着物も帯も「ながもち屋」さんでゲットしたもの。
着物は、3年ほど前の出会い。「越後おぐに・くるまや工房」の柿泥染めの紬。
製作者の手間を考えたら申しわけない、反物の10分の1以下の値段でした。
帯は、ちりめんに染の九寸名古屋。なんと5千円でした。
どうしてこんな良い物を手放すのかなぁと思いますけど、そのおかげで、こうして
分不相応に楽しめるわけで。リサイクル\(^o^)/です。
背中の紋の位置に、得意のピンブローチを付けました。(^ν^)
細かい縦横格子は、染のように見えますが、織り出しています。
この帯は、今日の集まりの最年長の方が勧めてくれて一昨年の秋ごろ購入したものですが、
以来しめる機会がなかったので、今日はぜひともと思っていました。
帯締めと帯揚げは、ずい分前に買ったのですが、これまで出番なくてしまいこんでいたもの。
それが、天の啓示のように、そうだあれとあれが合いそうと思い出し、乗せてみると、
全部一緒に買ったようにぴったりな組み合わせになって、うれしい限り。(^ν^)
■「名古屋帯」は、一重太鼓の長さの帯のことで(二重太鼓にできる長さのは袋帯)
元の帯巾をそのまま種類分けに使っていて、八寸と九寸とがありますが、
八寸は、織物で端は織ったまま。裏芯はつきません。
九寸は、裏に帯芯を貼るので、縫い代込みのサイズ。
出来上がると八寸幅(約30.4センチ)になりますが、呼び名は元のままの九寸です。