこんな感じ。この袖の形状が「トンビ」の由来
羽織紐付けてます。これも凛さんから。インドのビーズかな?
バッグは、アフリカのなんとかいう部族の草絨毯で作られています。
持ち手は、山ぶどうのつるを編んだもの。これも会津若松の「凛」さん作。
草履は、カラスのざき(茶色の畳表)
今はこういうものもお手頃でなくなったのか、
お手頃な所には出回らなくなくなりました。
何度か書いていますが、着物と帯は10年ほど前に、
中古着物の「ながもち屋」さんでゲットしたもの。
着物はほとんど未使用で私にピッタリサイズの仕立て上がりのものが
反物の10分の1以下、帯はなんと5千円
・・・と制作者の手間を考えると申し訳ないほどの価格
どうしてこんな良い物を手放すのかなぁと思いますけど、
そのおかげで、こうして分不相応に楽しめるわけで。リサイクル\(^o^)/です。
余談
「名古屋帯」は、一重太鼓の長さの帯のことで(二重太鼓にできる長さのは袋帯)
元の帯巾をそのまま種類分けに使っていて、八寸と九寸とがありますが、
八寸は、織物で端は織ったまま。裏芯はつきません。
九寸は、裏に帯芯を貼るので、縫い代込みのサイズ。
出来上がると八寸幅(約30.4センチ)になりますが、呼び名は元のままの九寸です。
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会食は眼下の紅葉見ながら松花堂弁当
デザートに梨のシャーベットと紅茶付き
■2024/11/06(水)曇/雨+2.0→+8.9