11/4(金) 曇り +1→+4.1
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東急デパート主催の大島紬きものパーティに出かけて来ました。
催事で大薩摩展をやっているので、それに乗じて毎年この時期に開催されます。
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今回着たのは、ここで書いたことがある、父の着物を仕立て直したもの。
多分、明治時代のもので、祖父が着て、父が着てと、
相当年数が経っているし、何度も水をくぐっているので、
柔らかくなって、大島というより、結城紬のような手触りになっています。
着物が地味なので、明るい色合いの織りの八寸をあわせました。
帯締めは飾り玉付き。帯揚げは、緑が入った青っぽいもの。
背守り代わりにピンブローチをつけました。
シニヨンは、つけ毛です。(^^ゞ
まだ、中途半端な長さのままなので、縛るしかなく。
縛った髪が5センチ位しかないので、この手を使いました。
せっかく、トップウィッグを買ったので、襟にかからない程度にカットして、
ウィッグも合わせてカットしてもらいに行かなくちゃ、と思いつつ、
まとめ髪にも未練があって、中途半端な長さのまま、グズグズしてます。
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会場はJRホテルの36階。集まったのは50人ほど
奄美大島の観光協会や、ミス奄美、ミス大島、島唄の人たちも勢揃いで、
余興は島唄、ミスたちによる島の特産品紹介や観光案内など続き、
お楽しみのもれなく当たるBINGOの商品も全部奄美の品。
で、なんと1着になって、大島紬の反物を頂いてしまいました。
日本の絹で、泥染めの手織り。
「龍郷」という地域の織り方とか。細かい模様を、全部手織りで出しています。
今は、織り手がほとんどいなくなってしまって、とても貴重らしいのです。
ろくな買い物をしていないのに、こんな高価なものをもらっちゃって申し訳なく。
いやー3位くらいで、手を挙げときゃよかったと思ったけど後の祭り。
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それにね、大きな声じゃ言えないですが、
こういう民芸調の柄は、好みではないのですよ~^^;
似合いそうもないし。
いただいたので、交換はできないしね。
八掛、胴裏、仕立ては東急に頼まないわけに行かないでしょう。
好みじゃないものにお金をかけるのも馬鹿馬鹿しいし。
で、うちに帰ってから、担当さんに電話して、2位の人に差し上げてって
言いましたが、そうもできないようで。
洋装のコートにでもしたら?と言ってくれましたが、
着物になる前の反物を洋服にするのは、作ってくれた人に申し訳ないようだし、
何より好みじゃない柄を洋服にしてもね~
そのうち、目が変わるかもしれないし、しばらく保存しておくことにします。
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カメラを持っていったのに、いざお料理を撮ろうと思ったら、
SDカードが入っていなくて、ガックリ。
なので、携帯で撮ったものですが一部だけ。
前菜の「鮭とアスパラのタルタル仕立て」
これは「鶏飯」